- 公認会計士講座はどこの予備校にすればいいかお悩みの方のために、最適な選択をしていただくために当記事は作成されています。
- 公認会計講座の料金相場は28万円~83万円ほどです。
- 合格率で選ぶなら中小予備校ではありますが、会計士講座に特化している「CPA」は各予備校から有名講師が集い設立された予備校で合格占有率50.9%超となっています。
- 働きながら合格できると評判の「クレアール」は石井和人氏の非常識合格法が長年にわたり好評。効率的な学習に強み。
- 通学で学びたい、大手実績を重視したい方は「資格の大原」「LEC」「TAC」
- 安さ・コスパでは、LECの早期割引なら30万円台で受講が可能です。
公認会計士は、企業の監査や会計を専門とするプロフェッショナルです。
民間資格ではなく国家資格で、会計監査を独占業務としています。弁護士、医師とならび、三大国家資格ともいわれています。
公認会計士になるためには、公認会計士試験を突破しなければなりません。
合格率10%の超難関試験ですから、独学ではなく講座を利用して合格を目指すのが一般的です。
今回の記事では、各予備校の公認会計士試験講座の料金についてリサーチしています。
公認会計士講座・予備校の料金相場はいくらなのか?といった疑問にお答えします。
また、公認会計士講座の選び方、おすすめ、講座の料金を安くする方法についても解説しています。
その他、現役公認会計士による勉強法アドバイスもありますので、ぜひ参考に。最後までお読みください。
(2024年1月更新)
- 公認会計士講座の料金はいくらなのか
- 公認会計士講座でおすすめはどこなのか
- 公認会計士講座で最も安い予備校はどこなのか
- 公認会計士講座で実績の高い予備校はどれなのか
- 当記事は料金相場.jpが独自に制作しています。広告出稿や商品提供等を受けることもありますが、コンテンツの内容やランキングの順位決定等には関与しておりません、中立の立場でユーザーファーストを目指しコンテンツを作成しております。
- 当記事は料金相場.jp(運営:株式会社ContextJapan)と提携する会社のPR情報が含まれています。
-
詳細は料金相場.jpのコンテンツ制作・運営ポリシーをご覧ください。
公認会計士・税理士、freee認定アドバイザー、大手監査法人勤務後、上場企業における経理財務部勤務経験、保井会計事務所代表、日本公認会計士協会京滋会所属、近畿税理士会草津支部所属、平安監査法人非常勤職員、新公益支援コンサルタンツ株式会社 ( 公益法人協会会員 ) 非常勤職員
◆公式サイト:http://www.tax-yasui.jp/
- 三大国家資格の一つ「公認会計士」の予備校講座の料金相場、各校の特徴、おすすめをご紹介しています。
- 公認会計士講座は大手予備校ではTAC、資格の大原、LEC。中小予備校はクレアール、CPA等があります。
- 公認会計講座の料金相場は28万円~83万円ほどです。
大手予備校は実績があり、充実している分高いですが、早期特典等を活用すると安くなります。 - クレアール、CPAは注目
実績があり、規模が大きく、テキストが使いやすいと評判が高いです。会計士講座に特化しているCPAは合格占有率50.9%超と人気急上昇中です。
非常識合格法で効率学習に強みのあるクレアールは働きながら合格を目指す方に多く選ばれています。
- 大手の実績では「資格の大原」が上位
全国に校舎あり。例年合格数はトップクラス。見やすいテキスト、質の高い講義が強み。 - 安さ・コスパで選ぶならLEC
LECは大手予備校ながら、早期申込割引なら30万円台で受講が可能です。
- 当記事監修公認会計士試験合格者保井 順一郎さんによる合格のためのアドバイス、おすすめの予備校をご紹介。
(⇒保井 順一郎公認会計士によるアドバイスを見る。)
公認会計士とは?
公認会計士とは会計・監査のプロとして、中立の立場で企業の決算に監査証明をする資格を持つものです。(参考:公認会計士の使命と仕事内容)
公認会計士法では以下のように公認会計士の使命が定義されています。
公認会計士は、監査及び会計の専門家として、独立した立場において、財務書類その他の財務に関する情報の信頼性を確保することにより、会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、もつて国民経済の健全な発展に寄与することを使命とする。
(公認会計士法 第一章 総則 第一条 公認会計士の使命より)
金融商品取引法により、上場企業は決算の監査を会計士に受けなければならず、会計監査を目的として設立される法人、監査法人に監査を受けてもらいます。
主に会計士は企業の決算を監査する仕事ができる職業です。
その他、会計士は税理士の資格も申請することで得ることができるため、独立後、税理士業務をする人もいます。
また、経営コンサル・会計コンサル・企業の経理を努めたりと、仕事の幅は広いです。
基本的には会計士の資格を取得したものは大手監査法人に就職し、その後、転職や独立をするパターンが多いですね。
資格取得後は以上の監査法人に就職する人が多いです。
公認会計士なるには?
公認会計士になるためには、まずは年に2回(12月、5月)に行われる「短答式試験」に合格しなければなりません。
その後、8月下旬に行われる「論文式試験」に合格する必要があります。
この段階では、「会計士補助者」と呼ばれる状態です。
「会計士補助者」となったあと、2年間の実務経験を経て、12月に行われる「公認会計士修了考査」に合格すると、公認会計士の資格を取得でき、企業の監査証明サインを行うことができるようになります。
また、会計士になるための勉強時間の目安は3500時間と言われています。
1年で合格するためには1日10時間は勉強しないといけない計算になります。非常に難解な試験です。
参考:公認会計士試験の勉強時間はどのくらい必要? – 資格の学校TAC
-
STEP1
-
STEP2公認会計士試験を受験する試験は誰でも受験する事が可能です。短答式試験は年2回、12月と5月に行われ、どちらかに合格すれば8月の論文式試験に進めます。
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STEP3会計士補助者になる公認会計士の資格を取得するためには2年間の実務経験も必要です。なので試験合格後すぐに就職活動を行い、監査法人で働くのが一般的です。それと同時に実務補習所に3年間通い、3年目に修了考査を受験する事が可能になります。
-
STEP4公認会計士修了考査公認会計士になるための最後の試験です。公認会計士試験よりも合格率が高く、再受験が可能です。毎年12月に行われ、試験に合格すれば公認会計士登録が可能になります。
-
STEP5公認会計士登録公認会計士試験に合格する、2年間の実務経験を得る、実務補習所に3年間通い公認会計士修了考査に合格する、以上3つの要件を満たし、公認会計士登録を行えば晴れて公認会計士として働く事ができます。
公認会計士の難易度は?
公認会計士は「医者」「弁護士」と並び、三大国家資格と言われており、難易度も高いです。
独学ではほぼ不可能ですが、専門学校に通い、概ね3年前後で合格されていく方が多いですね。
勉強時間は1日10時間を超えるほどの難関試験です。(勉強時間の目安は3500時間)
とはいえ、医者や弁護士と比べると、比較的短期間で合格が可能な資格です。
1年に2回(12月、5月)ある短答式試験を合格し、その年の論文式試験に合格すればいいわけです。
中には1年で合格される方もいます。
年度 | 第Ⅰ回短答式試験 | 第 II 回短答式試験 | 論文式試験 |
2024年 | 10.8% | 9.5% | 11月発表予定 |
2023年 | 10.4% | 8.8% | 36.8% |
2022年 | 12.1% | 6.1% | 35.8% |
2021年 | ー | 16.8% | 34.1% |
2020年 | 12.1% | 9.7% | 35.9% |
2019年 | 12.9% | 9.4% | 35.8% |
2018年 | 13.0% | 13.6% | 35.9% |
2017年 | 15.3% | 7.2% | 37.8% |
(参照元:公認会計士・監査審査会)
合格率は短答式試験で20%前後、論文式試験で40%前後となっており、約10%前後が毎年合格していく計算になります。(参考:公認会計士・監査審査会)
短答式試験は一度合格すれば2年間は免除されますので、まずは1年目に短答式試験に特化し、2年目に論文試験に集中する勉強法が一般的です。
科目は「財務会計論(簿記含む)」「管理関係論」「監査論」「企業法」「租税法」「選択科目(経営学、民法、統計学、経済学)」とかなり広いです。
(参考:試験科目一覧|公認会計士|資格の学校TAC[タック])
ただ、最近では、暗記より理解に即した出題が多く、働きながら合格されている方も増えている印象です。
難易度が高い資格ですが、短期間での合格も不可能ではなく、就職口もかなり安定していますので、コスパの良い資格であると言えます。
公認会計士の年収・将来性
気になる公認会計士の初任給・将来性ですが、大手監査法人の初任給が400万円~500万円ほど。
その後、10年内に800万円~1000万円まで行く人も多いようです。
独立した場合はその人の力量次第ですが、平均年収1000万円はあり、収入面では申し分のない職業と言えます。
決算時は終電を超えてまで働くときもあり、激務であるというデメリットもありますが、閑散期は長期の休みもとれる人も多く、比較的バランスの取れた職業です。
公認会計士講座の料金相場:28万円~83万円【おすすめ予備校比較】
公認会計士講座の価格相場は28万円~83万円ほどです。
(会計士講座比較表)
予備校 | 料金相場 | 評価 | おすすめポイント | 通学 | 特徴 | 割引情報 |
---|---|---|---|---|---|---|
クレアール |
470,000円〜540,000円 | ★★★★
|
・非常識合格法で効率的学習が可能 | × | 受講期間が2年間と長めの設定。 じっくり学習したい方向けの講座。 また、試験に出る部分に要点を絞って学習するので 効率の良い学習が可能。 |
期間限定割引 |
CPA |
660,000円〜830,000円 | ★★★★ | ・会計士特化の予備校 ・有名講師陣 ・合格率がとにかく高い |
× |
CPAは、平均合格率の4倍にもなる 50.9%の合格占有率を誇り、 Web通信講座でも、個別サポートが充実しているので 疑問を解消しながら安心して学習できる。 |
特になし |
LEC |
278,000円~398,000円 | ★★★ | ・大手の実績 ・30万円台から受講できコスパ良い |
〇 | 早期割引も多く、大手予備校の中で コスパの高さは定評あり。 校舎も多く通学で学習したい方にもおすすめ。 |
早期申込割引 再受講割引 退職者・離職者応援割引など |
TAC |
760,000円 | ★★★ | ・安定の大手 ・受講者も多く、 合格者数も毎年トップクラス。 |
◎ | 公認会計士講座の最大手、受講者も多く、 合格者数も毎年トップクラス。 |
期間限定割引 |
資格の大原 |
780,000円〜 | ★★ | ・大手の実績 ・校舎がきれい |
◎ | 1.5年間かけて初学者でも合格 レベルに達することができるコースが人気。 じっくり学習したい 初心者の方にオススメ。 |
特になし |
資格のFIN | 148,000円~272,000円 | ★★★ | ・大手と比較してリーズナブル | × | 「単科コース」が172,000円、「論文合格コース」 は148,000円と他の講座やスクールと 比較すると格安設定。 |
特になし |
ICOライセンス | 757,300円〜 | ★★ | ・35年の歴史と実績 |
× | 経験35年の合格ノウハウが反映された講義で 知識ゼロからでも合格を狙うことができるのが特徴。 |
特になし |
自前の校舎を有し、長年多数の合格者を輩出している大手予備校は、料金設定がその他の予備校と比べて高めとなっています。その分、実績も定評もあるので、安心して学習できるのが特徴です。
では、以下より各予備校の料金相場、特徴、評判を見ていきましょう。
クレアール:470,000円〜540,000円
- クレアール公認会計講座の料金相場は470,000円〜540,000円ほどです。
- 早期申込割引で36~41万円とリーズナブルで受講可能
- 10年以上にわたり好評を得ている石井和人氏の「非常識合格法」が強み。
- 効率的な学習で働きながら合格している方を多数輩出
- 公認会計士非常識合格法書籍プレゼント中
非常識合格法、試験に出るところだけを効率的に学習できるクレアールは、470,000円〜540,000円でWeb通信講義「2年スタンダード合格コース」を受けることができます。
オプションの講義答練資料の料金は50,000円となっています。
また、早期に申し込むことで大幅な割引を受けることができます。
(※クレアール公式サイトより引用)
コース名 | 通常料金(税込) | 特別料金(税込) |
2年スタンダード合格コース | 540,000円 | 421,200円 |
2年スタンダード合格コース
簿記3級修了者対象 |
535,000円 | 417,300円 |
2年スタンダード合格コース
簿記2級修了者対象 |
510,000円 | 397,800円 |
2年スタンダード合格コース
簿記1級修了者対象 |
470,000円 | 366,600円 |
(※クレアールの料金一覧:2024年7月4日時点)
毎月キャンペーン価格は変動しますので、詳細は公式サイトをご確認ください。
クレアールの2年スタンダード合格コースの場合、最初はじっくりと学習していき、途中からぺースをあげて学習していくことで、合格へと導いてくれます。
受講期間が2年間と長めの設定となっているのもクレアールの特徴でしょう。じっくり学習したい方に向いている講座です。
また、クレアールは試験に出る部分に要点を絞って学習していくので、効率の良い学習が可能となっています。
基本はDVDで生講義は東京校のみ。講師によるゼミナール等の交流会が盛んにあります。
非常識勉強法という特徴的な勉強法を提唱しており、石井先生の「公認会計士非常識合格法」という本を読んでから受講するか決める方が良いですね。
※過去の動画にはなりますが、クレアール公式Youtubeにて石井和人氏の講義が無料公開されていますので参考に♪
※また公認会計士試験の勉強法動画等、実用的なアドバイス動画もありますので、こちらも参考に。
- 非常識合格法で効率的な学習
- 早期割引で10万円以上割引もあり
- 高い実績・一発合格者多数
クレアール公認会計士講座の口コミ
クレアールは社会人受講生にも受講やすいカリキュラムでした♪ | |
ひさしさん 30代女性 |
私は、年齢は現在35歳、性別は男性、職業は職業訓練の講師となります。会計士講座を受講した経緯ですが、職業訓練の講師以前は会計事務所に勤めており、そこで会計データの入力などをしておりました。その際に上場を検討している会社の担当となった際、上場企業の会計知識が全くなかったため、まず日商簿記1級の学習を薦められましたが、せっかく勉強するなら1級よりさらに上を目指したいと思い、その中で将来独立ができる資格と考えたときに会計士しかないと思い、会計士講座を申し込みました。
クレアールを選びました。予備校選択の際に意識したのは、講座の受講料と社会人受講生が多くいるかを意識して検討をしました。会計士講座の受講料は決して安いものではなく60万~80万円が相場でした。なるべく安く抑えられるようにするためさまざまな学校を探した結果、初学者でも受けられる奨学生制度(小論文形式)があり、さらに分割の金利手数料を学校が負担してくれ、さらに社会人受講生が多くいるという口コミがあったクレアールへの申し込みを決めました。さらにクレアールには勉強に集中できるようにするための受講生用の寮があるのも魅力の一つでした。
講座の料金については、特待生制度などを利用し、大手予備校の受講料よりも約30万円位安く抑えることが出来ました。テキストは図や具体例が多くあり、受講生の目線で考えられ、見やすく作成されていました。
特に財務会計論の計算のテキストは例題も多く、非常に使いやすかったです。カリキュラムは、大手予備校は最短合格をうたっており、大学生や受験専念生など可処分時間が多くある人たちを前提としたカリキュラムのため、社会人受講生には少々厳しい思いました。
しかし、クレアールは社会人受講生にも受講やすいカリキュラムとなっており、受講1年目については、日商簿記検定1級の取得を目指すカリキュラムとなっており、簿記1級の資格も取得でき、さらに会計士試験の要となる財務会計論と管理会計論の計算部分を段階的にかつ確実に習得できるカリキュラムとなっております。
講師については、大半の先生が公認会計士として実務をされている方々で、イメージが難しい論点も実務の観点からわかりやすく説明されており、会計士試験合格に必要なことはもちろんのこと、合格後のキャリアの話などありモチベーション高く講義を受けれました。その中でも財務会計論の河野上先生は、実務の雑談などを交えながらテンポよく説明してくれるので楽しみながら講義を受講できました。
残念な点については、質問制度と教材の管理・発送体制です。まず質問制度については、講師が非常勤のため直接質問が出来ない点です。基本は質問シートを提出し、それに対して質問の回答が返ってくる形式ですが、質問の回答は事務局の方が回答しているのか、回答の内容が非常にわかりにくいです。一応講師への質問体制は設けられてはいますが、時間が決められており、一人の講師が全科目の質問対応をしているため得意な科目と不得意な科目で質問回答の質が変わります。次に教材の管理発送体制ですが、送られてきた教材や答練が折れ曲がっていたり、表紙が汚かったりしました。それを取り換えてほしいと事務局に電話をしたら大分不機嫌な対応をされました。講義については、管理会計論と監査論の講義の質が他の講義に比べるとわかりにくい感じがします。
(当社アンケート調査より)
クレアールの概要・会社情報
塾/講座名 | クレアール |
運営会社名 | 株式会社 クレアール |
会社住所 | 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町1-1-17 ハヤシビル |
電話番号 | 0570-01-1153 |
料金 | 470,000円〜540,000円 |
主な予備校 | ・通信講座のみ |
お問い合わせ | https://www.crear-ac.co.jp/otoiawase/ |
特徴 | 1年目は1日2〜3時間、2年目は1日3〜5時間以上学習ができる方にオススメのコースです。 |
公式HP | https://www.crear-ac.co.jp/ |
CPA:660,000円~830,000円
- CPA公認会計士講座の料金は660,000円~830,000円ほど
- 公認会計士試験のCPA合格実績は786名/全体合格者1,544名(2023年)
- 全体合格者の50.9%(約2人に1人)がCPA会計学院の受講生(2023年)
- 元LEC管理会計の池邉等、会計士講座業界のカリスマ講師が在籍
- テキストの質が高い!論点の背景までしっかり解説
会計士講座に特化しているCPAは660,000円〜800,000円で受講することができます。
CPAは、2023年度の公認会計士試験で全体合格者の50.9%(約2人に1人)がCPA会計学院の受講生という結果を出しています。
高い合格率という実績を持っているわけです。
CPAは大手予備校の公認会計士講座出身の有名講師が集まって作った会計士講座に特化した予備校です。
合格者数は大手のTACや資格の大原にも匹敵しており、人気・実績共に急上昇の予備校です。
本気で会計士資格を取得するならCPAがおすすめですね。
(※CPA公式サイトより引用)
コース名 | 料金(税込) |
2年スタンダードコース | 750,000円〜810,000円 |
2年速習コース | 770,000円〜830,000円 |
1年スタンダードコース | 660,000円〜730,000円 |
(※CPAの料金一覧:2024年7月4日時点)
「会計士講座人気ランキング」でも紹介していますが、2023年度も大手に引けを取らない合格者数で人気急上昇中です。
Web通信講座も個別サポートが充実しているので、疑問を解消しながら安心して学習を進めていくことができます。
CPA公式Youtubeチャンネルでは令和6年度の第Ⅱ回 短答ボーダー予想等の動画が公開されています。
植田講師によるサンプル講義が無料公開されていますのでこちらも参考に。
(CPAのおすすめポイント・特徴)
- 会計士講座特化の予備校
- 元LEC管理会計の池邉等、会計士講座業界のカリスマ講師が在籍
- 合格占有率50.9%超の実績。合格者数の合計も大手と引けを取らないほど。
- テキストの質が高い!論点の背景までしっかり解説
CPA概要・運営会社情報
塾/講座名 | CPA |
運営会社名 | CPAエクセレントパートナーズ株式会社 |
会社住所 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-20 新宿テアトルビル5F |
電話番号 | 0120-980-559 |
料金 | 660,000円〜 |
主な予備校 | 新宿校、水道橋校、早稲田校、日吉校、大阪梅田校(詳細はこちら) |
お問い合わせ | https://cpa-net.jp/contact/index.php |
特徴 | 圧倒的合格実績で人気急上昇中!通学と通信2つの学習方法を選択可能。 |
公式HP | https://cpa-net.jp/ |
資格の大原:780,000円〜
- 資格の大原の公認会計士講座の料金は初学者コース(短答・論文)で78万円~です。
- CMでもお馴染み大手予備校。合格者数も例年トップクラス。実績で選ぶならここ。
- 通学も可能で全国に多数校舎あり。 担当の先生がマネージャーのような存在と評判。
- わかりやすいカラーテキスト、質の高い講義、答練、メソッドが強み
CMでもお馴染みの大手予備校、資格の大原は780,000円〜で、会計士講座「2年初学者合格コース」を受講することができます。
早期申し込みキャンペーン中の場合は2万円割引等がされることもあります。
(※資格の大原公式サイトより引用)
2年初学者合格コース | 料金(税込) |
Web通信 | 780,000円~ |
教室通学 | 780,000円~ |
映像通学 | 780,000円~ |
(※資格の大原の料金一覧:2024年7月4日時点)
1.5年間かけて初学者でも合格レベルに達することができるコースとなっています。
比較的短期間で学習したい初心者の方にオススメです。
また、「2年初学者コース」といった長期間で合格を目指すコースや「短答特化コース」「論文特化コース」等、受験生のレベルに応じて様々なコースが用意されています。
また、通学して勉強したい方には特に勧めです。
他の予備校はほとんどがオフィスビルの1フロアですが、資格の大原は自前の建物(赤レンガ調)が多く(全日制クラスもあるから)他の予備校に比べると環境が良いです。
強制的に勉強する環境に身を置きたい人には全日制クラス(高校生のように制約がある・履歴書に書ける)もおすすめです。
例年合格者数もトップクラスに多く、無難に合格を目指すならここですね。
- 専門学校も開講、毎日通える環境
- 全国に校舎多数
- 大手の実績、合格者数は例年トップクラス
資格の大原の会計士講座の口コミ・評判
担当の先生がマネージャーのような存在♪ | |
智樹さん 20代男性 |
24歳、男性、学生。もともと簿記に興味があり、大原の授業を受講していました。そのとき、会計士が集まるEY新日本有限監査法人へオフィスツアーをさせていただく機会がありました。そこで見たオフィスと、街並み、働く会計士さんの姿に圧倒され、自分もここでこのように仕事をしてみたい!という理由で、簿記の合格後に会計士の講座へ移りました資格の大原という予備校を選びました。
大学での簿記出張講座が資格の大原だったこともあり、そのまま大原での受講を決断しました。また、簿記の先生とも仲が良かったので、色々会計士講座について質問などをしたり、大学の割引、さらには簿記講座からの引き継ぎの割引など、経済的にお得な面もあったので、資格の大原での受講を決めました。
とにかく担当の先生がマネージャーのような存在だったので、安心して受験勉強に挑めました。担当の先生からはスケジュールや、大学との両立に関してアドバイスをいただきました。また、問題でわからないところは、講師へのメールで直接聞くことができたことも良かった点です。メールでは数時間ほど返答を待つ必要がありましたが、しっかりと丁寧な解説、さらには詳しいテキストのページ数までも記入していただいたり、わからない問題の関連問題までも提示してくれましたので、非常に役に立ちました。
資格の大原のデメリットとしては、受講者同士の繋がりがないことが悪印象でした。比較的静かな方々の集まりだったのかもしれません。お互いの進路の状況や、わからないところを教えあうという機会が全くありませんでした。そのため、自分の勉強が周囲の人と比べてどのくらい遅れているのか、進んでいるのか、また、どのくらい内容が分かっているのか、分かっていないのかの情報が欠如していました。会計士試験は上位何パーセントの人が合格と言ったように、相対的に合格者が決まりますので、周囲の人との比較は非常に大切です。そのため、私はその点、精神的に辛い思いをしました。
(当社アンケート調査より)
資格の大原会計士講座概要・運営会社情報
塾/講座名 | 資格の大原 |
運営会社名 | 大原出版株式会社 |
会社住所 | 〒101-0065 東京都千代田区西神田1-2-10 |
電話番号 | 03-5952-0080 |
料金 | 780,000円〜 |
主な予備校 | 全国に教室あり (等⇒学校一覧参照 |
お問い合わせ | https://www.o-hara.jp/contact_index |
特徴 | 初学者でも一発合格を狙えるコースです。Web・DVD・通学など3つの受講形態から選べます。 |
公式HP | https://www.o-hara.jp/ |
LEC:278,000円~398,000円
- LEC公認会計講座の料金相場は27~39万円ほどです。
- 早期申込割引が充実しており、安さ・コスパで選ぶならここ。短答式特化講座も人気。
- LECもTACや資格の大原と同じく長年会計士講座を運営しており、実績と歴史がある。他校から講座を受けに来るほどの有名講師も多く在籍していた。
- 校舎も多数あり、通学で勉強したい方にもおすすめ。テキスト・WEB講義の質も高い。
法律系・会計系の予備校として定評のある大手予備校のLEC。
LECは278,000円~398,000円で「短答合格コース」を受講できます。通信コースと通学コースから選べます。
「早期割引特典」が充実していて、大手予備校であるにもかかわらず、30万円台で受講することが可能です。
(※LEC公式サイトより引用)
短答合格コース | 価格(税込) |
通信Web | 278,000円 |
通信DVD | 378,000円 |
通学Webフォロー | 298,000円 |
通学DVDフォロー | 398,000円 |
2024年論文合格コース | 268,000円 |
(※LECの料金一覧:2024年7月4日時点)
LECは短答式と論文式の対策講座が別になっているので、短答で不合格だったのに論文の勉強が始まるということを回避できます。
上記で紹介したコースは短答と論文がセットになっているものですが、短答と論文とを別に受講するのも効率的な受講方法といえるでしょう。
特に働きながら資格を取得しようとされている方におすすめです。
そして、LECの会計士講座はなんといっても料金の安さが評判ですね。
早期割引を利用すれば、20~30万円台と、TAC、資格の大原の半額近くで受講することができます。
また、LECは確かに大手と比較すると受講生が少ないですが、会計士講座の歴史は長いです。
TAC、大原に引けをとらない会計士講座の運用歴ですので、根強く人気があるというわけです。
LECを主流に、他の予備校の直前答練等も参加して合格を目指す人も多いですね。
WEB講義、音声DLも充実しており、2倍速も対応。コスパは高いです。
過去の講義(短答式解答速報等)が無料公開されていますので、参考にしてみましょう。
(LECの特徴・おすすめポイント)
- 大手予備校でありながら早期割引で30万円台で論文講座も受講可能
- 短答式特化コースが充実
- 短答式合格者は論文式試験講座を5万円台で受講可能
- 講師に電話相談・メール相談フォローも充実
- テキストがとてもわかりやすく充実している
- 法律に強い講師が多い。
- 会計士講座運用歴は長く、実績も十分。
LEC概要・運営会社情報
塾/講座名 | LEC |
運営会社名 | 株式会社 東京リーガルマインド |
会社住所 | 〒164-0001 東京都中野区中野4-11-10 アーバンネット中野ビル |
電話番号 | 0570-064-464 |
料金 | 278,000円~398,000円 ※早期割引特典で30万円台で受講可能 |
主な予備校 | 全国に教室がある (等⇒全国学校案内参照 |
お問い合わせ | https://www.lec-jp.com/system/soudan/ |
特徴 | インプットとアウトプットを用いた学習法で短答式試験の合格を目指すコースです。通信と通学あり。 |
公式HP | https://www.lec-jp.com/ |
TAC:760,000円
法律・会計系の資格に強い大手予備校のTACでは、760,000円で会計士講座「2年S本科生」コースを受講することができます。
(※TAC公式サイトより引用)
2年S本科生 | 通常料金(税込) | 特別料金(税込) |
Web通信講座 | 760,000円 | 745,000円 |
教室(ビデオブース)+Web講座 | 760,000円 | 745,000円 |
(※TACの料金一覧:2024年7月4日時点)
期間限定の割引キャンペーンで割引料金になることもあるので、必ず公式ウェブサイトでキャンペーンが実施されていないかどうか確かめるようにしましょう。
TACは学習を始めて約2年で短答式試験に対応できる実力を養えるのが特徴のコースとなっています。
もちろん論文式に対応した授業も展開しているので、最終合格までバッチリ対応しています。実績もある学校ですので、授業にも信頼が置ける安定感のある予備校だと言えるでしょう。
講師陣は試験合格者ですので、勉強法や試験への向き合い方など、講師の経験に基づくアドバイスが貰えます。
受講生・合格者ともに最も多いので、模擬テストの偏差値の信頼性が高いです。
他の受講生もよく、他流試合に来ます。
※TAC公式Youtubeチャンネルでは令和5年短答式試験の解説動画も公開されていますのでこちらも参考に♪
- 大手の安心感、受講者数トップクラス
- 通学も可能
- わかりやすいテキストと講義
TAC概要・運営会社情報
塾/講座名 | TAC |
運営会社名 | TAC株式会社 |
会社住所 | 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町 3-2-18 TAC本社ビル |
電話番号 | 0120-509-117 |
料金 | 760,000円 |
主な予備校 | 全国に教室あり (等⇒学校一覧参照 |
お問い合わせ | https://www.tac-school.co.jp/toiawase.html |
特徴 | 質問メールやLINEオープンチャットなど、オンラインによるサポートも充実しています。 |
公式HP | https://www.tac-school.co.jp/index.html |
資格のFIN:148,000円~272,000円
会計・税務系の資格を取り扱っている資格のFINでは、短答・論文合格を目指す「総合入門コース」を272,000円で受講することができます。
(※資格のFIN公式サイトより引用)
コース名 | 料金(税込) |
総合入門コース | 272,000円 |
総合上級コース | 248,000円 |
論文合格コース | 148,000円 |
企業法短答+論文コース | 158,000円 |
短答入門コース | 172,000円 |
短答上級コース | 148,000円 |
(※資格のFINの料金一覧:2024年7月4日時点)
単科コースの場合、「短答入門コース」は172,000円、「論文合格コース」は148,000円と格安の設定になっています。
「総合入門コース」の教材はA4サイズのフルカラーテキストが21冊、問題集が8冊と答案練習などの紙のテキストの他にもスマホに対応している講義動画や短答式試験過去問集、理論問題メール配信があります。
答案の採点や添削、質問メールの受付(24時間以内に返答)、問題集をPDFファイルで配信するなど学習サポートが充実しています。
- 価格の安さ
- 小規模なのでマンツーマンで指導可能
- 合格者も多数(合格体験記参考)
塾/講座名 | 資格試験のFIN |
運営会社名 | FIN株式会社 |
会社住所 | 〒650-0011 神戸市中央区下山手通5-8-14-B310 |
電話番号 | 050-3556-3348 |
料金 | 148,000円~272,000円 |
主な予備校 | ・通信講座のみ |
お問い合わせ | fin01cat@gmail.com |
特徴 | 総合入門コースはゼロからスタートして合格を目指します。スマホ用問題集の他にタブレット用の問題集もあります。 |
公式HP | https://www.fin01.com/index.htm |
ICOライセンススクール:単科合計757,300円~
会計専門に特化した受験指導校のICOライセンススクールの「完全入門本科VIP会員」ですが、Web講座で630,000円、DVD講座で670,000円で取り扱っていました。
ですが、料金の詳細が記載されていませんので、料金の詳細が記載されている単科コースの料金を載せておきます。
現在「完全入門本科VIP会員」は取り扱いを休止しています。単科講座のみの取り扱いになります。
簿記・財務・管理会計それぞれの単科講座のweb音声ダウンロード版の合計金額は757,300円になります。
(※ICOライセンススクール公式サイトより引用)
過去のコース名 | 受講形態 | 料金 |
完全入門本科VIP会員 | Web | 630,000円 |
DVD | 670,000円 |
入学金(税込) | 11,000円 |
個別指導 | 44,000円/月 |
コース名 | 受講形態 | 料金 |
簿記ゼロⅠ | web | 44,000円 |
簿記ゼロⅡ | web | 33,000円 |
簿記ゼロⅢ | web | 16,500円 |
簿記ゼロⅣ | web | 22,000円 |
簿記ゼロⅤ | web | 44,000円 |
簿記ゼロⅥ | web | 27,500円 |
簿記ゼロⅦ | web | 27,500円 |
簿記個別特訓 | web | 16,500円 |
簿記商品特訓 | web | 5,500円 |
簿記帳簿特訓 | web | 5,500円 |
簿記本支店特訓 | web | 5,500円 |
簿記特論特訓 | web | 22,000円 |
簿記連結特訓 | web | 16,500円 |
簿記アタックⅠ | web | 33,000円 |
簿記アタックⅡ | web | 33,000円 |
簿記アタックⅢ | web | 16,500円 |
簿記短答式プロジェクト | web | 16,500円 |
簿記ジェット連結コース | web | 52,800円 |
税理士簿記論計算ミドル | web | 159,500円 |
税理士簿記論アタックⅠ | web | 66,000円 |
税理士簿記論アタックⅡ | web | 66,000円 |
税理士簿記論アタックⅢ | web | 28,000円 |
計 | 757,300円 |
(ICOライセンススクール公認会計士講座単科コース:2024年7月4日時点)
35年の合格ノウハウが反映された講義で、知識ゼロからでも合格を狙うことができるのが特徴です。
単科講座のみを取り扱っており一番安い講座で5,500円、一番高くて159,500円となっています。
公認会計士の井ノ川博行さんの個別指導が受けられる新企画が始まりました。週1回1時間半(答案練習時間1時間、個別指導料30分)を月4回、月額44,000円で論文式試験に合格するための個別指導を行ってくれます。
来校することが難しくてもZoomで対応してくれるので地方住みの方でも受講することが可能です。
塾/講座名 | ICOライセンススクール |
運営会社名 | 株式会社アイ・シー・オー |
会社住所 | 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-9 三栄ビル1階 |
電話番号 | 03-5215-6633 |
料金 | 757,300円〜 |
主な予備校 | ・通信講座のみ |
お問い合わせ | http://www.ico-school.com/fmail.html |
特徴 | 論文式試験の個別指導の場合、月額44,000円で年間だと528,000円になります。 |
公式HP | http://www.ico-school.com/index.html |
公認会計士講座料金一覧・比較表 まとめ
ご紹介した公認会計士講座、各予備校の比較表です。(※各予備校の詳しい紹介に戻る↑)
【公認会計士講座比較表】
予備校名 | 料金相場 | 合格実績 | 割引 | 特徴 | 通学 | 詳細情報 |
---|---|---|---|---|---|---|
クレアール |
470,000円〜540,000円 | 非公開 | 期間限定割引 | ・非常識合格法が長年好評 ・効率学習、働きながら合格を目指したい方におすすめ |
× | 詳細情報 |
CPA | 660,000円〜830,000円 | 2023年:786名 | なし | ・Web通信講座でも、個別サポートが充実している ・疑問を解消しながら安心して学習できる ・ CPAは50.9%の合格占有率 |
〇 | 詳細情報 |
資格の大原 | 780,000円〜 | 毎年400名前後 | なし | ・1年間かけて初学者でも合格レベルに達することができるコース ・じっくり学習したい初心者の方にオススメ |
○ | 詳細情報 |
LEC | 278,000円~398,000円 | 非公開 | 早期申込割引 再受講割引 退職者・離職者応援割引など |
・短答式と論文式の対策講座が別になっている ・WEB講義、音声DLも充実している |
○ | 詳細情報 |
TAC | 760,000円 | 2023年:345名 | 期間限定割引 |
・学習を始めて1年で短答式試験に対応できる実力を養える | ○ | 詳細情報 |
資格のFIN | 148,000円~272,000円 | 非公開 | なし | ・他の講座やスクールと比較すると格安設定 ・学習サポートが充実している |
× | 詳細情報 |
ICOライセンススクール | 757,300円〜 | 非公開 | なし | ・経験35年の合格ノウハウが反映された講義 ・知識ゼロからでも合格を狙うことができる |
× | 詳細情報 |
通信でも抵抗がなければ、非常識合格法で効率学習ができるクレアールがおすすめの一つです。
- 10年以上にわたり好評を得ている石井和人氏の「非常識合格法」が強み
- 効率的な学習で働きながら合格している方、在学中での合格者を多数輩出
- 早期申込割引で35~40万円とリーズナブル
- テキストの質が高い。理論の背景までしっかりと解説。
その他、学習塾に通える圏内に住み、自宅学習が苦手な方であれば、通学できる校舎のある、TACやLEC、資格の大原を選択する方が良いでしょう。
通える範囲に学習塾が無い方は通信学習がメインとなりますので、料金が安いクレアールも人気があります。
安さで選ぶならFINなのですが、やはり小規模で実績もない点が気になります。
安さを重視したとしても「LEC」や「クレアール」を選ぶのが良いでしょう。
公認会計士講座の選び方
続いて、公認会計士講座の選び方をご紹介いたします。
- 人気ランキング・実績で選ぶ
- 価格・安さで選ぶ
- 無料体験をする
人気ランキング・実績で選ぶ
公認会計士講座はどの予備校が人気なのか?まずは合格者実績です。
予備校名 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 |
資格の大原 | 308名 | 334名 | 397名 | 399名 |
TAC | 345名 | 410名 | 289名 | 401名 |
CPA | 786名 | 606名 | 510名 | 359名 |
LEC | 不明 | 不明 | 不明 | 数十名 |
クレアール | 不明 | 不明 | 不明 | 数十名 |
論文合格者合計数 | 1,544名 | 1,456名 | 1,360名 | 1,335名 |
(各予備校の公式サイトより集計、論文合格者数)
人気ランキング | 予備校 | 特徴 |
第1位 | CPA | 会計士講座に特化した有名校。合格占有率50.9%超。人気急上昇中です。 |
第2位 | 資格の大原 | テキストが見やすく、校舎も奇麗。実績・歴史も長く、通学メインならここ。 |
第3位 | TAC | 大手の安定感あり。大原に引けを取らない合格実績。 |
このデータで特に注目すべきなのは「CPA会計学院」の合格者数です。
2019年と2020年では合格者数にあまり変動はありませんが。2021年で一気に510名に増え、2022年には606名と増え、2023年には786名とさらに増え続けています。人気が急上昇していますね。
大手予備校は受講生も多いため、必然的に合格者数も多くなりますが、CPAはすごい実績です。
会計士講座に特化した予備校だけありますね。
(※CPAより引用)
価格・安さで選ぶ
続いて価格面を改めて比較してみましょう。
予備校/講座 | 会計士講座料金相場 | 評価 |
LEC | 278,000円~398,000円 | ★★★ |
CPA | 660,000円〜830,000円 | ★ |
資格の大原 | 780,000円〜 | ★ |
クレアール | 470,000円〜540,000円 | ★★ |
TAC | 760,000円 | ★ |
資格のFIN | 148,000円~272,000円 | ★★★ |
ICOライセンススクール | 757,300円~ | ★ |
安さ、価格面で選ぶなら、LECの早期申込割引がおすすめですね。
大手予備校でありながら、価格の安さでも強みを持っています。
「短答特化コース」もありますので、まずは短答式から合格したい方におすすめです。
CPA等の無料体験講義を活用する
無料体験を利用する方法も選ぶ際のポイントの一つです。
例えばCPAという予備校では、資料請求・説明会・個別相談に申し込むことで無料で体験することができます。
簿記3級までのレベルの内容を学習することができるので、公認会計士の初歩部分を勉強するにはピッタリです。
なお、全範囲を網羅的に解説する無料の動画や講義などは存在していません。膨大な範囲ですから、無料ですませることはできないのですね。
(※CPAより引用)
講義や教材の質などが自分に合っているかどうかを確かめることで、自分に最適な講座を選ぶことができます。
クレアール、LEC、TACでも公式Youtubeにて無料体験講義が配信されています。
予備校名 | 無料体験講義 |
クレアール | 公式Youtubeにて石井和人氏の講義を配信 |
CPA | 資料請求で講義を無料体験できます |
LEC | 公認会計士 おためしWeb受講制度あり 公式Youtubeにて過去の講義(短答式解答速報等)を配信 |
TAC | 公式Youtubeにて講義動画を配信 |
資格の大原 | なし |
資格のFIN | なし |
ICOライセンススクール | なし |
公認会計士講座の料金を安くする方法
続いて、公認会計士講座の料金を安くする方法、お得に受講する方法についてご紹介します。
早期申込割引や無料受講も充実している予備校もありますので、チェックしていきましょう。
- まずは短答式の講座のみ取る
- 早期割引特典を利用する
- 教育訓練給付金を受け取る
- 銀行教育ローンを検討してみる
まずは短答式の講座のみ取る
公認会計士試験は、短答式と論文式とに分かれています。短答式をクリアしなければ論文式試験を受験できないので、まずは短答式突破に全力を費やす必要があります。
LECなどでは短答式のみの講座も準備してあります。論文式とセットで受講した方が安いのですが、LECでは短答式に合格した方に割安で論文式講義を提供しています。
もしも、短答式に落ちたときのことを考えると、まずは短答式の講義のみを受講する方が安くで済んでお得なのです。
早期割引特典を利用する
各予備校は早期申込者割引が用意されている場合があります。
特にLECは充実しており、申し込む時期にもよりますが40万円台の講座が30万円台で受講が可能となります。
(LEC公認会計士講座割引制度より抜粋)
LECは大手予備校の中でも比較的安く、会計士講座を受講することができます。
早期割引特典を使えば30万円台で会計士講座を受講できますし、短答式試験のみの講座であれば、20万円台で受講することが可能です。
予備校名 | 割引制度 |
クレアール | 期間限定割引 |
CPA | なし |
LEC | 早期申込割引、再受講割引、退職者・離職者応援割引など |
TAC | 期間限定割引 |
資格の大原 | なし |
資格のFIN | なし |
ICOライセンススクール | なし |
教育訓練給付金を受け取る
雇用保険上の制度として、教育訓練給付金というものがあります。これは、受講料のうち20%(最大10万円まで)を返金してもらえる制度です。
教育訓練給付金の対象となっていない講座もありますので、受講を決める前に教育訓練給付金の指定講座となっているかどうかを確認してから申し込むようにするといいでしょう。
銀行教育ローンを検討してみる
公認会計士講座は大手予備校の場合70万円前後と高額です。
さらに、オプション講座・全国答練等は別途料金がかかります。
正社員で働きながら勉強をしている方だと、なかなか勉強の時間が取れない、集中できない方は、一度、正規雇用を辞めざるを得ないなど、生活費・学費でお金が苦しくなります。
そんな方向けに、銀行教育ローンという選択があります。
実は公認会計士試験の受講料の費用は、国内多くの銀行教育用ローンを利用することが可能です。
学校提携ローンより金利が低いため、比較的安心して借り入れることができます。
どの金融機関の教育ローンが最適なのかを探すのに「クラウドローン」を利用するのが便利です。
2020年1月にスタートしたクラウドローンは、最短3分の無料登録で各銀行の最適な教育ローンを提案してくれます。
運営会社名 | クラウドローン株式会社 |
代表者氏名 | 村田大輔 |
住所 | 東京都新宿区西新宿8-1-2 PMO西新宿6F |
設立 | 2018年7月5日 |
電話番号 | 050-3550-3967 |
営業時間 | 24時間 |
取引銀行 | 常陽銀行・中国銀行・伊予銀行・スルガ銀行・仙台銀行・三重銀行・但馬銀行・北日本銀行・富山第一銀行・清水銀行・西日本シティ銀行・武蔵野銀行・山形銀行・十六銀行/みずほ銀行・三井住友銀行・住信SBIネット銀行 |
加盟団体 | 一般社団法人Fintech協会 ベストベンチャー100 |
公式HP | https://crowdloan.jp/ |
当記事監修 保井 順一郎公認会計士より合格のためのアドバイス
保井 順一郎様
公認会計士試験合格のためのアドバイスをさせていただきます。
私は大学では商学部で会計学を専攻していました。
それまで簿記の勉強はしていましたが、教授の勧めもあり会計士を目指すことを決めました。
結果的に簿記1級は3回、短答式は5回、論文式は2回受験し、5年もの歳月を費やしました。
大学の偏差値・受験回数ともに、優秀な方では無いと思います。
受験勉強の中で感じた重要な点を、思いつく限り挙げてみます。
①信頼できる師を見つけること
②自分を信じてコツコツ続けること
③メリハリ・勝負強さを持つこと
④論理と暗記をバランスよく鍛えること
①信頼できる師を見つけること
私は簿記1級~論文式に合格するまでの間、専門学校や校舎を何度も変えました。
(1級:クレアールからTAC、短答式:TACから大原、論文式:大原)
その理由は自分に合う講師やテキスト・勉強環境を見つけるためです。1級・短答式・論文式ともに、尊敬する講師の元で集中して勉強できた時に合格しました。
②自分を信じてコツコツ続けること
私は自宅や予備校よりもカフェやファミレスの方が集中出来ました。またノートよりもテキストに情報を集約しました。
腹落ちするまで一つの論点を徹底的に考えました。
上記で言いたいことは勉強の方法は人により千差万別で正解はないということです。
優秀な友人と勉強方法と異なり不安になったことがありましたが、自分の信じた方法を貫いた時から結果が伴うようになりました。
③メリハリ・勝負強さを持つこと
私は元来の飽き性で、勉強を継続できるタイプではありませんでした。
そこで試験の100日前からは死ぬ気で頑張ると決め、その期間は毎日朝5時に起きて勉強し、友人との連絡も遮断しました。
期限を決めたことで集中出来・知識メンタルともにピークを試験日にもっていくことが出来ました。
また100日以前については好きな趣味にも取組むことで、試験を断念することなく続けることが出来ました。
④論理と暗記をバランスよく鍛えること
暗記していれば答えが出せるものは短答式の企業法くらいです。
日頃から知識を使いこなせるよう、色々な角度から論理的検証をすることが重要です。
まずはしっかり考えて理解し、きっちり定義や公式を暗記する必要があります。
⑤試験を振り返って
会計士試験は非常に勉強量が多く長い道のりなので、合格出来るのか不安になることが多かったです。
努力は重要ですが、環境や方法により、その効果が劇的に変わることがありました。
またメンタル面でも良き師匠や仲間との出会いが支えとなりました。
置かれた環境や持っている才能はそれぞれ異なりますが、周囲の人々(もちろん親にも)及び努力している自分自身に感謝し、真摯に取り組むことで結果は後からついてくると思います。
会計士試験合格者が語るおすすめの予備校と選び方は?
保井 順一郎さん
おすすめの予備校と選び方についてもアドバイスさせていただきます。
予備校の選び方
そもそも会計士試験は働きながら合格するのが困難な試験です。
フルタイムで勉強出来る方は、生講義でカリキュラム通り受講されることをお勧めします。
その上で人それぞれ状況は異なりますので、本人に合った予備校や受講スタイルを確立するのが重要です。
特定の予備校ありきではなく、下記のポイントを考慮して自分に合ったところを選びましょう。
①生講義orDVD授業
DVD授業よりも生講義の方が緊張感があり、集中しやすいと思います。また決まった日に授業があるのでペースも作りやすいと思います。
周囲に受講生がいることで適度な競争心がモチベーションにつながると思います。御仕事等の都合によりDVD受講する場合を除き生講義をお勧めします。
②周辺環境
非常に長い時間を過ごす場所になりますので、周辺環境も大事です。
周囲に遊ぶスポットがたくさんあると気持ちが揺らぐかもしれません。
近くに公園などあれば、散歩等の気分転換に良いと思います。
③講師
大手では学舎により講師が異なり選択が可能です。
試験勉強に自信の無い方は自分に合う講師を見つけた方が良いです。
体験授業等活用しましょう。
④テキスト
初学者の方は特にそうですが、テキストの内容だけで自己学習できる程度に、理論的背景が書かれたテキストを選んだ方がよいです。
補助レジュメを多用する講師もいますが、情報の集約や取捨選択に時間がかかり、肝心の勉強がおろそかになっては元も子も無いです。
⑤予備校のかけもちは△
ある予備校のテキストで勉強すると他の予備校で点数が取れないということがたまにあります。
予備校毎のポリシーや重点項目の違いによるものですので、あまり気にする必要はありません。
一度決めた予備校は信じて、そこで好成績をとるように努力しましょう。
会計士講座でおすすめの予備校は?
保井 順一郎さん
私のおすすめは大原です。
- 規模が大きい
- テキストが使いやすい
- 学舎が綺麗、自習室も充実
- 生講義も豊富で友達もできやすい
- 高い合格実績
- 常勤講師体制で質問もしやすい
- 何より長年受験に失敗した私がここにして合格できました。
資格の大原の会計士講座はテキストの見やすさ、質に、特に定評があります。
また、簿記等の計算科目で講師のレジュメには「クイックメソッド」が記載されており、より短時間で問題が解けるコツが受講生に好評。
全国答練も他校生からの参加も多く、実績も十分。大手予備校で選ぶなら資格の大原がおすすめです。
(資格の大原会計士講座参考価格)
コース名 | 受講形態 | 一般価格 |
2年初学者合格コース | Web通信 | 780,000円~ |
教室通学 | 780,000円~ | |
映像通学 | 780,000円~ |
【動画紹介】公認会計士試験合格者による勉強法のコツ
公認会士試験を短期で一発合格された方による勉強法の動画をご紹介します。
市ノ澤翔様
高卒ニートから、8ヶ月で公認会計士試験全国統一公開模擬試験1位獲得、10ヶ月で公認会計士試験に一発合格した市ノ澤翔様による合格のための動画です。
各科目の具体的な勉強テクニックではなく、メンタル面を中心に熱く解説されています。
優先順位の大切さ、気合の大切さの他、簿記科目の大切さ、1日のスケジュールを公開しています。
モチベーションがとても高まりますので、これから公認会計士の勉強を始めようと思っている方におすすめの動画です。
”絶対に会社を潰さない本気の中小企業支援を行っている”「市ノ澤翔会計税務事務所」代表
公認会計士YouTuberくろいちゃんねる様
初学者向けに会計士試験合格のために「必要な勉強時間」「モチベーションを維持する方法」を解説されています。
どのように合格ができたのか?どんな生活をしていたのか?論文試験を一度失敗した経験、予備校を変更した経験等、リアルな体験談を公開しています。
合格のためのストーリ、苦労、必要なことがよくわかりますので、これから勉強を始めようと思っている方におすすめの動画です。
公認会計士試験の受験費用・概要
弁理士試験の受験概要、受験料、日程、科目等については公認会計士・監査審査会のページに記載されています。
令和6年の公認会計士試験の日程は以下の通りです。
受験費用 | 19,500円 |
第Ⅰ回短答式試験 | |
---|---|
受験願書受付期間 | インターネット出願:令和5年8月25日~令和5年9月14日 書面による出願:令和5年8月25日~令和5年9月8日 |
試験期日 | 令和5年12月10日 |
合格者発表(予定) | 令和6年1月中旬 |
第Ⅱ回短答式 | |
受験願書受付期間 | インターネット出願:令和6年2月上旬~令和6年2月下旬 書面による出願:令和6年2月上旬~令和6年2月中旬 |
試験期日 | 令和6年5月26日 |
合格者発表(予定) | 令和6年6月下旬 |
論文式 | |
受験願書受付期間 | ー |
試験期日 | 令和6年8月16日~令和6年8月18日 |
合格者発表(予定) | 令和6年11月中旬 |
※公認会計士・監査審査会より引用
試験から合格までの流れ
第Ⅰ回短答式試験願書受付が令和5年8月25日から始まり、第Ⅰ回短答式試験が令和5年12月10日に行われます。合格発表は令和6年1月中旬。
第II回短答式試験願書受付が令和6年2月上旬から始まり、第II回短答式試験が令和6年5月26日に行われます。合格発表は令和6年6月下旬。
第Ⅰ回・第Ⅱ短答式試験合格者だけが、令和6年8月16日~令和6年8月18日に行う論文式試験に進めます。
合格発表は令和6年11月中旬。
合格者には晴れて公認会計士として認められます。
詳細は公認会計士・監査審査会で確認するようにしてください。
※短答式試験に合格すれば例えその年度の論文式に不合格でも2年間は、短答式が免除されます。短答式に合格すれば3回まで論文式試験を受験できます。
公認会計士試験の受験料
公認会計士試験の受験料金は19,500円です。国家資格試験の中でも高い部類で、何度も受けるには少し高い金額といえるでしょう。難関ではありますが、一発で合格を目指したいところです。
なお、短答試験は5月下旬と12月上旬と、年に2回実施されています。試験形式はマークシート方式の択一試験です。短答式を突破した人が受ける論文式試験は、年に1回、8月中旬に3日間かけて実施されます。受験資格に制限はなく、誰でも受験することができます。
参考:公認会計士Q&A金融庁
選択科目について
経営学・統計学・経済学・民法 から選択となるが、統計学・経済学は数学的要素が非常に強いです。
ほとんどの受験生は経営学を選択するので、よほど自信があるのでなければ経営学にした方が良いでしょう。
公認会計士講座でよくある質問・FAQ
公認会計士は女性が働きやすい職業ですか?
公認会計士は女性が働きやすい職業です。資格取得により、男女平等な職場での活躍が期待され、ライフイベントに柔軟に対応できる働き方ができます。公認会計士資格を持つ女性は、一度仕事を辞めても比較的スムーズに復帰でき、資格の価値が高いため多くの方が元の職場に戻ったり、新しい職場で就業したりが可能です。また、一般企業での就職も容易であり、高い専門性とスキルが求められるため、様々な分野でキャリアを築くことができます
(参考:jicpa 日本公認会計士協会|公認会計士よくある質問Q&A)
会計士講座の受講後にはどのようなサポートがありますか?
会計士講座修了後のサポートには、合格後のキャリアサポートが含まれ、就職や独立に関する相談やセミナーが提供されます。合格祝賀会や受講生交流会では、講師や仲間との交流を通じて喜びを分かち合い、共に成長できる機会が提供されます。これらのサポートは、受講生が公認会計士としての夢を実現するために役立つのです。
(参考:資格の大原|公認会計士講座のフォローサポート)
会計士講座の受講中にはどのような学習方法が効果的ですか?
会計士講座受講中の学習方法では、柔軟な受講スケジュールを活かすために講義や教材を効果的に活用します。ライブ講義やWeb講義、PDF教材を利用して試験範囲をカバーし、解答力向上のために答案練習や模擬試験を積極的に行います。疑問や悩みが生じた場合は、講師やチューターにアクセスし、同じ目標を持つ学習仲間との交流を通じてモチベーションを維持します。
(参考:資格の大原|受験生必見!現役講師が公認会計士試験の難度や勉強方法を徹底解説)
会計士試験合格後にはどのようなキャリアがありますか?
会計士試験合格後、公認会計士として企業の財務監査や内部統制に携わりつつ、経理・財務分野や税理士としてのキャリアも考えられます。コンサルタントやアドバイザーとしても活躍の場が広がり、個々の目標に合わせたキャリア形成が可能です。就職活動やキャリア形成には会計士講座のサポートがあります。
(参考:資格の大原|公認会計士の平均年収は?年収の上げ方とキャリアパスも解説!)
会計士講座の受講をやめることはできますか?
会計士講座の中途退講は講座により手続きが異なりますが、一般的な手順は以下の通りです。まず、受講申込書に記載された連絡先に電話やメールで中止の旨を伝え、受講料の返金やキャンセル料について説明を受け、支払いを行います。最後に、中止確認書類を取得します。受講料の返金は受講が前もって開始される前や一定期間内に限られ、進行中や期間経過後は返金が難しい場合があります。キャンセル料も留意し、中止を検討する際は受講規約や案内を確認し、連絡先に問い合わせることが必要です。
(参考:資格の大原|公認会計士よくある質問)
会計士講座の受講にはどのような効果がありますか?
会計士講座の受講は、公認会計士試験の効果的な準備を支援します。広範な知識や技能を習得し、試験傾向やポイントを理解できるほか、学習計画や進捗管理のサポートも受けられます。学習仲間との交流もあり、合格に向けた強力なサポートとなります。
(参考:CPA会計学院|公認会計士試験合格を目指す上で知りたい!予備校に通う6つのメリット!)
公認会計士は独学で取得できますか?
公認会計士に独学で合格することは可能ですが、非常に困難です。公認会計士の試験は、会計学、監査論、税法、経済学、経営学など、広範囲な分野をカバーしています。これらの科目は、それぞれが専門的で深い知識を必要とします。また、会計制度や税制は頻繁に改正されます。最新の情報を常に得る必要がありますが、独学では難しい場合があります。
(参考:資格の学校TAC|公認会計士は独学で合格できるの?)
公認会計士は何年で合格できますか?
公認会計士の試験に合格できるまでの期間には個人差がありますが、講座などのカリキュラムの多くは1.5年~2年コースを提供しています。公認会計士の勉強時間の目安は3,000時間以上なので、1.5年間で合格を目指すなら1日あたり平均5時間の勉強時間が必要です。また、公認会計士になるためには、試験に合格するだけでなく3年以上の実務経験および実務補習が必要です。この期間中に知識を深め、最終的に公認会計士として登録されます。
(参考:クレアール|公認会計士試験の合格率や合格基準とは?難易度や合格に何年かかるのかをあわせて解説!)
まとめ
以上、公認会計士の講座の料金相場と安くする方法について紹介してきました。
公認会計士試験の講座の相場は、大手なら28万円~83万円、それ以外なら60万円程度となっています。
講座料金は高いですが、実績で選ぶのであれば、「資格の大原」「TAC」「CPA」(40万円~84万円)
安さ・コスパで選ぶなら、「LEC」や「クレアール」がおすすめです。(30万円~55万円)
安く済ませる方法として、まず短答式の講義のみを受けたり、早期申込割引、教育訓練給付金を受給したりする方法があります。
公認会計士試験の講座選びの一助となったのであれば幸いです。
公認会計士試験講座 価格比較表
関連資格情報
会計士に次いで人気の税理士、また、簿記講座やFPも併せて取得される方も多いですね。
簿記1級は会計士講座の簿記の範囲とほぼ同じですので、まずは簿記1級を取得してから(もしくは同時並行)というのもありですね。
それぞれの講座情報の記事もありますので、参考に
「税理士講座の料金相場と選び方」の記事はこちら↓
監修者の吉岡のん様によるおすすめの税理士講座も紹介していますので、参考に。
「簿記講座の料金相場と選び方」の記事はこちら↓
こちらも監修者の公認会計士・税理士大橋誠一様によるおすすめの簿記講座もご紹介していますので、参考に。
「FP講座の料金相場と選び方」の記事はこちら↓
また、「行政書士講座の料金相場」の記事もございますのでこちらも参考に。
監修者の行政書士小林典広様によるおすすめの行政書士講座・予備校もご紹介していますので参考に。
また、会計系、士業系の資格情報については他にもございますのでお役立てくださいね。
公認会計士試験関連リンク
サイト名 | 解説 |
公認会計士・監査審査会 | 公認会計士試験制度の実施、品質管理のレビュー、 公認会計士の懲戒処分等を実施する「金融庁」のサイトです。 |
日本公認会計士協会(JICPA) | 公認会計士が所属する協会です。 公認会計士が社会的信頼性を得るため会員支援、自主規制、監査の実務指針の策定を行っています。 |
実務補習所 – 会計教育研修機構 | 公認会計士試験合格者が公認会計士となるための単位取得のための講義を提供しています。 会計士試験合格者は実務経験をしながら3年間通います。 |