- 建築士講座をどの予備校で受講すればいいかお悩みの方のために、最適な選択をしていただくために当記事は作成されています。
- 建築士講座の料金相場は
1級:9万円~160万円と幅広く
2級:8万円~87万円ほどです。
- 実績と評判の高さでは「TAC」。大手予備校の安定感。通学も可能。約40万円ほど。
- WEB講義・WEBテキスト完結の「スタディング」はリーズナブル、格安の9万円台(再受講割引なら2万円~)で建築士1級講座を受講可能。
建築士になりたいけど、自力じゃ建築士試験を突破できない。
そうお悩みの方は、資格スクール・予備校を活用して勉強してみてはいかがでしょうか。
建築士試験は1級、2級があり、1級は難易度が高く、独学で合格するのは至難の業です。
そこで、今回の記事では、建築士講座・予備校をどれにすればいいかお悩みの方のために、建築士試験講座の料金相場はいくらなのか、選び方や安くする方法をご紹介していきます。
当記事監修、現役建築士の神村さゆり様のアドバイスも掲載しておりますので、お役立てください。
(2024年2月更新)
- 建築士講座の料金はいくらくらいなのか
- 建築士講座の予備校でおすすめはどこなのか
- 建築士講座で最も安い予備校はどこなのか
- 建築士講座で実績の高い予備校はどれなのか
- 当記事は料金相場.jpが独自に制作しています。広告出稿や商品提供等を受けることもありますが、コンテンツの内容やランキングの順位決定等には関与しておりません、中立の立場でユーザーファーストを目指しコンテンツを作成しております。
- 当記事は料金相場.jp(運営:株式会社ContextJapan)と提携する会社のPR情報が含まれています。
-
詳細は料金相場.jpのコンテンツ制作・運営ポリシーをご覧ください。
一級建築士・暮らしLabo代表 神村さゆり
資格:一級建築士、一級建築施工管理技士、インテリアコーディネーター、キッチンスペシャリスト、整理収納アドバイザー認定講師、ルームスタイリストプロ、ファイリングデザイナー1級
住宅メーカー、ゼネコン設計部、設計事務所で約300棟の新築設計実績。女性としては希少な現場監督経験を生かしリフォーム物件も約70棟手がける。セミナー講演受講者延べ5000人以上。各種資格取得者1000人以上。メディア掲載多数。
◆公式サイト:https://yu3.jp/
◆監修著書:子どもが多いお家でもできるスッキリ! 整理術
- 「建築士」の予備校講座の料金相場、各校の特徴、おすすめをご紹介しています。
- 建築士講座は大手予備校ではTAC、日建学院、総合資格学院。中小予備校はスタディング、全日本建築士会、ハウジングインテリアカレッジ(2級のみ)等があります。
- 建築士講座の料金相場(1級、2級)は8万円~160万円ほどです。
価格の幅がかなりあります。校舎のある大手予備校はどうしても価格が高くなりますが、通信のみの中小予備校ですと10万円を切る場合もあります。 - TAC:大手予備校の安定化感。通学も可能です。価格は2級20万円~、1級40万円~。
- 安さ・コスパで選ぶならスタディングが破格の9万円から受講可能です。WEBテキスト、WEB講義完結です。
- 当記事監修、一級建築士の神村さゆり様による合格のためのアドバイス、おすすめの予備校をご紹介。
(⇒一級建築士の神村さゆり様によるアドバイスを見る。)
建築士とは
建築士とは、建築士法において
”建築物に関し、設計、工事監理その他の業務を行う者をいう”
と定められています。
つまり、建築物の設計や工事管理を行うには、建築士であることが条件となります。
※建築士の仕事をより詳しく知りたい方は東京都建築士事務所協会を参照のこと。
建築士には、1級建築士・2級建築士・木造建築士があり、構造、規模、用途に応じて扱える建物が変わります。また、受験資格もあるので、受験するにあたっては資格条件が満たされているかを確認する必要があります。
すべての建築物の設計ができる1級建築士になると、建築系の会社などから引く手あまたとなり、求人に困ることはないでしょう。また、独立して建築事務所を構えることもできます。
1級建築士の平均年収は650万円程度とされています。普通のサラリーマンよりも稼げる金額ですね。
1級建築士試験の難易度
1級建築士の特徴は「設計する建物に制限がない」ことです。
競技場や高層ビル、商業施設などの大規模な建物の設計や国家規模のプロジェクトに携わることもです。
年度 | 学科試験 | 製図試験 | 総合 |
令和5年 | 16.2% | 33.2% | 9.9% |
令和4年 | 21.0% | 33.0% | 9.9% |
令和3年 | 15.2% | 35.9% | 9.9% |
令和2年 | 20.7% | 34.4% | 10.6% |
令和元年 | 22.8% | 35.2% | 12.0% |
平成30年 | 18.3% | 41.4% | 12.5% |
(※建築技術教育普及センターより引用)
そんな1級建築士試験の合格率は学科試験で20%以下、製図試験で約40%、総合で10%前後です。
大規模な建設に関わる資格なため、試験範囲も広く、難易度が非常に高いということがうかがえます。
参考:建築士とは?|TAC
1級建築士は独学で取得可能か?
1級建築士の資格は独学で取得できるのでしょうか。1級建築士試験の難易度と、必要となる学習時間をまとめました。
試験の難易度 | 9~12% |
学習時間 | 1,000~1,500時間 |
必要となる学習時間は初学者の場合1,000~1,500時間、これは1日3時間学習しても1年近くかかる計算です。実務経験者でも700~1,000時間の学習が必要で、1日3時間学習しても8~10ヶ月かかります。
自身の合格率を上げる、効率的な学習を行うためには、予備校や講座を利用することが推奨されます。
参考:スタディング
2級建築士試験の難易度
2級建築士は1級建築士と比べて設計できる建物に制限があり、戸建住宅など比較的小規模な建物の設計が主になります。
年度 | 学科試験 | 製図試験 | 総合 |
令和5年 | 35.0% | 49.9% | 22.3% |
令和4年 | 42.8% | 52.5% | 25.0% |
令和3年 | 41.9% | 48.6% | 23.6% |
令和2年 | 41.4% | 53.1% | 26.4% |
令和元年 | 42.0% | 46.3% | 22.2% |
平成30年 | 37.7% | 54.9% | 25.5% |
(※建築技術教育普及センターより引用)
そんな2級建築士試験の合格率は学科試験で40%前後、製図試験で約50%、総合で25%前後です。
1級の難易度と比べると低いですがそれでも総合で25%前後ということは難易度が高めということに変わりはありません。
1級も2級も製図試験の合格率が高いので学科試験の正解率が試験を合格するカギとなります。
2級建築士は独学で取得可能か?
2級建築士の資格は独学で取得できるのでしょうか。こちらも2級建築士試験の難易度と、必要となる学習時間をまとめました。
試験の難易度 | 22~26% |
学習時間 | 700時間程度 |
必要となる学習時間700時間程度。これは1日3時間学習すれば約8ヶ月で達成できる計算です。
合格率も22~26%程度で1級建築士の9~12%に比べると、高い合格率です。
自分にあった教材を選び、きちんと学習計画を立て、効率的に学習を進めることで独学でも2級建築士試験に合格する可能性は十分にあります。
参考:スタディング
建築士になるまでの流れ
建築士になるにはまず建築士試験の受験資格を得て、試験に合格し、実務経験を積む必要があります。流れは以下の通りです。
-
STEP1受験資格を得る方法1:指定科目を修了する大学や高等専門学校、専修学校などで指定科目を修了すれば最短2年で受験資格を得る事ができます。その他の受検資格は建築士試験の受験費用・概要をご覧ください。
-
STEP2受験資格を得る方法1:実務経験を積む建設業界で7年間の実務経験(建築物の設計に関する実務、建築物の工事監理に関する実務など)を積むことで、二級建築士の受験資格を取得することができます。
-
STEP3建築士試験講座を受講する建築士試験へ向けて受験しましょう。勉強に必要な時間は1級で700〜1,500時間、2級で500〜1,000時間程度です。本記事でオススメの建築士試験講座を紹介していますのでぜひ参考にしてください。
-
STEP4建築士試験に合格する試験は毎年1回、学科試験(7月ごろ)に合格すれば設計製図試験(11月ごろ)へ進む事ができます。二級建築士となるにはこの2つの試験に合格する必要があります。
-
STEP5登録申請試験に合格した後は、各都道府県の建築士会で登録手続きを行えば、建築士免許を取得する事ができます。
-
STEP5一級建築士になるには「二級建築士として4年の実務経験」を積めば一級建築士試験の受験が可能となります。試験に合格すれば一級建築士免許を取得する事ができます。
(日建学院公式サイトより参考事例)
建築士試験講座の料金相場:99,000円~1,595,000円【各おすすめ予備校比較】
以下では、具体的な資格予備校・スクールを紹介しながら、建築士試験対策講座の料金相場を紹介していきます。
一番安いスクール(スタディング)で99,000円、1番高い予備校では1,595,000円と料金設定の幅が非常に大きいのが特徴です。
- 講座料金
- 早期申込割引・返金保証等のキャンペーン
- 合格実績
- 講義・テキストの質
- 受講生の口コミ・評判
- オンラインor通学できるのか?
TAC:198,000円~462,000円
TACの建築士試験講座の料金は、1級建築士の本科生コースなら429,000円~462,000円、二級建築士の本科生コースですと198,000円~264,000円となります。
早期申込割引等のキャンペーンも定期的に実施されています。
TACは全国各地に教室を構えている大手資格予備校です。教室があるので、教室で直接指導を受けることができます。
(※TAC公式サイトより料金抜粋)
1級 総合学科本科 | 通常価格(税込) | 割引価格(税込) |
Web通信講座 | 462,000円 | 385,000円 |
ビデオブース講座 | 462,000円 | 385,000円 |
教室講座 | 462,000円 | 385,000円 |
1級 学科本科生 | 通常価格(税込) | 割引価格(税込) |
Web通信講座 | 429,000円 | 352,000円 |
ビデオブース講座 | 429,000円 | 352,000円 |
教室講座 | 429,000円 | 352,000円 |
2級 総合学科本科 | 通常価格(税込) | 割引価格(税込) |
Web通信講座 | 264,000円 | 187,000円 |
オンラインライブ通信講座 | 264,000円 | 187,000円 |
ビデオブース講座 | 264,000円 | 187,000円 |
教室講座 | 264,000円 | 187,000円 |
2級 学科本科生 | 通常価格(税込) | 割引価格(税込) |
Web通信講座 | 198,000円 | 121,000円 |
オンラインライブ通信講座 | 198,000円 | 121,000円 |
ビデオブース講座 | 198,000円 | 121,000円 |
教室講座 | 198,000円 | 121,000円 |
(※TAC建築士試験講座料金一覧:2024年7月21日時点)
1級建築士試験だけでなく2級建築士試験の指導もしているのが特徴です。
学習のレベルに応じたコースを選ぶことができるので、自身の能力に合わせて学んでいくことができます。
講義に合わせて中間テストや模擬試験を受けることができ、インプットとアウトプットをバランスよく混ぜて学習することができます。
※TAC建築士講座チャンネルではサンプル講義動画を配信していますので、こちらも参考に♪
- 大手予備校で実績もトップクラス
- ポイントを絞った講義が受講生に好評
- 講師を最後まで信じて合格できたという口コミ多数
TAC建築士講座の合格実績について
TAC公式サイト「合格者の声」では多数の合格者の口コミ、インタビュー動画が公開されています。
具体的な合格者数は出ていませんが、多数口コミが掲載されており、実績はトップクラスと言えるでしょう。
TAC概要・運営会社情報
運営会社名 | 株式会社 TAC |
会社住所 | 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町 3-2-18 TAC本社ビル |
電話番号 | 0120-509-117 |
料金(税込) | 198,000円~462,000円 |
主な予備校 | 全国各地に展開 (※詳しくはこちら) |
お問い合わせ | https://www.tac-school.co.jp/toiawase.html |
特徴 | 全国各地に教室を構えている大手資格予備校。1級建築士試験だけでなく2級建築士試験の指導もしているのが特徴です。 |
公式HP | https://www.tac-school.co.jp/index.html |
スタディング:88,000円〜99,000円
- スタディング建築士講座の料金は2級講座88,000円、1級講座は99,000円です。(再受講なら4万円~)
- WEB講義、WEBテキストによる徹底したコストカットで格安で1級・2級建築士講座を受けることができます。
- スマホ・タブレットの学習がしやすく、通勤時間等の隙間学習に最適。働きながら資格取得を目指される方に選ばれています。
- 動画学習で忙しい時期でも隙間時間で勉強ができ、モチベーションを維持できた、合格につながったと評判です。
- 無料体験受講もできるので授業の質もチェックでき安心
スタディングの建築士試験講座の料金は、2級が88,000円、1級が99,000円と非常にリーズナブルな価格となっています。
スタディングは、各種資格試験の講座を通信学習で提供している資格スクールです。徹底したコストカットにより安く受講できるのが魅力です。
(※スタディング公式サイトより料金抜粋)
コース名 | 通常価格(税込) | 割引価格(税込) |
1級建築士学科・製図総合コース | 99,000円 | 88,000円 |
2級建築士学科・製図総合コース | 88,000円 | 77,000円 |
(※スタディング建築士試験講座料金一覧:2024年7月21日時点)
スタディングの建築士対策講座は、建築士試験対策に特化した1級と2級を取り扱っています。
動画講義がついてくるので、難しい部分でも分かりやすく理解することができます。また、Webテキスト・問題集など、IT化が徹底されているので、スマホやタブレットを使ってどこでもいつでも学習することができます。
また、全講座無料体験も受講できますので、まずは無料で試してみるのがおすすめです。
- スマホ・タブレット学習に最適
- 88,000円~、講座料金の安さに強み
- 安くても合格者多数輩出
スタディング建築士講座の合格実績・口コミ
スタディング公式サイトでは令和3年度の合格者インタビュー動画、令和4年度合格者の口コミを多数公開しています。
安くても合格者を多数輩出。人気・評判も高まっている予備校です。
- スマホ一つで場所、時間を選ばずに学習できる
- 子育てしながら合格できた
- 価格面がとてもリーズナブル
- 通勤時間を使って効率的に学習できた
スタディング運営会社情報
運営会社名 | 株式会社 KIYOラーニング |
会社住所 | 〒102-0094 東京都千代田区永田町2丁目10番1号 永田町山王森ビル4階 |
電話番号 | 03-6434-5886 |
料金(税込) | 88,000円〜99,000円 |
主な予備校 | ・通信講座のみ |
お問い合わせ | https://member.studying.jp/contact/ |
特徴 | 各種資格試験の講座を通信学習で提供している資格スクール。リーズナブルな価格で建築士試験に特化したコースを受講できます。 |
公式HP | https://studying.jp/ |
日建学院:473,000円~869,000円
日建学院の建築士試験講座の料金は、1級建築士の本科コースで770,000円~869,000円、2級建築士の本科コースで473,000円~682,000円となっています。
日建学院は、全国に教室を構えている大手の資格予備校・スクールです。通信講義だけでなく通学しての教室講義も受けることができるのが魅力です。
(※日建学院公式サイトより料金抜粋)
1級 | |
コース名 | 料金(税込) |
学科スーパー本科コース | 869,000円 |
学科本科コース | 770,000円 |
学科本科Webコース | 770,000円 |
2級 | |
コース名 | 料金(税込) |
学科スーパー本科コース | 682,000円 |
学科本科コース | 473,000円 |
学科本科Webコース | 473,000円 |
(※日建学院建築士試験講座料金一覧:2024年7月21日時点)
また、1級建築士・2級建築士のどちらの学習も受けることができます。
本科コースの料金は高めになっていますが、300,000円の「学科理論Webコース」なども準備されており、自身の好みに合わせてコース選びをすることができます。
繰り返し学ぶことで記憶を定着させる日建学院式の学習サイクルなど、科学的考えに基づいた学習が特徴です。
- 50年老舗の予備校。合格実績に強み。
- 2級合格者4年連続2000名超、1級合格者3年連続1000名超
- 質の高い映像講義とわかりやすいテキストが評判
運営会社名 | 株式会社建築資料研究社 |
会社住所 | 〒 171-0014 東京都 豊島区 池袋2-38-1 日建学院ビル2F |
電話番号 | 0120-243-229 |
料金(税込) | 473,000円~869,000円 |
主な予備校 | 全国各地に展開 (※詳しくはこちら) |
お問い合わせ | https://www.ksknet.co.jp/nikken/… |
特徴 | 全国に教室を構えている大手の資格予備校。通信講義だけでなく通学しての教室講義も受けることができます。1級建築士・2級建築士のどちらのコースもあります。 |
公式HP | https://www.ksknet.co.jp/nikken/index.aspx |
総合資格学院:660,000円~1,595,000円
総合資格学院の建築士試験講座の料金は、1級建築士の合格必勝コースが891,000円〜1,595,000円、2級建築士の合格必勝コースが660,000円〜869,000円となっています。
資格総合学院は、建築士の他、技士系・建築系の資格を取り扱っている資格スクールです。
(※総合資格学院公式サイトより料金抜粋)
1級 | |
コース名 | 料金(税込) |
1級建築士ストレート合格必勝コース | 1,199,000円 |
1級建築士ビクトリー合格必勝コース | 1,199,000円 |
1級建築士短期合格必勝コース | 891,000円 |
1級建築士合格必勝WEB(+LIVE)コース | 1,078,000円 |
1級建築士パーフェクト合格必勝コース | 1,595,000円 |
2級 | |
コース名 | 料金(税込) |
2級建築士ストレート合格必勝コース | 869,000円 |
2級建築士中期合格必勝コース | 715,000円 |
2級建築士短期合格必勝コース | 660,000円 |
(※総合資格学院建築士試験講座料金一覧:2024年7月21日時点)
1級建築士・2級建築士の双方を取り扱っているのが特徴です。
建築のプロの講師たちによる講義、資格総合学院オリジナルの教材、受講生への手厚いサポートなど、合格させるためのあらゆる要素が揃っています。
令和5年の1級建築士の試験では、ストレート合格した人のうち2人に1人が、51.8%が総合資格学院の受講生です。受講費用は高めではありますが、高い合格率・実績があるのが特徴といえるでしょう。
- 令和5年度1級建築士試験合格者の約51%が総合資格学園を受講
- 効率的かつ、正確に理解できる、質の高い講義が強み。質問もその場で可能。
- 作図途中の手元は講師が教室を巡回。製図指導に強みあり。
運営会社名 | 株式会社 総合資格 |
会社住所 | 〒163-0590 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル22F |
電話番号 | 03-3982-8211 |
料金(税込) | 660,000円~1,595,000円 |
主な予備校 | 全国各地に約100拠点 (※詳しくはこちら) |
お問い合わせ | 問い合わせフォーム |
特徴 | 建築士の他、技士系・建築系の資格を取り扱っている資格スクール。1級建築士・2級建築士の双方を取り扱っており、受講費用は高めですがが、高い合格率・実績があるのが特徴です。 |
公式HP | https://www.shikaku.co.jp/ |
全日本建築士会:159,000円~218,000円
全日本建築士会の建築士試験講座の料金は、1級のセットコースで208,000円~218,000円、2級のセットコースで159,000円~179,000円となっています。
全日本建築士会は、内閣府が認可している一般社団法人で、公益法人です。
(※全日本建築士会公式サイトより料金抜粋)
1級総合コース | 早期優待割引価格 |
通学 | 218,000円 |
Web | 208,000円 |
併用 | 213,000円 |
2級総合コース | 早期優待割引価格 |
通学 | 179,000円 |
Web | 159,000円 |
併用 | 169,000円 |
(※全日本建築士会建築士試験講座料金一覧:2024年7月21日時点)
公益法人が提供している講座なので、民間のスクール・予備校と比べると安い価格で受講することができます。
また、元国交省室長が総合監修しているので、試験傾向に沿った的確な指導を受けられます。
動画による通信講座の他、教室に通う通学講座も受講できます。少人数制のクラスとなっており、質のよい講義を受けられるのが特徴です。
- 2年計画でじっくり確実に合格を目指したい方に最適のカリキュラム
- 通信講義が充実。合格に焦点をしぼった効率的な講義が好評
- 元国土交通省の総合監修によるテキスト。過去問の建物一覧表、サブテキストがとても分かりやすいとの口コミ多数
運営会社名 | 一般社団法人 全日本建築士会 |
会社住所 | 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-23-2 内藤ビル401 |
電話番号 | 03-6627-2151 |
料金(税込) | 159,000円~218,000円 |
主な予備校 | 新宿教室 高田馬場教室 横浜駅前教室など (※詳しくはこちら) |
お問い合わせ | https://ssl.kenchikukouza.org/ss/… |
特徴 | 内閣府が認可している一般社団法人。公益法人が提供している講座なので、民間のスクール・予備校と比べると安い価格です。 |
公式HP | https://ssl.kenchikukouza.org/index.html |
ハウジングインテリアカレッジ:121,000円
ハウジングインテリアカレッジの二級建築士通信講座の料金は、121,000円となっています。
ハウジングインテリアカレッジは、2級建築士とインテリアコーディネーターの2つの資格に特化した通信講座です。
(※ハウジングインテリアカレッジ公式サイトより料金抜粋)
コース名 | 通常料金(税込) | 割引料金(税込) |
二級建築士 設計製図合格通信講座 | 121,000円 | 108,900円 |
(※ハウジングインテリアカレッジ建築士試験講座料金一覧:2024年7月21日時点)
1級建築士試験についての取り扱いはなく、2級建築士のみとなっている点点に注意ください。また、通信講座のみで、教室に通学してのスクーリング授業は受けることができません。
2級建築士試験に特化しているため、講師陣なども試験対策に精通しています。
ハウジングインテリアカレッジのでは、動画解説と添削課題12題で、しっかりと合格力を養っていきます
また徹底したコストカットで安く、二級建築士の設計製図を受講できる点がポイントです。
- 二級建築士講座のみを提供
- リーズナブルな価格帯
- 高い合格率、二級建築士試験に精通した講師陣が強み
運営会社名 | 株式会社住宅デザイン研究所 |
会社住所 | 〒730-0051 広島市中区大手町2丁目5-11 |
電話番号 | 0120-955-395 |
料金(税込) | 121,000円 |
主な予備校 | ・通信講座のみ |
お問い合わせ | info@jdknet.co.jp |
特徴 | 2級建築士とインテリアコーディネーターの2つの資格に特化した通信講座です。徹底したコストカットで安く、二級建築士の設計製図を受講できる点が魅力です。 |
公式HP | https://www.jdknet.co.jp/html/page3.html |
建築士講座料金一覧・予備校比較表 まとめ
建築士試験講座の料金相場と建築士試験講座ごとの特徴を以下の表にまとめました。
公式サイト | 建築士講座1級 料金 |
建築士講座2級 料金 |
割引など | 特徴 | 通学 | 詳細情報 |
---|---|---|---|---|---|---|
TAC | 429,000円~462,000円 | 198,000円~264,000円 | 早期割引 アンダー25 |
・全国各地に教室がある ・学習のレベルに応じたコースを選べる |
○ | 詳細情報 |
スタディング |
99,000円 | 88,000円 | 期間限定割引 再受講割引 15%OFFクーポン配信中 |
・建築士試験対策に特化したコース ・リーズナブルな価格 |
× | 詳細情報 |
日建学院 | 770,000円~869,000円 | 473,000円~682,000円 | 学割 | ・初学者、学習経験者に応じたコースが用意されている |
○ | 詳細情報 |
総合資格学院 | 891,000円〜1,595,000円 | 660,000円〜869,000円 | セット割引 学割 |
・高い合格率・実績がある ・受講生への手厚いサポートがある |
○ | 詳細情報 |
全日本建築士会 | 208,000円~218,000円 | 159,000円~179,000円 | 早期優待割引 | ・内閣府が認可している一般社団法人 ・試験傾向に沿った的確な指導を受けられる |
○ | 詳細情報 |
ハウジングインテリアカレッジ | ー | 121,000円 | 期間限定割引 | ・2級建築士試験に特化している ・メールサポートは24時間対応してる |
× | 詳細情報 |
2級建築士と1級建築士とでは、1級建築士の方が料金が高くなる傾向があります。
まずは1級についてみますと、一番安いのはスタディングで、99,000円です。
また、2級ではスタディングの8万円台がリーズナブルです。
一番高いのは、総合資格学院の1級コースで1,595,000円となっています。校舎があり、通学希望者におすすめです。
平均すると20~50万円程度が建築士試験対策講座の料金といえるでしょう。
地方に住んでいる方やとにかく安く講座を受けたい方であれば、スタンディングやハウジングインテリアカレッジがお勧めです。
お住まいの近くに教室を構えているスクールがある方で通信学習が苦手な方であれば、教室のあるTACや日建学院、全日本建築士会がお勧めです。
どうしても合格したい方や講義の質にこだわる方であれば、受講生の合格率が高い総合資格学院がお勧めです。
- 建築士講座の料金相場は9万円~160万円と幅がある
- 過去の実績では「日建学院」「総合資格学院」が合格者占有率が高い。ただし、料金は比較的高め。
- WEBテキストで問題なければ「スタディング」が1級講座を9万円台で提供
建築士試験講座の選び方
建築士試験講座には様々な種類があります。多くあるスクール・講座の中からどれを選べばいいのか、ポイントを紹介していきます。
オンライン・通信講座の充実で選ぶ
なかなか通学で勉強がしづらいは、通信講座を提供している予備校がおすすめです。
通信講座・オンライン講座は全ての予備校が提供していますが、スタディングはスマホ一つで、いつでもどこでも学習することが可能です。
自分のペースに合わせて学習を進めていけることが強みです。
(※スタディングより引用)
予備校名 | 通信講座の有無 | 概要 |
TAC | ○ | 1級・2級ともWeb通信講座あり |
スタディング | ○ | オンラインで受講するコースのみ |
日建学院 | ○ | Webコースあり |
総合資格学院 | ○ | 「e-講義」で学ぶWEB(+LIVE)コースあり |
全日本建築士会 | ○ | 通信講座あり、通学とも併用できる |
ハウジングインテリアカレッジ | ○ | 通信講座のみ |
セットで受講する
初めて建築士試験の講座を受けるという初学者の場合、コースをバラバラに選ぶ単科受講よりも、セットで受講する本科受講の方がおすすめです。
というのも、単科受講はもうすでに学習をしている人を想定しているからです。初めての方は、総合的な対策を学べるセットコースの方が、スムーズに合格力を養えます。
料金面でもセット受講の方が、単科受講するよりもお得になっています。
(※資格総合学院より画像抜粋)
セット受講を選ぶことで大きく割引となっていることがおわかりになります。
料金よりも指導の中身で選ぶ
受講する予備校を探す場合、料金ばかりが気になってしまいます。しかし、資格予備校選びで重要なのは、その指導の中身です。
どれくらいの指導歴があるのか、実績はどうなのか。通信講座なのか通学講座なのか。テキストなどの教材はどうなっているのか。これらを公式ホームページ等でチェックするようにしましょう。
実績で選ぶ
合格率も講座を選ぶ際の参考になります。
今回紹介した予備校の合格実績をまとめました。
(※総合資格学院より画像抜粋)
予備校 | 合格実績 |
日建学院 | 1級建築士直近30年間で76,529人輩出! |
総合資格学院 | 1級建築士ストレート(学科+設計製図)合格者 占有率No.1 |
全日本建築士会 | 令和5年度 1級学科試験合格率70.2% 令和5年度 2級学科試験合格率79.2% |
ハウジングインテリアカレッジ | 2級建築士試験合格率65.5% |
合格実績を掲載しているのは日建学院、総合資格学院、全日本建築士会、ハウジングインテリアカレッジです。
特に総合資格学院は1級建築士の学科・製図ストレート合格者占有率No.1と、すごい実績を持っています。
総合資格学院は他と比較して講座料金が高めですが、1級建築士試験にストレート合格したいなら総合資格学院で決まりですね。
建築士試験対策を安くする方法
建築士試験対策を安くする方法はあるのでしょうか。以下では、少しでも安く試験対策ができるような方法を紹介していきます。
割引・キャンペーンを利用する
講座料金が通常よりもお得になる割引・キャンペーンが用意されている場合もあります。
例えば、講座料金が高めに設定されている大手予備校などは早期割引や期間限定の割引キャンペーンを実施することもあり、割引が適用されれば10〜20%引きで講座を受講する事ができます。
少しでも費用を節約したいなら、割引の条件やキャンペーンの時期を調べましょう。
予備校名 | 割引・キャンペーンなど |
TAC | 早期割引・アンダー25 |
スタディング | 期間限定割引、再受講割引、15%OFFクーポン配信中 |
日建学院 | 学割 |
総合資格学院 | セット割引、学割 |
全日本建築士会 | 早期優待割引 |
ハウジングインテリアカレッジ | 期間限定割引 |
無料のサービスを活用する
無料のサービスを利用すると、試験対策を安くすることができます。
建築士試験対策で重要なのが、問題を解くアウトプット学習です。そんなアウトプットを無料で受けられるサービスがあります。総合資格学院の学習支援サービスです。
1級・2級の「学科本試験 解答・解説書」や「合格ガイドブック」を期間限定で提供しています。
完全無料ですから利用しない手はありません。
(※総合資格学院より画像抜粋)
通信講座を選ぶ
教室を持っているスクールの場合、通学講座と通信講座とを選ぶことができます。両社の料金設定が同じになっている場合もありますが、大半の予備校では通信講座の方の料金を安く設定しています。
少しでも安くしたい場合、通信講座を選ぶようにしましょう。
(※全日本建築士会より画像抜粋)
通信と通学とで料金が異なることがわかります。
教育訓練給付金を利用する
受講料金のうち20%が戻ってくるというお得な制度が、教育訓練給付金です。雇用保険に1年以上加入していることが条件ですので、ほとんどの社会人の方は使うことができる制度です。
非常にお得な制度ですが、対象講座でなければ利用できませんので、講座選びの際に対象となっているかどうかを確認するようにしましょう。わからない場合、電話などで問い合わせましょう。
(※ハウジングインテリアカレッジより画像抜粋)
教育訓練給付金の対象となっていることがわかります。
当記事監修、一級建築士の神村さゆり様より合格のためのアドバイス
神村さゆり様
受験生の皆様にアドバイスさせていただきます。
受験前の一大決心
私は、一級建築士の受験資格を得てから毎年受験を続け、5年目で合格しました。
それまでも独学で過去問をひたすら解くという勉強を続けていました。仲間内では、一級建築士試験は夏の風物詩と言われるほどで、夏になると職場内もピリピリする有様です。
自己採点ではありましたが、一度は合格スレスレまで得点したこともあります。しかし、やはり合格には届かず、毎年の夏の行事がイヤになってきました。
ちょうど仕事も落ち着いてきた頃でしたので、今合格しないと永久に取れないかもしれない、と変に思い詰めて、ここで本腰を入れて受験予備校に通うことにしたのでした。
何事にも授業が最優先
予備校に通ったその年に合格することができました。
会社には、今年は受験予備校に通いますのでご協力をお願いします、と宣言しました。
同時に隣の課の先輩を誘い、一緒に通学することで、より通学しやすい環境を作り上げました。
カミングアウトすることで、平日三日と日曜日の授業を出席することができました。
同僚には通学を会社に内密にしているものもいました。
そうなると、現場が終わらないから授業に間に合わない、という言い訳があり授業も欠席が続きます。案の定、彼は不合格でした。
建築士は難関資格と言われています。
中途半端な勉強では合格は難しいです。けれど努力は必ず報われます。
この一年だけ何よりも勉強を優先し、一年で結果を出せばいいんです。
中には臨月でも頑張って合格を勝ち取った妊婦さんもいます。本気でチャレンジしてください。
基本中の基本をおろそかにしない
予備校に通って、はじめに勉強したのはなんと「算数」。
建築士の試験は、電卓持ち込み不可にもかかわらず、やたらと計算があります。計算は全て電卓に任せきりだった自分が意外と計算ができないことに愕然としました。ヘタすると九九も怪しげでした。
本格的な試験勉強に入る前に、素通りしてしまいそうな本当に必要な基本的な事をしっかりと身に付けられたことは大変ありがたいことでした。予備校がなければ知らずにいたかもしれません。
おすすめの予備校と選び方について
神村さゆり様
予備校の選び方についてご紹介させていただきます。
私は、日建学院へ通いました。
他の受験予備校も検討してみましたが、選んだ理由は、会社から家までの途中に学校があったことと、最終的には合格率と授業日数で決めました。
安価で週一のところもありましたが、週一だと独学と変わりないかと感じました。
たしかに授業料は高額でしたが、その投資があったからこそ合格したのだと思っています。
学校の選び方のひとつに場所があります。
通学が困難なところは途中挫折する可能性があります。できれば通勤定期で行ける範囲内が理想です。
そして講座内容ですが、受験当初は自分の得手不得手がはっきりとわからないところがあります。一発合格を目指すのなら、できるできないに関わらず、満遍なく網羅していることを勧めます。
出題範囲が広い建築士試験ですから、どんな小さいことも逃さない気概が必要です。そのためにはやはり授業日数も多いに越したことはないです。
神村さゆり様
建築士を目指されている方の参考となれば幸いです。
建築士試験の受験費用・概要
建築士試験の受験概要、受験料、日程、科目等については公益財団法人 建築技術教育普及センターのページに記載されています。
受検資格 | 【一級建築士】 ①大学、短期大学、高等専門学校、専修学校等において、指定科目を修めて卒業した者 ②二級建築士の資格を有する者 ③建築設備士の資格を有する者 ④その他国土交通大臣が特に認める者(外国大学を卒業した者等)【二級建築士】【木造建築士】 ①大学、短期大学、高等専門学校、高等学校、専修学校、職業訓練校等において、指定科目を修めて卒業した者 ②建築設備士の資格を有する者 ③その他都道府県知事が特に認める者で、所定の年数以上の実務経験を有する者(外国大学を卒業した者等) ④建築に関する学歴がなく、建築実務の経験を7年以上有する者 |
申込期限 | 令和6年4月3日(月)~4月17日(月) |
試験級 | 【一級建築士】 【二級建築士】 【木造建築士】 |
出題範囲 | 【一級建築士】 ■学科 ①学科I[計画] ②学科II[環境・設備] ③学科III[法規] ④学科IV[構造] ⑤学科V[施工] ■設計製図 あらかじめ公表された設計課題についての設計製図【二級建築士】【木造建築士】 ■学科 ①学科I[建築計画] ②学科II[建築法規] ③学科III[建築構造] ④学科IV[建築施工] ■設計製図 あらかじめ公表された設計課題についての設計製図 |
試験実地日 | 【一級建築士】【木造建築士】 〔学科〕7月23日(日) 〔設計製図〕 10月8日(日) 【二級建築士】 〔学科〕7月2日(日) 〔設計製図〕9月10日(日) |
試験地 | 受験者の住所地の都道府県ごとに指定された都市 |
受験料 | 【一級建築士】17,000円 【二級建築士】18,500円 【木造建築士】18,500円 |
出題方法 | 筆記試験(択一式)+設計製図 |
合格発表 | 【一級建築士】12月25日(月) 【二級建築士】12月7日(木) |
(※公益財団法人 建築技術教育普及センターより引用)
試験から合格までの流れとして、
申込期間が令和6年4月3日~4月17日になります。試験日時が、1級建築士と木造建築士の学科試験が7月23日に行われ、設計製図が10月8日。二級建築士の学科試験が7月2日。設計製図が9月10日に行われます。
合格発表は1級建築士が12月25日、二級建築士が12月7日です。
詳細は公益財団法人 建築技術教育普及センターで確認するようにしてください。
建築士試験講座でよくある質問・FAQ
建築士講座の料金相場はどのくらいですか?
建築士講座の料金相場は2級:8万円~87万円、1級:9万円~160万円ほどです。大手予備校と中小予備校とで大きく価格の差があります。参考:建築士講座比較表・予備校一覧
建築士講座でおすすめはどこ?
大手予備校「TAC」はおすすめの一つです。長年の実績、合格者の実績の高さ、わかりやすい講義、サポート体制の充実度からもおすすめできます。価格は2級講座27万円~、1級講座40万円~
建築士講座で安いところはどこ?
安さではスタディングが8万円台~と、抜群にコスパが高いです。ただし、紙テキストはオプションで、基本は電子テキスト、アプリ学習が基本です。安くても合格者を多数出しており、人気が高まっています。
建築士合格のための必要な時間・期間はどのくらい?
合格のための勉強時間の目安は1級で700~1500時間ほど。2級で500~1000時間。難易度の高い試験です。
建築士試験は独学で合格できますか?
建築士試験は難関であり、特に一級建築士は合格率が低く難易度が高い資格です。一級建築士試験の合格率は10%前後と低く、出題範囲も幅広いため、独学での挑戦はハードルが高いです。合格するにはスケジュールをしっかり組み、効率的な勉強が必要です。一方、二級建築士は一級に比べて合格率が高く、勉強量も少なめなので、独学でも合格の可能性が高いと言えます。
(参考:スタディング|建築士試験に独学で合格は無理?必要な勉強時間や学習のコツを紹介)
建築士講座は通学と通信のどちらをえらべばいい?
自分の都合や学習計画を柔軟に調整したい場合は、通信講座がおすすめです。欠席が予想される場合は、通信講座が合理的です。学習計画に自信がない場合は、通学講座が適しています。
(参考:全日本建築士会|よくある質問)
建築士講座修了すると建築士試験の受験資格を取得できますか?
建築士講座修了しても、建築士試験の受験資格は取得できません。建築士の資格は学歴や実務経験、または他の資格と実務経験によって取できます。受験資格の要件は2級建築士資格について建築技術教育普及センターのウェブサイトで確認できます。
(参考:日建学院|よくあるご質問 | 2級建築士 )
建築の実務経験がない場合でも受験できますか?
建築士試験は実務経験がなくても受験可能です。令和2年の法改正により、大学卒業者は直ちに一級建築士試験受験が可能です。工業高校卒業者は直ちに二級建築士試験受験が可能です。二級建築士は実務経験がなくても一級建築士試験受験が可能です。実務経験は免許登録の要件に変更されました。建築士講座で学び、試験受験資格取得の可能性が高まりました。
(参考:資格の学校TAC|決定!!令和2年の建築士試験から受験資格が緩和されることになりました!)
二級建築士の製図試験は難しいですか?
二級建築士の製図試験は難易度が高いです。筆記試験前に発表される課題に基づいて実際の設計製図を行う技能試験であり、建築や法令に関する知識だけでなく、製図スキルも要求されます。これにより、対策が複雑であり、試験を合格するためには十分な準備が必要です。
(参考:スタディング|二級建築士の難易度と合格率は?合格するための勉強内容も紹介)
建築士講座の講師はどんな人がなるのですか?
講師陣は、大学教授、管理建築士、大手ゼネコン社員など、建築のエキスパートで構成されています。資格試験のみならず業界知識も豊富で、複雑な専門知識も経験談を交えながら分かりやすく解説してくれます。学生が理解しやすいように様々な工夫を凝らしております。
(参考:総合資格学院|学習効果を最大限に高める講義を行う、選び抜かれた『1400人の講師陣』)
まとめ
以上、建築士試験対策について様々な説明をしてきました。
建築士試験対策講座の料金相場は、99,000円~1,595,000円と幅が大きくなっているのが特徴です。どこの予備校を選ぶかで料金が大きく異なってきます。
建築士試験対策講座の選び方のコツは、セットで受講するようにする、料金ではなく中身で判断するようにする、などがあります。
建築士試験対策を安くする方法としては、無料のサービスを活用する、通学ではなく通信講座を選ぶ、教育訓練給付金を利用する、などの方法があります。
いかがだったでしょうか。この記事が、建築士試験対策のスクール選びの参考になったのであれば幸いです。
建築士試験講座の料金比較表
画像 | ||||||
名称 | TAC | スタディング | 日建学院 | 総合資格学院 | 全日本建築士会 | ハウジングインテリアカレッジ |
1級受講料 | 429,000円~462,000円 | 99,000円 | 770,000円~869,000円 | 891,000円〜1,595,000円 | 208,000円~218,000円 | 取扱い無 |
2級受講料 | 198,000円~264,000円 | 88,000円 | 473,000円~682,000円 | 660,000円〜869,000円 | 159,000円~179,000円 | 121,000円 |
特徴 | 全国各地に教室を構えている大手資格予備校。1級建築士試験だけでなく2級建築士試験の指導もしている。 講義に合わせて中間テストや模擬試験を受けることができ、インプットとアウトプットをバランスよく混ぜて学習することができる |
徹底したコストカットにより安く受講できる スマホやタブレットを使ってどこでもいつでも学習することができる |
全国に教室を構えている大手の資格予備校で通信講義だけでなく教室講義も受けれる 繰り返し学ぶことで記憶を定着させる日建学院式学習サイクルなど独自の学習メゾットがある |
1級建築士・2級建築士の双方を取り扱っている ストレート合格した人の51.8%(令和5年)が出身と高い合格率・実績がある |
内閣府が認可している一般社団法人 民間のスクール・予備校と比べると安い価格で受講できる 元国交省室長が総合監修しているので、試験傾向に沿った的確な指導を受けれる |
121,000円からと他社と比較してもリーズナブルな価格で、充実のカリキュラム。合格率も高く。メールサポートも24時間何度でも対応。 1級建築士試験についての取り扱いはない |
割引 | 早期割引 アンダー25 |
期間限定割引 再受講割引 15%OFFクーポン配信中 |
学割 | セット割引 学割 |
早期優待割引 | 期間限定割引 |
関連資格情報
当サイトでは、関連する資格として「基本情報技術者試験講座」「インテリアコーディーネーター」等の資格講座情報もございますにで参考に。
その他、技術系資格の情報もまとめています。
「技術士講座」の他、「施工管理技士(建築・電気工事)資格講座」や「第三種電気主任技術者(電験三種)講座」、「危険物取扱者試験講座」についても各予備校の情報をまとめていますので、参考に。
その他、資格情報については他にもございますのでお役立てくださいね。
著者情報等
※記事で紹介した予備校講座に申し込みをしますと、料金相場.jp(運営:株式会社ContextJapan)に売上の一部が還元されることがあります。
※掲載されている情報は、料金相場.jp(運営:株式会社ContextJapan)が独自にリサーチした時点の情報です。掲載価格に変動がある場合や転記ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各予備校公式サイトよりご確認ください。
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