ネットワークエンジニアとして就職、転職を希望する方が増えています。
そういった中、就職するにあたり、最も重要視されている資格の1つが、ネットワークスペシャリストの資格です。
合格率が約15%の難関資格試験なので、試験に合格するためには十分な学習や対策が必要です。
この記事ではネットワークスペシャリストの資格講座の料金相場や、講座の選び方、おすすめ、安く講座を受ける方法などについてまとめています。
- ネットワークスペシャリスト資格講座の料金はどのくらいなのか
- ネットワークスペシャリスト資格講座の予備校でおすすめはどこなのか
- ネットワークスペシャリスト資格講座で最も安い予備校はどこなのか
- ネットワークスペシャリスト資格講座で実績の高い予備校はどれなのか
- 当記事は料金相場.jpが独自に制作しています。広告出稿や商品提供等を受けることもありますが、コンテンツの内容やランキングの順位決定等には関与しておりません、中立の立場で監修者等の専門家等のアドバイスも得つつ、ユーザーファーストを目指しコンテンツを作成しております。
- 当記事は料金相場.jp(運営:株式会社ContextJapan)と提携する会社のPR情報が含まれています。
-
コンテンツをどのように作成しているのか、作成方法・詳細は料金相場.jpのコンテンツ制作・運営ポリシーをご覧ください。
ネットワークスペシャリストとは
昭和63年に創設された「オンライン情報処理技術者試験」が改定されて、新たに名前を変更したものが「ネットワークスペシャリスト試験」になります。
主催するのは独立行政法人「情報処理推進機構」(IPA)で、経済産業大臣が認定する国家試験「情報処理技術者試験」の12ある区分の中の一つです。
2019年度でも年間1万人以上の受験者がおり、高度試験中では、セキュリティースペシャリスト試験に次いで受験者が多い資格試験となっています。
ネットワークスペシャリスト試験の難易度
ネットワークスペシャリスト試験は毎年1回、4月の第3日曜日に実施されます。
過去5年の試験の受験者数や合格率などの推移は以下の通りです。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2024年 | 11,089名 | 1,704名 | 15.4% |
2023年 | 10,395名 | 1,482名 | 14.3%% |
2022年 | 9,495名 | 1,649名 | 17.4% |
2021年 | 8,420名 | 1,077名 | 12.8% |
2019年 | 11,882名 | 1,707名 | 14.4% |
2018年 | 12,322名 | 1,893名 | 15.4% |
2017年 | 12,780名 | 1,736名 | 13.6% |
2016年 | 11,946名 | 1,840名 | 15.4% |
(※IPA 情報処理推進機構より引用)
毎年1万人以上の方が受験をして合格するのは1,500名前後、合格率は13〜17%程度ということがわかります。
情報技術系の試験の中でもトップクラスの難易度と言えるでしょう。
ネットワークスペシャリスト試験は午前Ⅰ・午前Ⅱ・午後Ⅰ・午後Ⅱの4種類を1日でまとめて受けなければならないのも難易度の高い理由の一つです。
ネットワークスペシャリスト試験は独学で合格可能か?
ネットワークスペシャリスト試験の難易度と、必要となる学習時間は以下の通りです。
合格率 | 13〜17%程度 |
学習時間 | 50〜100時間 |
一般的に、必要な学習時間は50〜100時間と言われていますが、試験の難易度や個人の理解度によってはさらに多くの時間が必要になる場合もあります。
試験の合格率は13〜17%程度と低めであり、多くの受験者が半年以上かけて準備を進めています。
独学で合格を目指す場合、参考書や過去問題集を有効に活用し、効率よく学習を進めることが重要です。
参考:スタディング
ネットワークスペシャリストの資格を取るメリット
ネットワークスペシャリストの資格を取るメリットは第一に「キャリアアップ・就職・転職に有利になること」です。
大企業では特に、システム管理者になるためには、必須の資格となっています。
システムの設計・構築・管理といった、ネットワークシステムの全体についての知識を持っているため、企業でのシステム管理者を任せやすくなります。
システム管理者はどこも需要があり、人手不足ですので、転職が有利となります。
また、現在、ネットワーク関連の仕事に携わっている方にとっては、自身のキャリアアップや収入アップなどが可能とります。リーダー候補として、将来的に会社内でのポジションアップも期待できます。
参考:itec:ネットワークスペシャリスト【NW】情報処理技術試験
ネットワークスペシャリストの資格が活かせる職業は?
ネットワークスペシャリストの資格が活かせる職業について見ていきましょう。
ネットワークスペシャリストはやはり、IT企業や通信系企業、ネットワーク関連企業での需要が高いです。
そして、社内ネットワークを所有している大手企業のシステム管理部門でも需要があります。
また、ネットワークスペシャリストの資格を取得することで、試験科目が免除になるものもあるので、その仕事に携わっている方が資格試験を受験することも多いようです。
ネットワークスペシャリストの資格で免除される試験科目など
・弁理士試験の科目免除(理工Ⅴ[情報])
・技術陸曹・海曹及び予備自衛官補(技能公募)の任用資格
・警視庁特別捜査官など都道府県警察の4級職(警部補)のサイバー犯罪捜査官の任用資格
・中央省庁の4級職~6級職CIO補佐官(主査,課長補佐,班長,企画官,調査官)等の職員の・任用資格
・各独立行政法人の情報技術関連職員の任用資格引用元:itec
ネットワークスペシャリストの平均年収は?
ネットワークスペシャリストの資格取得者の平均年収は450万円~800万円とされています。
経験や年齢などの要因もあるため、年収には幅がありますが、他の情報系資格取得者と比較してみると
とされているので、ネットワークスペシャリストの資格は市場価値も高いことが推測されます。
ネットワークスペシャリスト資格取得までの流れ
ネットワークスペシャリスト資格取得までの流れは以下の通りです。
-
STEP1講座を探すまず、試験対策講座を探しましょう。本記事ではオススメの講座、選び方、安くする方法などを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
-
STEP2講座を受講するオンライン講座や通学講座など、自分に合った学習教材を選び、試験へ向けて勉強しましょう。合格するには50〜100時間程度の学習時間が必要と言われています。
-
STEP3試験の申し込みIPA 情報処理推進機構にて受験の申し込み手続きを行います。
-
STEP4試験を受ける試験は午前Ⅰ・午前Ⅱ(多肢選択式)と、午後Ⅰ・午後Ⅱ(記述式)に分かれており、1日で実施されます。
-
STEP5合格証明書の取得合格発表後、合格者は「IPA 情報処理推進機構」で合格証明書の発行手続きを行うことができます。交付手数料は1通700円です。
(IPA 情報処理推進機構より参考事例)
ネットワークスペシャリスト講座の料金相場:1,700円(単科)~641,300円【おすすめ各予備校比較】
では、ネットワークスペシャリスト講座の各予備校の料金相場を見ていきましょう。
ShareWisのような単科ごとで提供しているスクールもあり、1,700円から受講することが可能です。また、Softcampusのようなマンツーマンレッスンの60万円超の講座もあり幅広いです。
ですが、概ね、5万円前後で一式受講することができます。
以下、通学やオンラインでネットワークスペシャリストの資格対策ができるおすすめの講座を紹介します。
ShareWis:1,700円〜8,300円
ShareWisのネットワークスペシャリスト講座の料金相場は1,700円〜8,300円になります。
(※ShareWis公式サイトより引用)
コース一例 | 料金(税込) |
ネットワークスペシャリスト試験過去問徹底解説 午後Ⅰ問1 | 1,700円〜2,900円 |
ネットワークスペシャリスト試験過去問徹底解説 午後Ⅰ問1〜3セット | 3,900円〜6,700円 |
ネットワークスペシャリスト試験過去問徹底解説午後II 問1 | 3,200円〜5,300円 |
ネットワークスペシャリスト試験過去問徹底解説午後II 問1〜2セット | 4,900円〜8,300円 |
(※ShareWisの料金一覧:2024年9月5日時点)
2012年にスタートしたShareWisはオンラインで学習できる各種講座を掲載しています。
ShareWisはネットワークやプログラミングなどのIT系の講座も多いですが、中国語講座や英語講座、小説の書き方など多岐にわたる講座が用意されています。仕事の都合でなかなかスクールに通ううことができない社会人に人気が高いサービスです。
ShareWisのネットワークスペシャリストの講座は、過去の問題について講師が解説するといった、実践的なプログラムが用意されています。
基礎から学びたいという方よりも、ある程度ネットワークの知識がある方に向いていると思います。
運営会社名 | 株式会社シェアウィズ |
会社住所 | 〒541-0058 大阪市中央区南久宝寺町3−2−7 第一住建南久宝寺町ビル8階 |
電話番号 | 06-6125-5834 |
料金 | 1,700円〜8,300円 |
主な予備校 | オンラインのみ |
お問い合わせ | https://support.share-wis.com/hc/ja/requests/new |
特徴 | 単科のみの販売で初学者が一から学ぶスタンダードコースのようなものは現在のところ販売されておりません。 |
公式HP | https://share-wis.com/ |
itec:18,700円~45,100円
itecのネットワークスペシャリスト講座の料金相場は18,700円~45,100円になります。
(※itec公式サイトより引用)
コース名 | 通常価格(税込) | 早割価格(税込) |
スタンダードコース | 45,100円 | 39,600円 |
午前Ⅰ免除コース | 41,800円 | 36,300円 |
午後Ⅰ・Ⅱ対策コース | 36,300円 | ー |
プラクティスコース(模試付・模試なし) | 18,700円 | ー |
(※itecの料金一覧:2024年9月5日時点)
itecは、資格取得を目指す人への講座だけではなく、各企業の社内研修も数多く依頼されており、試験対策専門だけではなく、教育ということに力を入れています。
まずは、受講者の弱点を浮き彫りにして、弱点を克服するためのカリキュラムが組まれます。午前と午後に模試を行う、1日2度の実戦的な試験を受けることで、実践力の強化や、自分がどれだけ力がついているかわかるようになっています。
講座以外にも、全国統一模試なども用意されており、確実に資格試験をパスする力をつけることが可能です。
運営会社名 | 株式会社アイテック |
会社住所 | 〒143-0006 東京都大田区平和島6-1-1 センタービル8階 |
電話番号 | 03-6877-6312 |
料金 | 18,700円~45,100円 |
主な予備校 | ・通信講座のみ |
お問い合わせ | https://www.itec.co.jp/webform |
特徴 | 株式会社アイテック教育事業本部が運営しているスクールがitecです。 |
公式HP | https://www.itec.co.jp/ |
TAC:60,000円~95,000円
TACのネットワークスペシャリスト講座の料金相場は60,000円~95,000円です
(※TAC公式サイトより引用)
入会金 | 10,000円 |
コース名 | 形態 | 料金(税込) |
本科生 | Web通信講座+DL | 75,000円 |
DVD通信講座+DL | 85,000円 | |
本科生(午前I試験免除) | Web通信講座+DL | 60,000円 |
DVD通信講座+DL | 70,000円 | |
本科生プラス | Web通信講座+DL | 85,000円 |
DVD通信講座+DL | 95,000円 |
(※TACの料金一覧:2024年9月8日時点)
TACは公認会計士や簿記の資格の学校というイメージが強いですが、2000年にIT技術者養成スクールを開設して以来、IT系の資格取得にも強いスクールとなっています。
首都圏を中心に全国36ヶ所に直営校と提携校がありますが、ネットワークスペシャリストの講座に通学講座はなく、WebとDVDの通信講座を提供しています。
専門知識対策講義+演習+公開模試という実践的なカリキュラムなので、ネットワークの知識をある程度持っている人でないと、カリキュラムについていけない可能性があります。
運営会社名 | 株式会社 TAC |
会社住所 | 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町 3-2-18 TAC本社ビル |
電話番号 | 0120-509-117 |
料金 | 60,000円~95,000円 |
主な予備校 | ・横浜校 ・京都校 ・梅田校 ・広島校(等⇒学校一覧参照 |
お問い合わせ | https://www.tac-school.co.jp/toiawase.html |
特徴 | 初心者の方は別の講座で基礎力をつけてからネットワークスペシャリスト対策講座に移るのがおすすめです。 |
公式HP | https://www.tac-school.co.jp/index.html |
Softcmpus:641,300円
Softcmpusのネットワークスペシャリスト講座の料金は641,300円になります。
(※Softcmpus公式サイトより引用)
コース名 | 料金(税込) |
ネットワークスペシャリスト試験対策講座 | 641,300円 |
(※Softcmpusの料金一覧:2024年9月5日時点)
首都圏の新宿校、横浜校の他にも東北に専門学校を持つソフトキャンパスですが、通学での講座受講だけでなく、オンライン受講にも力をいれております。
ソフトキャンパスの特徴は、講師と受講生が1対1のマンツーマン指導です。そのため他社と比較すると高額になっています。
自分のペースに合わせて学習を進めることができることや、わからないことはすぐに講師に質問できるのは大きなメリットになるでしょう。
運営会社名 | 株式会社ソフトキャンパス |
会社住所 | 〒036-8182 青森県弘前市土手町38 したどてスカイパークビル2F |
電話番号 | 0120-459-017 |
料金 | 641,300円 |
主な予備校 | 東北地方に3校、関東地方に2校 (※詳しくはこちら) |
お問い合わせ | https://softcampus.co.jp/contact-request/ |
特徴 | 通学だけでなく、オンライン受講もマンツーマンで行っているので、近くに専門学校がなく通えない方でも心配することはありません。 |
公式HP | https://www.softcampus.co.jp/ |
富士通ラーニングメディア:36,300円~45,100円
富士通ラーニングメディアの合格キャンパスのネットワークスペシャリスト講座の料金相場は36,300円~45,100円になります。
(※富士通ラーニングメディア公式サイトより引用)
コース名 | 料金(税込) |
【午前・午後】ネットワークスペシャリスト試験対策講座 | 45,100円 |
【午後版】ネットワークスペシャリスト試験対策講座 | 36,300円 |
(※富士通ラーニングメディアの料金一覧:2024年9月5日時点)
富士通ラーニングメディアは、パソコンやOA機器メーカーの富士通が運営している通信教育システムです。
企業での社内研修プログラムがメインですが、e-ラーニングというコンテンツの中に、個人で受講できる講座が用意されています。
オンライン学習になるので、普段は時間が取れない方や、近くにネットワークスペシャリストの講座が用意されている専門学校がない方におすすめです。
運営会社名 | 株式会社富士通ラーニングメディア |
会社住所 | 〒144-8588 東京都大田区新蒲田1-17-25 |
電話番号 | 0120-55-9019 |
料金 | 36,300円~45,100円 |
主な予備校 | オンライン講座のみ |
お問い合わせ | https://www.knowledgewing.com/kw/contact/ |
特徴 | IT系や語学系の講座の中にネットワークスペシャリスト資格対策講座があります。 |
公式HP | https://www.knowledgewing.com/kw/ |
ネットワークスペシャリスト講座料金一覧・比較表 まとめ
ネットワークスペシャリスト講座の比較表です。
予備校名 | 料金相場 | 割引 | 合格実績 | 特徴 | 通学 |
---|---|---|---|---|---|
ShareWis | 1,700円〜8,300円 | なし | 非公開 | ・単科講座のみ ・試験過去問を徹底解説するオンライン講座 |
× |
itec | 18,700円~45,100円 | 早割 重複教材割引 |
非公開 | ・教材は書籍とeラーニング ・経験豊富な講師陣による質問回答 ・公開模試が受講可能 |
× |
TAC | 60,000円~95,000円 | 再受講割引 ステップアップ割引 |
非公開 | ・WebもしくはDVDの通信講座 ・上級コースあり |
× |
Softcmpus | 641,300円 | なし | 資格合格率95% | ・1対1のマンツーマン指導 ・オンライン受講も可能 ・午前だけもしくは午後だけなど独自のカリキュラムも対応 |
○ |
富士通ラーニングメディア | 36,300円~45,100円 | なし | 非公開 | ・教材は書籍とeラーニング ・標準学習時間は145時間 ・担当講師による学習支援あり |
× |
最安値がShareWisの1,700円、最高値がSoftcampusの641,300円と、かなり相場に幅があります。
ShareWisの価格が安いのは、50分程度の動画を一コマずつ購入するため、ある程度、ネットワークの知識や実践経験のある人なら必要最小限の費用で済むからです。
Softcampusは完全マンツーマンの講座のため、価格も高めになっています。独学に近い形で自分のペースで進めることができる人ならば、動画やオンラインでの授業がおすすめですし、まだ初心者に近いかたならば、すぐに講師に質問できるマンツーマンが向いているかもしれません。
ネットワークスペシャリスト講座の選び方
ネットワークスペシャリスト講座を選択する際に重要視したいポイントなどを紹介します。
詳細なカリキュラムが発表されている講座を選ぶ
受講する講座がどのような内容なのか知っておく必要があります。
初日から最終日までの授業内容や、試験の日程などの詳細を発表している講座ならば、内容を確認して、現在の自分の知識に足りないところがあるか?自分には必要な講座なのか判断することができます。
カリキュラムの内容がわからないまま、講座を受けた場合、既に自分に十分に知識があるものを再度、受講しなければならなくなり、学習時間のロスができてしまいます。
カリキュラムを確認して、自分の弱い分野に、それほど時間がかけられていないならば、その部分だけ、コマ単位のオンライン講座で学習して、弱点克服するなどの対策ができます。
(※Softcmpusより引用)
今回紹介したスクールの中で、詳細なカリキュラムを公表しているのは、Softcmpusのみです。
受講前に無料体験ができる講座を選ぶ
1日や2日といった集中型の講座ならば、特に問題はありませんが、何日間にもわたってカリキュラムが組まれているのであれば、受講するまえに無料体験などが用意されているスクールを選ぶのがおすすめです。
合格率が高いとか、人気が高いというのも重要な要素ですが、自分に合った講座や雰囲気でないと、効果も半減してしまいます。
無料体験で、どのように学習が進められるのか?学校の雰囲気はどんな感じかというのを確認して、自分に合った学校を選びましょう。
(※Softcampusより引用)
スクール名 | 無料体験 |
ShareWis | なし |
itec | なし |
TAC | あり |
Softcampus | あり |
富士通ラーニングメディア | なし |
合格率が高い講座を選ぶ
講座を受講する目的は、ネットワークの知識をつけることはもちろんのこと、やはり試験を突破するのが第一の目的となります。
そのため、講座を選ぶときは、資格試験の合格率についても確認するのは重要です。ネットワークスペシャリスト試験だけに限らず、その他の講座での合格率が高いということも学校を選ぶ際の重要な目安になります。
マンツーマンでの指導が好評なSoftcampusは、各種資格試験の合格率が95%と発表されています。わからないことをすぐに隣にいる講師に聞いて解決できるマンツーマン指導が効果的であることは間違いないようです。
(※Softcampusより引用)
予備校名 | 合格実績 |
ShareWis | 非公開 |
itec | 非公開 |
TAC | 非公開 |
Softcmpus | 資格合格率95% |
富士通ラーニングメディア | 非公開 |
オンライン講座が可能な講座を選ぶ
地方などにお住まいの方だと、自分の住んでいるところの近くに希望する講座を行っている学校がなくて通えないということも多いと思います。
また、社会人の方は、仕事の都合でなかなか通学ができないという方も多いでしょう。
(※ShareWisより引用)
ネットワークスペシャリスト講座は、通学での学習とオンラインでの受講の二つの方法で開講しているスクールもあります。
今回紹介したスクールの中で、通学講座があるのは、Softcmpusのみです。
ShareWis | オンライン講座専門 |
itec | 通信講座のみ |
TAC | WebもしくはDVD通信講座 |
Softcampus | オンラインのマンツーマン講座あり |
富士通ラーニングメディア | オンライン講座あり |
ネットワークスペシャリスト講座を安く受講する方法
ネットワークスペシャリストの講座をさらに安く受ける方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
各種割引を利用する
学校によって、様々な割引サービスを行っている場合があります。割引の条件などは各校で異なりますが、割引条件に該当するならば、受講料を安くすることができます。
itecではコース教材の中で既に持っている教材があれば「重複教材割引」が適用されます。
TACにも「再受講割引」や「ステップアップ割引」と言った制度があります。
(※TACより引用)
割引の内容も条件も資格予備校によって異なるので、自分が割引の対象になるのか確認しておくのが大事です。
予備校名 | 割引 |
ShareWis | なし |
itec | 早割 重複教材割引 |
TAC | 再受講割引 ステップアップ割引 |
Softcmpus | なし |
富士通ラーニングメディア | なし |
助成金を利用する
ネットワークスペシャリストの講座は、一般教育訓練給付制度の対象となります。
この制度は一定条件を満たした方が、最後まで講座を受講した場合、受講費用の20%(最大10万円)が給付金としてハローワークから戻ってくる制度です。
(※TACより引用)
出席率や正答率などの条件を満たす必要がありますが、それほど厳しい条件ではないので、支給条件に当てはまる方は是非利用してください。
支給条件 | |
初めて利用する方 | 雇用保険加入期間が通算1年以上 |
以前利用したことがある方 | 前回利用開始日から雇用保険加入期間が通算3年以上 |
終了条件 | |
通学の場合 | 出席率80%以上&修了試験正答率60%以上 |
通信教育の場合 | 添削答案提出率80%以上&修了試験正答率60%以上 |
引用元:TAC
独学で試験突破を目指す
テキストや教材を購入して、独学で資格試験合格を目指すならば、講座を受けるよりも大幅に費用を節約することが可能です。
(※Amazonより引用)
twitterやネットの体験談を見ると、独学で試験を突破した人もいるようですが、超難関の資格試験のため、数はそれほど多くなさそうです。
カリキュラムなどを自分で決めなければならないことや、1人で学習を続けることに耐える精神力なども必要になりますが、自分のペースで時間に縛られることなく学習を進めることができます。
講座を受けなくても、模試を受けられるスクールもありますので、定期的に模試を受けてみて、学習の到達度を確認するという方法もできます。
youtubeの無料講座で勉強する
youtubeでもネットワークスペシャリスト講座のチャンネルがあります。多くが個人チャンネルになりますが、その中でもおススメできるのは、過去の試験問題について解説を行っているチャンネルです。
実際に出題された試験問題をわかりやすく解説してくれているので、試験に対して実践的な勉強法が可能です。
youtubeのチャンネルの特徴として、総合的に教えてくれるチャンネルは少ないですが、個別の項目について解説してくれているものが多いです。
勉強していく中で、書籍だけでは理解できない部分が出た時に活用することはかなり効果的な勉強方法となると思います。
おすすめのyoutube動画
情報処理技術者メインの教材型チャンネルです。ネットワークスペシャリストの講座も用意されており、10分程度の動画で試験対策を学べます。
ネットワークスペシャリスト資格試験の最新の問題を解説している動画です。過去問題の深掘りを行うことで、試験に対する実践的な力がつきます。
ネットワークスペシャリスト試験の受験生が開設したチャンネル。初心者でもわかりやすい言葉で、図解を交えながら丁寧に解説しています。
ネットワークスペシャリスト試験の受験費用・概要
ネットワークスペシャリスト試験の概要や受験料等についてはIPA 情報処理推進機構のページに記載されています。
試験は年1回、春期に実施されます。
申し込み期間 | 1月下旬〜2月中旬まで |
受験料 | 7,500円(税込) |
試験実施日 | 4月の第3日曜日 |
試験時間 | 午前Ⅰ…9:30~10:20(50分) 午前Ⅱ…10:50~11:30(40分) 午後Ⅰ…12:30~14:00(90分) 午後Ⅱ…14:30~16:30(120分) |
出題形式 | 午前Ⅰ・午前Ⅱ…多肢選択式(四肢択一) 午後Ⅰ・午後Ⅱ…記述式 |
合格発表 | 6月下旬 |
申し込みはインターネットでの受付のみとなります。
ネットワークスぺシャリストに限らず、情報処理技術者試験は受験資格や年齢制限はありません。
詳細はIPA 情報処理推進機構のページで確認するようにしてください。
まとめ
ネットワークスペシャリストの講座は、通学でもオンラインでも数多くの講座がありますが、価格帯は1,700円~595,700円とかなりの幅がありました。
カリキュラムや学習のスタイルなどを確認して、自分に合った講座を選ぶのが試験突破への一番の近道になるでしょう。
講座の無料体験ができるところもあるので、申込の前に講座を体験することで、学校の雰囲気や、授業の進め方が自分に合っているかどうか判断することができるのでおすすめです。
また、時間に余裕がない方ならば、オンラインでの講座受講が可能なスクールを選ぶことで、自分のペースで勉強することが可能になります。
社会人の方ならば、給付金を受け取ることができますので、自分が条件に当てはまるかどうか確認してみてください。
ネットワークスペシャリスト講座の比較表
画像 | |||||
予備校名 | ShareWis | itec | TAC | Softcmpus | 富士通ラーニングメディア |
料金相場 | 1,700円〜8,300円 | 18,700円~45,100円 | 60,000円~95,000円 | 641,300円 | 36,300円~45,100円 |
割引 | なし | 早割 重複教材割引 |
再受講割引 ステップアップ割引 |
なし | なし |
合格実績 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 資格合格率95% | 非公開 |
特徴 | 試験の過去問をオンラインで徹底解説する講座です。 | 35年培ったノウハウが詰め込まれた書籍を教材として提供します。 | 専門知識対策講義+演習+公開模試のオールインワン講座です。 | 完全マンツーマンの通学レッスンを提供しています。 | 書籍教材(テキスト・問題集)とeラーニングの講座です。 |
関連記事
当サイトではその他、「プログラミングスクールの料金相場」や「CCNA資格講座の料金相場」等、プログラミング関連の記事もございますので参考に。
また、資格に関する記事は他にもございますのでご覧になってくださいね。