個人情報保護の必要性が叫ばれている現在、個人情報の保護についての知識はどのような企業でも不可欠となっています。
そんな個人情報保護についてのスペシャリストとしての認定試験が、個人情報保護士認定試験です。
個人情報保護士は、財団法人全日本情報学習振興協会が認定している民間の資格です。国家資格ではない点には留意しておいてください。
今回は、個人情報保護士認定試験講座の料金相場と、安くする方法についてご紹介していきます。ぜひ最後までお読みください。
個人情報保護士とは
2017年から完全施行された改正個人情報保護法がほとんどの企業に適用されたのをきっかけに個人情報の取り扱いが厳しくなりました。
今の時代ほとんどの企業が顧客情報などの個人情報を取り扱っています。
更にその情報をインターネットのクラウドサーバー上で利用するので、個人情報を流出するリスクが高まっています。
この個人情報の取り扱いを厳重に扱わなければ、例えば金鳥のCMのようにパスワードをおでこに貼り付けて歩いているのと同じで不特定多数の悪意のある人たちに盗まれてしまう可能性があるのです。
企業では個人情報流出リスクを回避するために専門の担当者として個人情報保護士をおいているのです。
個人情報保護士は企業内の個人情報を含むデータを管理し、セキュリティー分析を行い、情報漏洩を防ぐよう日夜管理・保守をするのがメインの仕事です。
その為、個人情報保護士資格取得者の企業ニーズが高まっています。
(※参考:個人情報保護士になるには 資格取得エクスプレス)
個人情報保護士になる方法
個人情報保護士になるためには複数の資格が必要になります。
- 個人情報保護士
- 個人情報実務検定1級
- マイナンバー実務検知2級以上
まずは基本的な個人情報保護を目的とする個人情報保護士認定試験を取得しなければいけません。
これには 全日本情報学習振興協会が実地している個人情報J保護士認定試験に合格しなければいけません。
更に同じく 全日本情報学習振興協会が実地している個人情報保護実務検定1級に合格し、その上でマイナンバー実務検定2級以上合格を目指します。
ここまでの試験を合格してようやく個人情報保護士として認定が受けることができるのです。
更に上級個人情報保護士という上級資格も存在します。
上級個人情報保護士になるには個前述の個人情報保護士認定試験を取得後、「マイナンバー対応個人情報保護士」を取得しなければいけません。
この2つの資格を取得した後、上級個人情報保護士の認定講習を受講することができます。
2日間の講習を経て、最終認定を実地、その合格者だけが上級個人情報保護士の認定書とプラチナ認定カードが交付されます。
また、IT関係の情報保護を目的とした資格として、情報セキュリティ管理士資格という資格もあります。
(※参考:個人情報保護士とは?類似資格となにが違う? スタンディング)
個人情報保護士になる流れは以下の通りです。
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STEP1個人情報保護士認定試験講座を探す個人情報保護士認定試験講座を探しましょう。本記事ではオススメの講座、選び方、費用を安く済ませる方法などを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
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STEP2講座を探す講座を受講し、個人情報保護士認定試験に合格するため学習を進めます。検定主催者の全日本情報学習振興協会は個人情報保護士SMART合格講座をオススメいています。
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STEP3試験に申し込む一般財団法人 全日本情報学習振興協会に受験申し込みを行います。試験は年に4回、3月・6月・9月・12月に実施されます。
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STEP4試験を受験する試験は公開試験会場(紙の問題でマークシートに解答する形式)とCBT試験会場(全国の提携校でのパソコンのシステムで受験)で実施されます。令和5年からオンライン受験(360度全周Webカメラとパソコンで全国どこからでも受験)も可能になりました。
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STEP5合格証書・認定カード試験合格後は合格証書と共に「個人情報保護士認定証」が発行されます。名刺などに貼り付けて使用するロゴやPiiPシールも用意されています。
(全日本情報学習振興協会より参考事例)
個人情報保護士の難易度・合格率
個人情報保護士認定試験を実地している全日本情報学習振興協会によると、過去の平均合格率は37.3%になります。
合格率はそれほど高くなく難易度が高そうなイメージがあります。
しかし、SMART合格講座の講師によると、受検する方の多くが中堅サラリーマンで仕事で忙しく学習に割く時間が無い。
その為に合格者の割合が低くなっているとのことです。
(※参考:個人情報保護士認定試験)
個人情報保護士の給与・年収
個人情報保護士の資格取得者は企業の一員として個人情報保護や管理者として働いています。
務めている企業規模によって年収も変わります。
一般的に平均400~800万円ぐらいになります。
企業によっては資格手当や昇進・昇給が期待でき、それによって収入も増える可能性があります。
また、一部のコンサルタントや弁護士・行政書士・社会保険労務士などの独立開業している方も個人報保護の観点から個人情報保護士認定資格取得者もいます。
そのような方は一般のサラリーマンより年収は高い可能性があります。
なかには1千万円を超える方も存在しています。
(※参考:弁護士や行政書士にとって個人情報保護士は役立つのか スタンディング)
個人情報保護士認定試験講座の料金相場:14,900円〜22,000円
以下では個人情報保護士認定試験講座を取り扱っている資格スクールの料金や特徴を紹介しますね。
スタディング:14,900円
スマホやタブレットで学習できることで定評のあるスタディングの場合、わずか14,900円で講義などを含めた講座を受講することができます。
(※スタディング公式サイトより料金抜粋)
コース名 | 受講料(税込) |
個人情報保護士 合格コース |
14,900円 |
(※スタディング個人情報保護士認定試験講座料金一覧:2024年2月09日時点)
スタディングの受講料金が安すぎて不安に感じる方もいらしゃるかもしれません。
しかし、他の予備校と比べて破格なのは、Web受講に特化することで余計なコストをカットしているからです。
この値段でしたら、ちょっとお試し程度で受講できるのでおすすめです。
期間限定の割引キャンペーンなども実施されていますので、安くなっているタイミングを狙って受講しましょう。
運営会社名 | 株式会社 KIYOラーニング |
会社住所 | 〒102-0094 東京都千代田区永田町2丁目10番1号 永田町山王森ビル4階 |
電話番号 | 03-6434-5886 |
料金 | 個人情報保護士 合格コース 14,900円 |
アクセス | 銀座線・南北線 溜池山王駅 5出口 (徒歩約2分) 千代田線・丸の内線 国会議事堂前駅 5出口 (徒歩約2分) 有楽町線・半蔵門線 永田町駅 1出口 (徒歩約6分) |
公式HP | https://studying.jp/ |
お問い合わせ先 | https://member.studying.jp/contact/ |
主な予備校 | ・通信講座のみ |
特徴 | Web受講に特化し、コストカットして低価格を実現、いまなら試験合格でAmazonギフト券2,000円分プレゼント中 |
公式HP | https://studying.jp/ |
SMART合格講座:22,000円
スマートフォンやタブレットなどのモバイル向け学習に特化した講座をメインにしているSMART合格講座では通常22,000円で受講できます。
(※SMART合格講座公式サイトより料金抜粋)
講座名 | 料金(税込) |
個人情報保護士SMART合格講座 | 22,000円 |
(※SMART合格講座個人情報保護士認定試験講座料金一覧:2024年2月09日時点)
個人情報保護士認定試験公認テキストと同じ内容がウェ上で読むことが出来るのでスマートフォンをお持ちであればいつでもどこでも学習することができます。
また、講座はWEBテキストの他に動画講座もあり、試験に出てくる内容を全て情報を動画で学ぶことができるので、効率よく学習することができます。
他にも答練や模試も行うので、学習したことをアウトプットすることができ、学習の進捗具合を確認しながら進めることができます。
運営会社名 | 全日本情報学習振興協会 |
会社住所 | 東京都千代田区平河町2-5-5 全国旅館会館ビル1階 |
電話番号 | 03-6434-5886 |
料金 | 22,000円 |
アクセス | 地下鉄永田町駅より徒歩1分 |
お問い合わせ先 | https://www.joho-gakushu.or.jp/common/mailform_exam.php |
主な予備校 | ・通信講座のみ |
特徴 | モバイル講座に特化した動画講座で公式テキストの内容を網羅した講義が特徴。 |
公式HP | https://www.joho-gakushu.jp/smartinfo/ |
個人情報保護士認定試験講座の料金相場比較まとめ
個人情報保護士認定試験講座の料金相場と個人情報保護士認定試験講座ごとの特徴を以下の表にまとめました。
予備校名 | 料金相場 | 割引・特典 | 特徴 | 通学 |
---|---|---|---|---|
スタディング | 14,900円 | スキルアップ割引 再受講割引 試験に合格した方にはアマゾンギフト券 プレゼント |
・Web受講に特化し、余計なコストをカットして低価格を実現 ・他の講座と同時受講で割引制度あり |
× |
SMART合格講座 | 22,000円 | 試験と同時申込する場合は2,200円の割引がある | ・モバイル講座に特化した動画講座 ・公式テキストの内容を網羅した講義 |
× |
総評
以上、各予備校の中個人情報保護士講座の料金相場をご紹介いたしました。
14,900円〜22,000円と受講料にそれほど差はなく、スタディングもSMART合格講座もWeb受講に特化した通信講座です。
個人情報保護士認定試験講座の選び方
個人情報保護士認定試験講座を選ぶ場合、どのような基準で選べば良いのでしょうか。ここでは個人情報保護士認定試験講座の選び方について紹介していきます。
合格実績で選ぶ
選び方の基準の一つに合格実績があります。
やはり合格者を多く輩出している講座の方が安心感があり、信頼できます。
ただ、三校とも合格実績は開示していませんでしたが、スタンディングだけは多くの合格者の声が届いています。
スタンディング | SMART合格講座 | |
合格実績の開示 | × | × |
合格者の声の開示 | 〇 | × |
無料体験で選ぶ
個人情報保護士認定試験講座の中にはお試しできる講座もあります。
実際にその講座を受けて自分にあっているのか?確かめてから選ぶと失敗することが少なくなります。
スタディングでは無料登録すると個人情報保護士認定試験講座の一部を無料で体験することができます。
予備校名 | 無料体験講義 |
スタディング | 動画講義を体験できる(フルカラーWEBテキスト付き) |
SMART合格講座 | 無料体験講義はない |
個人情報保護士の講座を安くする方法
以上、個人情報保護士の講座の料金相場について紹介してきましたが、これらの費用を安く済ませる方法はないのでしょうか。
以下、個人情報保護士資格を格安で取る方法についてご紹介していきます。
無料のブログで勉強する
受験生の方がまとめている個人情報保護士の出題範囲に関する解説ブログが、コンパクトかつ網羅的で非常にわかりやすい出来となっています。
管理人は更新を避けるために3回もこの試験を受験し合格している個人情報保護士試験のプロフェッショナルです。
信憑性も高いので、このブログを参考にして概要を掴んでみるといいでしょう。なお、網羅的に学習できる無料動画は存在していません。
公式の講義に出席してみる
試験を主催している一般財団法人全日本情報学習振興協会が、対策講習会を実施しています。
16,500円で5時間の講義ですが、在宅で学習するためのコツやポイントなどを解説してくれます。
この講義を受けて独学学習を進めることで、グッと効率良く学習を進めることができます。
東京・福岡・大阪・名古屋で「会場ライブ学習」、地方に在住している方は「オンライン受講」が用意されいています。
この実戦対策講習会は試験と同時に申し込むことで受講料が2,145円引され14,355円に、さらに改正法に対応した新刊公認テキスト(2,420円相当)を無料でもらうことができます。
試験を受験される方で学習時間がない方にもオススメの講習会です。
安い学校を選ぶ
個人情報保護士認定試験講座はスタディングが14,900円、SMART合格講座が22,000円です。
スタディングは安いからといって、講義の質が悪いわけではありません。
値段の違いは、ネームバリューの違いだけです。
少しでも安く済ませたい場合には、スタディングを選んで受講するようにするといいでしょう。
独学で済ませてしまう
個人情報保護士の内容は、テキスト700ページにもわたっており、膨大です。
(※Amazonより画像抜粋)
合格率も30~35%と決して高い数字ではありません。しかし、独学のみで突破している方も多いのが事実です。
講座の費用を浮かせたい場合には、独学で勉強してしまうというのも一つの手段です。
割引・キャンペーンで選ぶ
スタディングではスキルアップ割引や再受講割引が用意されており、SMART合格講座はLINE友だち限定10%割引申込キャンペーンと、試験と同時申込する場合は2,200円の割引があります。
割引・キャンペーンを利用することで受講料を安くすることが可能です。
予備校名 | 割引・キャンペーン |
スタディング | スキルアップ割引・再受講割引 |
SMART合格講座 | LINE友だち限定10%割引申込キャンペーン 試験と同時申込する場合は2,200円の割引がある |
個人情報保護士認定試験の受験費用・概要
個人情報保護士認定試験の受験概要、受験料、日程、科目等については一般財団法人 全日本情報学習振興協会のページに記載されています。
第74回 個人情報保護士認定試験 | |
受験料 | 11,000円(税込) |
申込期限 | 2月13日(火)~5月16日(木) |
試験日時 | 令和6年6月23日(日) |
開催地域 | 詳細はこちらを参照してください |
受験資格 | 国籍・年齢等に制限はありません。 |
制限時間 | 課題Ⅰ・課題Ⅱ 合計150分 |
問題数 | 課題Ⅰ50問、課題Ⅱ50問 |
合格点 | 課題Ⅰ、課題Ⅱ 各70%以上 ただし、問題の難易度により調整し、正答率70%以下でも合格とする場合があります。 |
合格発表 | 試験より約1ヶ月後 |
(※一般財団法人 全日本情報学習振興協会より引用)
国家資格ではなく民間の会社が認定している資格ですが、個人情報保護についての唯一の資格ですので、就職や転職などにも有利になる資格です。
これまでの試験での合格者は6万人を突破している人気資格でもあります。
試験は年に4回、3月・6月・9月・12月の第2・第3日曜日に実施されています。
年に1度だけの資格試験と比べると、落ちてもすぐ受けられるのがうれしい点ですね。
受験料は11,000円となっています。いくら年に4回実施されているからといって、落ちてしまうとちょっと手痛い出費ですよね。
しっかり勉強して1発で合格できるように対策を講じたいところです。
試験から合格までの流れとして、 令和6年6月23日(日)の午前10時から試験が行われ、課題Ⅰ(50問)、課題Ⅱ(50問)が出題され、制限時間は150分です。
合格発表は試験より約1ヶ月後にホームページ上で発表されます。 正式な費用や日程については、
一般財団法人 全日本情報学習振興協会で確認するようにしてください。
まとめ
以上、個人情報保護士の講座の料金はいくらなのかと、その費用を安くすませるための方法を紹介してきました。
受講費用の相場は、14,900円〜22,000円となっています。
有名資格と比べると受講できる予備校が限られている点に注意が必要です。
安く済ませるためには、公式が実施している講習会やビデオ講座をうまく活用する方法があります。
また、思い切って独学で勉強を進めるというのも一つの方法です。独学でも十分突破可能な試験なのです。 いかがだったでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
個人情報保護士認定試験講座比較表
画像 | ![]() |
![]() |
名称 | スタディング | SMART合格講座 |
料金相場 | 14,900円 | 22,000円 |
割引・特典 | スキルアップ割引 再受講割引 試験に合格した方にはアマゾンギフト券プレゼント中 |
試験と同時申込する場合は2,200円の割引がある |
特徴 | Web受講に特化し、余計なコストをカットして低価格を実現 他の講座と同時受講で割引制度あり |
モバイル講座に特化した動画講座 公式テキストの内容を網羅した講義 |