TOEFL対策講座の料金相場とスクールの選び方【各社比較】

本記事では、TOEFL対策講座の料金相場とスクールの選び方、安くする方法を紹介していきます。

TOEFL試験では総合的な英語力が求められます。

試験問題への対策方法や、実践的な英語を身に着けるにはTOEFL対策講座を受けるのがおすすめです。

スクールの選び方なども紹介していきますので、ぜひ参考にして下さい。

TOEFLについて

まずは簡単にTOEFLについてお伝えしていきます。

TOEFLは英語能力測定テスト

アメリカ合衆国にある非営利教育団体「ETS」によって開発されました。

「Test of English as a Foreign Language」を略してTOEFL（トーフル）と呼びます。

英語が母国語ではない人を対象とした英語力測定テストです。

自宅受験ができる「TOEFL iBT home edition」もありますが、こちらはスコアの提出先によっては受け付けられない場合があるので注意して下さいね。

TOEFL ITP

TOEFL ITP（TOEFL Institutional Test Program）は、日本国内の大学入試や大学のクラス分けなどに利用されている団体向けのテストです。

難易度によってレベル1とレベル2に分けられますが、Speakingが項目にありません。

英語力を証明し辛いため、海外留学や英語力をアピールしたい時には少し根拠が弱いと受け取られるかもしれません。

TOEFLについて更に詳しく知りたい場合は「アガルート」のコラムをご覧下さい。

TOEFLとTOEICの違い

TOEFLとTOEICの違いについてですが、前提として優劣がつくようなものではありません。

TOEFLは海外留学を目指す方向け、TOEICは国内での就職を目指す方向けと言えます。

ですが片方で高得点を取れる方は、もう片方でも高得点を取れる可能性が高いです。

目安程度に考えておくと良いでしょう。また、自分の進路によって選択を変えるのも大切です。

どうしても決められない方は神田外語学院のコラムを確認の上、チャートを試してみましょう。

試験の出題内容に違いがある

TOEICの試験ではListeningとLeadingの2技能を測定し、ビジネスシーンや日常英会話について出題されます。

一方TOEFLの試験ではListening・Leading・Writing・Speakingの4技能を測定し、大学での講義内容や会話に関する出題が多い傾向になっています。

試験対策にも違いがあり、TOEFLの方がより広い範囲をカバーする必要があります。

独学ではなかなか大変なTOEFLの受験ですが、対策講座を受ければ効率良く点数アップが望めます。

TOEFL対策講座とは

TOEFLの対策講座を受けるには、英会話スクールに入会するのが一般的です。

コースの中にTOEFLの対策講座があればそちらを選べば問題ありません。

英会話スクールの受講スタイルや入学方法についても紹介していきます。

英会話スクールに入会する

英会話スクールの中にはTOEFL対策のためのコースが無い場合もありますが、オーダーメイド授業をしてくれる場合には自分の希望を伝えるといいでしょう。

TOEFL試験初心者の場合は、対策コースを選んだ方が無難です。

例えばLINGO L.L.Cでは、TOEFL試験対策に特化したコースが用意されています。

TOEFL対策コースがあるということはそれだけノウハウがあるということなので、受験内容に不安がある方にもおすすめです。

LINGO L.L.C	TOEFL対策コースがある
Best Teacher	日本人が苦手なWriting＆Speakingに特化している
LIBERTY	英語力に合わせてコースを選べる
BERKELEYHOUSE	UPしたい目標スコアに合わせてコースを選べる
PROGRIT	オーダーメイド授業なので目的がはっきりしている方向け
mytutor	ポイント＆月額制なので、自分が伸ばしたい部分がはっきりしている方におすすめ

受講スタイルは2種類

英会話スクールと言っても、実際に通わなければいけないわけではありません。

通学・オンラインとで分かれており、中には両方を選択できるスクールも。

通学タイプだと講義の時間が決まっているため、受講できる回数が限られたり、通学のための交通費も必要になったりします。

普段忙しい方や自宅での学習でもモチベーションを維持できる方は、24時間いつでも学習できるオンライン授業がおすすめです。

LINGO L.L.C	通学・オンライン
Best Teacher	オンライン
LIBERTY	通学・オンライン（併用可）
BERKELEYHOUSE	通学・オンライン
PROGRIT	通学・オンライン（併用可）
mytutor	オンライン

英会話スクールの入学方法

英会話スクールへの入学の流れを紹介します。

TOEFL対策講座の料金相場：6,980円～1,316,770円

ここからはTOEFL対策講座の料金相場をお伝えしていきます。

それぞれの講座の特徴なども併せて紹介しますので是非ご覧下さい。

LINGO L.L.Cの料金相場：16,500円～167,000円（東京・オンライン）

（LINGO L.L.CのHPから引用）

LINGO L.L.Cの料金相場は16,500円～167,000円です。

プライベートレッスンなら1時間16,500円～で受けられるので、時間が取れない方にはおすすめです。

LINGO L.L.Cは、TOEFLを始めIELTS・GRE・SATの対策にも力を入れている対策塾です。

体験レッスンは無料ですし、複数あるうちのどのコースを受講すればいいか分からない場合はクラス診断もして貰えますよ。

レッスンは少人数制なので質問もしやすく、欠席した場合も授業の動画を7日間無料で見られるので安心です。

LINGO L.L.C
公式サイトはコチラ

予備校名	LINGO L.L.C
住所	〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-2-7 KDX新宿ビル1F
電話番号	0120-050-867
料金（税込）	16,500円～167,000円
アクセス	新宿駅より徒歩約8分（GoogleMap）
お問い合わせ	https://www.lingollc.com/contact
特徴	25年の実績があり、これまで多くの合格者を排出してきました。
公式HP	https://www.lingollc.com/

Best Teacherの料金相場：16,500円～（オンライン）

（Best TeacherのHPから引用）

Best Teacherの料金相場は16,500円～です。

月額タイプなので、自分の予算内でどれぐらいの間通う事が出来るかを考えてみましょう。

Best Teacherは、オンライン専門のTOEFL対策講座です。

24時間365日いつでも学べるのが魅力で、受講回数も無制限なので時間や回数を気にする必要はありません。

日本人が苦手だとされているWritingとSpeakingを重点的に伸ばす事で、点数アップを目指します。

外国人講師の英文添削や、添削された英文を発音練習に使うという独特な勉強法が特徴です。

ベストティーチャ
公式サイトはコチラ

名称	ベストティーチャー
住所	〒151-0053 渋谷区代々木1-27-5 代々木市川ビル 2F
電話番号	03-6759-8002
料金	16,500円～
使用ツール	Skype
お問い合わせ	https://www.best-teacher-inc.com/faq
特徴	通学型スクールに通うより圧倒的なコスパの良さが魅力です。
公式HP	https://www.best-teacher-inc.com/

LIBERTYの料金相場：336,000円～792,000円（東京・オンライン）

（LIBERTYのHPから引用）

LIBERTYの料金相場は336,000円～792,000円です。

ベーシックコースのみになりますが、一般教育訓練給付金制度を使えば最大100,000円支給されます。

LIBERTYは、最短一ヶ月で目標達成が可能なTOEFL対策講座塾です。

まずは無料カウンセリングで希望や予算を相談すると、おすすめのコースを提案してくれますよ。

従来の学習方法とは異なった新たな視点にこだわっており、独自メソッド「グラマーテーブル」で完璧な英語習得を目指します。

短期的かつ効率的に習得出来るので、時間を多く割けない忙しい方におすすめです。

LIBERTY
公式サイトはコチラ

予備校名	LIBERTY ENGLISH ACADEMY
住所	〒108-0014 東京都港区芝5-13-14 MAビル芝III 2F
電話番号	0120-916-944
料金（税込）	336,000円～792,000円
アクセス	田町駅( JR山手線・京浜東北線) から徒歩5分（GoogleMap）
お問い合わせ	ー
特徴	TOEFLコースは3つのプランが用意されています。
公式HP	https://www.liberty-e.com/

BERKELEY HOUSEの料金相場：26,400円～1,316,770円（東京・オンライン）

（BERKELEY HOUSEのHPから引用）

BERKELEY HOUSEの料金相場は26,400円～1,316,770円です。

BEREKELEY HOUSEは、日本で初めてアメリカへの正規留学を実現させた対策講座塾です。

総合的な英語力を身に着けることを目標としており、通学・オンラインから学習スタイルを選べます。

OEFLテスト対策指導歴20年以上のベテラン講師が講義にあたり、講義によってネイティブか日本人講師かを選択できます。

プライベートレッスンも完備されているので、集団で授業を受けるのは苦手な方にもおすすめです。

BEREKELEY HOUSE
公式サイトはコチラ

予備校名	BEREKELEY HOUSE
住所	〒162-0844 東京都新宿区市谷八幡町2-1 DS市ヶ谷ビル 7F
電話番号	050-5497-1113
料金（税込）	26,400円～1,316,770円
アクセス	JR「市ヶ谷駅」より徒歩2分（GoogleMap）
お問い合わせ	お問い合わせフォーム
特徴	無料体験レッスンから7日以内に入会すると授業料が最大約25％OFFになります。
公式HP	https://berkeleyhouse.co.jp/

PROGRITの料金相場：599,500円（東京・神奈川・愛知・大阪・兵庫・オンライン）

（PROGRITのHPから引用）

PROGRITの料金相場は599,500円です。

PROGRITはTOEFL対策専門の講座はありませんが、オーダーメイド授業に対応しています。

まずは無料カウンセリングで目標点数などを伝えてみましょう。

初心者から上級者まで累計18,000名が受講しており、ビジネスでも使える本格的な英語を教えています。

生徒一人に専属のサポーターが24時間いつでも相談を受け付けており、それぞれに合わせた学習プランを作ってくれますよ。

PROGRIT
公式サイトはコチラ

予備校名	プログリット 渋谷校
住所	〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-10-1 八千代ビル6階
電話番号	03-6803-8925
料金（税込）	328,000円～1,069,200円
アクセス	東京メトロ/JR/東急線各線 渋谷駅より徒歩4分（GoogleMap）
主な予備校	10校（東京6校・神奈川・名古屋・大阪・兵庫） （※詳しくはこちら）
お問い合わせ	https://about.progrit.co.jp/contact
特徴	給付金制度を使えば最大10万円支給されるだけでなく、割引キャンペーンが開催されている時もあるので、併用すれば更にお得ですよ。
公式HP	https://www.progrit.co.jp/

myuttorの料金相場：6,980円～79,800円（オンライン）

（mytutorのHPから引用）

mytutorの料金相場は6,980円～79,800円です。

mytutorは、TOEFLだけでなくIELTS・TOEIC・英検にも対応した対策講座です。

検定試験指導者が中心となっており、自分で講師を選べるシステムです。

1日の受講数に制限がありませんので、時間のある時にみっちり勉強をすることも可能です。

英文添削サービスなども利用出来るのが魅力的なポイントです。

mytutor
公式サイトはコチラ

名称	mytutor
住所	〒112-0002 東京都文京区小石川5-10-4　ヒルトップ小石川105
電話番号	03-6801-5417
料金	6,980円～79,800円
使用ツール	Skype・Zoom
お問い合わせ	https://www.mytutor-jpn.com/contact.html
特徴	月額制とポイント制の2種類のプランがあるので、自分に合った方を選ぶと良いでしょう。
公式HP	https://www.mytutor-jpn.com/

TOEFL対策講座の料金相場まとめ

ここまで紹介した6つの講座の料金相場を表でまとめました。

それぞれの特徴もまとめているので、ぜひ参考にして下さいね。

TOEFL対策講座の料金相場は6,980円～1,316,770円です。

感染症対策のため、通学タイプのグループレッスンであっても少人数制としているところが多いようです。

学びながらも疑問は直ぐに質問して解消したいタイプの方は、マンツーマン授業やオンライン授業を選ぶと良いでしょう。

TOEFL対策講座の選び方

多くの英会話教室がTOEFL対策に対応していますが、どんなスクールを選べばいいのでしょうか。

いくつかポイントをお伝えしますね。

目的を明確にする

まず自分の目的を明確にしておくと、TOEFL対策講座スクールを選びやすくなります。

目標点数はいくつくらいなのか、何点上げる必要があるのか、自分に足りない技能は何か、どれぐらいの期間で上げる必要があるかなど、人それぞれの課題があることでしょう。

目的がハッキリしていれば、受講するコースに迷っても体験授業やカウンセリングの時に自分に合ったクラスを提案して貰えますよ。

例えばLINGO L.L.Cでは、TOEFLの目標点数に合わせたコースが選べます。

TOEFL初チャレンジでも安心して受けられますし、他にもマンツーマンコースなどが用意されています。

LINGO L.L.C	目標点数ごとにコースが分かれている
Best Teacher	Writing＆Speakingに特化している
LIBERTY	英語力に合わせてコースを選べる
BERKELEYHOUSE	UPしたい目標スコアに合わせて選べる
PROGRIT	オーダーメイド授業
mytutor	ポイント＆月額制なので、自分が伸ばしたい部分がはっきりしている方におすすめ

受講スタイルで選ぶ

どんな受講スタイルが自分に合っているか考えてみましょう。

オンライン・通学・マンツーマン・講義タイプなど受講スタイルは様々で、それぞれに利点があります。

ロゼッタストーン・ラーニングセンターのように、オンライン英会話専門のスクールも存在しています。

今回紹介した6校の中では、LIBERTYがオンラインと通学を併用することが出来ます。

LINGO L.L.C	通学・オンライン
Best Teacher	オンライン
LIBERTY	通学・オンライン（併用可）
BERKELEYHOUSE	通学・オンライン
PROGRIT	通学・オンライン（併用可）
mytutor	オンライン

講師で選ぶ

外国人講師からはやはり生きた英語を学べますし、耳が英語に慣れますのでListening力が鍛えられます。

ですが質問も英語でしなくてはならず、TOEFL初心者には難しいかもしれません。

日本人講師が相手なら、質問がしやすく細かいニュアンスが伝わりやすいというメリットがあります。

ですが外国人講師に比べるとSpeaking力が伸びにくいという一面もあります。

講師の人種の幅が広いと、それだけ多くの学びを手にれるチャンスがあるということです。

中でもBERKELEY HOUSEでは、外国人講師と日本人講師を講義によって選択することが可能です。

自分のレベルや授業内容に合わせて変更できるので、いい所どりが出来るのが魅力ですね。

LINGO L.L.C	日本人講師
Best Teacher	外国人講師
LIBERTY	日本人講師
BERKELEYHOUSE	外国人講師・日本人講師（授業によって選択可能）
PROGRIT	日本人講師
mytutor	外国人講師

TOEFL対策講座を安く利用する方法

TOEFL対策講座を少しでも安く利用する方法をお伝えします。

各種キャンペーンを利用する

それぞれのスクールで割引キャンペーンが開催されてるかもしれません。

いくつか候補が挙がった時点で、キャンペーンがあるかも確認しておきましょう。

BERKELEY HOUSEのTOEFL スコアアップコースは無料体験レッスンから7日以内に入会すると授業料が約10〜25％OFFになるキャンペーンを実施中です。

このような割引キャンペーンを利用することで、受講費用を抑えることができます。

LINGO L.L.C	なし
Best Teacher	なし
LIBERTY	なし
BERKELEY HOUSE	体験レッスンから7日以内の入会で最大約25％OFF
PROGRIT	なし
mytutor	なし

短時間の講座を選ぶ

ある程度の自信と分析力がある方ならば、自分に足りない技能も理解していることでしょう。

そんな方は短時間の講座を選び、費用を抑えてみてはどうでしょうか。

mytutorでは月額制のプランが用意されていますが、1ポイントを25分のレッスン1回分に使うポイント制プランも選べます。

勉強の要所で講師からの授業やアドバイスを受ければ勉強が捗りそうですね。

LINGO L.L.C	なし
Best Teacher	なし
LIBERTY	なし
BERKELEYHOUSE	なし
PROGRIT	なし
mytutor	ポイント制あり（30ポイント23,800円～）

教育訓練給付金制度を使う

教育訓練給付制度を使うと、受講費用の20％（上限10万円）が講座終了後に支給されます。

条件としては雇用の安定や就職の促進になるような講座が対象となります。

この制度を利用したい場合は、それぞれのスクールに制度を利用出来るか確認するといいでしょう。

LINGO L.L.C	なし
Best Teacher	なし
LIBERTY	ベーシック48回のプランが対象
BERKELEYHOUSE	なし
PROGRIT	通常599,500円→477,500円
mytutor	なし

TOEFLの受験費用・概要

TOEFL iBT^®テストの受験概要、受験料、日程、科目等についてはTOEFL®テスト日本事務局のページに記載されています。

TOEFL iBT^®テストは年間で計80回以上、土日に実施されています。

2024年の日程は以下の通りです。

受験料	US$245 → US$220.50 (24年2月末まで）
試験内容	READING 35分 問題数：20問 LISTENING 36分 問題数：28問 SPEAKING 16分 問題数: 4問 WRITING  29分 問題数: 2問 合計約2時間
試験日	2月：3（土）、7（水）、17（土）、21（水）、24（土）、25（日） 3月：2（土）、6（水）、10（日）、16（土）、17（日）、23（土）、27（水） 4月：3（水）、6（土）、13（土）、17（水）、24（水）、27（土） 5月：11（土）、15（水）、18（土）、26（日）、29（水） 6月：1（土）、2（日）、8（土）、12（水）、16（日）、22（土）、26（水）、29（土）、30（日） 7月：6（土）、10（水）、13（土）、20（土）、21（日）、24（水）、28（日）
申込締切	テスト日の7日前（中6日）
テスト会場	全国各地の会場
試験結果	試験日から4〜8日後

まず、TOEFL®テスト日本事務局のサイトでアカウントを作成し、受験の申し込み手続きを行います。申込締切日はテスト日の7日前までです。

テスト当日は指定の会場で試験を受けます。試験時には、QWERTY 配列の米国式キーボードを使用します。

試験日から4〜8日後にトータルスコアを確認することができます。

詳細は「TOEFL®テスト日本事務局」で確認するようにしてください。