猫を飼っている飼い主様は、愛猫にどのようなキャットフードを与えているのでしょうか。
キャットフードを気に入って食べてくれるとよいのですが、突然食べなくなることもあります。愛猫の気まぐれに振り回されてしまうのも楽しみのひとつですが、ごはんを食べてくれないと体調不良の心配もあり困ってしまいますね。
また、食いつきがよくても危険な添加物や粗悪な原材料が使用されたキャットフードは、猫の健康を考えると与えたくないものです。
愛猫には健康で長生きしてもらえるような、品質のよいキャットフードを与えたいですね。
猫は人間や犬とは違い完全肉食動物なので、キャットフードには動物性タンパク質が多く含まれたものを与えるのがベスト。また、年齢や体質に合ったキャットフードで、健康な毎日を過ごさせてあげたいですね。
愛猫に健康で長生きしてもらえるために、食べてもらいたいキャットフードを10種類調べました。
今回は、キャットフードの価格相場と選び方、安く抑える方法をご紹介します。
ふくふく動物病院院長
資格:獣医師、特定化学物質作業主任者
所属学会:獣医がん学会、獣医皮膚科学会
山口大学農学部獣医学科卒業後、山口県内の複数の動物病院にて勤務し、2006年ふくふく動物病院開業(。犬・猫の皮膚科、内科)し、院長を務める。獣医師歴20年以上「たくさんの笑顔のために」をモットーに動物たちが子供のころから生涯ずっと飼主さまと一緒に笑ったり、悩んだり、泣いたりができる「一生のかかりつけ病院」を目指し、ペットにとっての最良の施術を提供している。
◆公式サイト:http://www.fukufukuvet.com
キャットフードとは
キャットフードは猫専用の食餌です。猫は気まぐれでごはんを突然食べなくなることや、フードの好みがはっきりしていて目新しいものを全く食べず困ってしまうこともあります。
キャットフードを購入するときに成分や原材料に注意していますか。体の小さい猫はとてもデリケートで、キャットフードに含まれる添加物にも注意が必要です。
愛猫には安全なキャットフードを与えてあげたいですね。
安全なキャットフードのために「ペットフード安全法(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律 )」というペットフードの安全性を確保する法律があります。
このなかで危険な原材料や猫に害のある添加物の使用を禁止しています。市販されているキャットフードはこの基準を満たしているので安心できます。
安全性の基準や必要性、フードの切り替え方など、飼い主様が知りたいキャットフードのことをご紹介します。
参考:環境省
キャットフードの安全性
キャットフードを購入するときは何を参考に決めていますか。キャットフードにはたくさんの種類があり、選ぶのに苦労しているかも知れません。
飼い主様が最も気にしていることは愛猫がごはんをきちんと食べてくれるか、ということだと思います。しかし、食いつきがよくても危険な添加物を使用していたり、安全でない原材料を使用していたら健康を害してしまいますね。
日本ではキャットフードとして販売されているものには、ペットフードの安全性を確保した「ペットフード安全法(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律) 」という法律があります。
ペットフード安全法は輸入品であっても規制の対象となるので、国内で販売されているものは安心して購入することができます。
もちろん、海外で製造されたものも各国で定められた安全基準や栄養基準に沿って製造されています。海外で製造されたフードを日本国内で販売するためには日本国内の基準に合っている必要があるので2重にチェックされているということになります。
(有害な物質を含む愛がん動物用飼料の製造等の禁止)
第七条
農林水産大臣及び環境大臣は、次に掲げる愛がん動物用飼料の使用が原因となって、愛がん動物の健康が害されることを防止するため必要があると認めるときは、農業資材審議会及び中央環境審議会の意見を聴いて、製造 業者、輸入業者又は販売業者に対し、当該愛がん動物用飼料の製造、輸入又は販売を禁止することができる。
一 有害な物質を含み、又はその疑いがある愛がん動物用飼料
二 病原微生物により汚染され、又はその疑いがある愛がん動物用飼料
(「ペットフード安全法(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律) 」より引用)
キャットフードの表示
キャットフードにはペットフード安全法で定めた、表示をしなくてはならない5つの項目があります。ペットフードの名称、原材料名、賞味期限、事業者の氏名、原産国名をパッケージに表示することが義務付けられているので、これを参考にキャットフードを選ぶことができます。
[2]製造の方法の基準(3)プロピレングリコールは、猫用の販売用ペットフードには用いてはならない。
[3]表示の基準販売用ペットフードには、次に掲げる事項を表示しなければならない。
(1)販売用ペットフードの名称(犬用又は猫用)
(2)原材料名(原則的に添加物を含む全ての原材料を表示)
(3)賞味期限
(4)事業者の氏名又は名称及び住所
(5)原産国名(最終加工工程を完了した国)
(「ペットフード安全法(基準規格等) 」より引用)
キャットフードのパッケージに記載されている5項目からは、以下のことがわかります。
販売用ペットフードの名称では、猫を対象にしたキャットフードであることが表示されています。キャットフードには使用してはならない成分として、プロピレングリコールがあります。他のペットフードでは使用されていることもあるので、猫には猫用のキャットフードを与えることが必要です。
原材料名は、キャットフードに使用された原材料を表示します。使用量が多い順に表示されることが望ましいとされ、一般的に最初にある原材料が使用割合が最も多いものです。猫は完全肉食動物で穀類を消化しづらいので、使用原材料には動物性タンパク質の多いものを選びましょう。
賞味期限は美味しく食べることができる年月日で、決められた方法で保存した場合に栄養価や品質が保証できる期限です。猫は嗜好性が高く風味に敏感なので、賞味期限内に食べ切れるほうがよいでしょう。
事業者の氏名はキャットフード製造や輸入の責任者がわかり、問い合わせなどにも利用できます。
原産国名からは国産品なのか輸入品なのかがわかります。
キャットフードの必要性
猫になぜキャットフードが必要なのか、疑問に思う飼い主様もいるかも知れません。
キャットフードが必要な理由は、猫は犬とは違い完全肉食動物だからです。猫には動物性タンパク質を多く摂取する必要があり、穀類からだけでは栄養を摂取することができません。穀物の消化に適していないので、穀類が多いキャットフードでは消化不良をおこしてしまうこともあります。
また、猫は必須アミノ酸であるタウリンを体内で生成することができません。不足すると目の疾患や心臓などに障害がおこることもあるので、タウリンが含まれているキャットフードが必要です。
猫はもともと砂漠地帯など乾燥した地域に住む動物だったため、あまり水を飲む習慣がなく泌尿器関連の疾患に罹ることがあります。水分不足気味な猫には、ウェットフードなどから水分を摂取させる必要があります。
これらのことはキャットフードに種類が多い理由ですね。必要な栄養素や水分量、目的や種類でわけられたキャットフードの特徴をみていきましょう。
参考:ペットフード公正取引協議会「ペットフードの製造について」
目的別キャットフード
キャットフードは毎日の主食なのか、おやつなのかなど食べる目的別でわけられます。
毎日の主食として食べる食餌は、水とキャットフードだけあれば必要な栄養素が摂取できる、完全栄養食といいます。完全栄養食は猫に必要な必須栄養素が含まれているので、1日に必要な給与量を与えれば体を維持できます。
猫にご褒美などで与える間食は、全体の栄養バランスやカロリーオーバーをしないように、与える量は1日のエネルギー所要量の20%以内にするとよいでしょう。
嗜好性を高めるためにおかずとして添えられる一般食やサプリメントなどは、その他の目的食といいます。
獣医師の指導のもと疾患治療のために与えられる療法食は、食餌変更が必要な病気になったペットの食事管理に役立ちます。
キャットフードの区分と特徴
キャットフードには含まれる水分量の違いでドライフード、ソフトドライフード、セミモイストフード、ウェットフードに区分されます。
タイプ | 水分量 | 特徴 |
ドライフード | 10%程度 | ・固形状
・日持ちする |
ソフトドライフード | 25%~35% | ・しっとりとしている
・湿潤調整剤を使用 |
セミモイストフード | 25%~35% | ・半生状のフード
・柔らかく食べやすい |
ウェットフード | 75%程度 | ・猫の嗜好性が高い
・水気が多く傷みやすい |
ドライフードは水分量が10%程度以下で、固形状になっていることが多いです。水分量が少ないためカビなどの発生が少なく、日持ちするのが特徴です。
ソフトドライフードは水分量が25%~35%程度で、加熱発泡処理がされています。しっとりとした質感を保つため、添加物として湿潤調整剤を使用しています。
セミモイストフードは水分量が25%~35%程度で、加熱発泡処理はされていません。湿潤調整剤が使用されているため、しっとりとした質感を保ちます。
ウェットフードは水分量が75%程度で、キャットフードのなかでは一番水分量が多くなっています。水分量が多くいたみやすいため、殺菌処理をして缶詰やアルミトレー、レトルトパウチに充填されます。
ライフステージ別キャットフード
猫は成長段階ごとに必要とする栄養素やカロリーが異なります。
成長段階にある子猫は体をつくる成長期にあたり、もっとも多くの栄養素やカロリーを必要とします。生後1年ほどで成猫になりますが、大型の猫では子猫期が少し長くなります。
母猫の母乳を卒業するとキャットフードを食べ始めますが、まだ固いものが噛めないため、柔らかいウェットフードやドライフードをミルクなどでふやかして与えます。
成猫は健康を維持する期間にあたり、子猫期のような多くのカロリーは必要としません。避妊や去勢手術をしている猫では、ホルモンバランスが変化し太りやすい体質になります。必要な栄養素は摂取しながら、カロリーコントロールをすることが健康維持に必要です。
老猫期に入るとあまりカロリーを必要としません。猫特有の腎臓の疾患がおこることも多く、健康管理に配慮されたキャットフードが必要です。歯肉炎などを患っている猫ではドライフードが噛めなくなることもあり、柔らかいウェットフードを与えてあげましょう。
フードの切り替え
ライフステージが変わるごとに、キャットフードの切り替えが必要になることもあります。猫は年齢に応じて必要とする栄養素やカロリーが変わるため、適切なキャットフードに切り替えます。
キャットフードを切り替える方法は、新しいものを10%づつ混ぜていくとスムーズです。1週間から10日ほどかけて切り替えていけば、キャットフードが変わったことによる体調不良もおきづらくなります。
警戒心の強い猫では食餌が変わると食べないこともありますが、少しづつ変えていくことで慣らすことができます。新しいフードを粉末状にしてにおいなどに少しづつ慣れてもらう方法もあります。
猫は嗜好性が高く、キャットフードに飽きてしまうこともあります。定期的に味を変えることで食欲を刺激し、食いつきをよくすることができます。
また、災害などがおこるといつものキャットフードが手に入らない事態がおきることもあります。どのようなキャットフードでも食べられるようにしておくことは、防災上でも役立ちます。
キャットフードのメリット・デメリット
手軽に与えられ必要な栄養素が摂取できるキャットフードですが、メリットばかりでなくデメリットもあります。
キャットフードのメリットとデメリットをご紹介します。
キャットフードのメリット
- 総合栄養食と水だけでOK
- ウェットフードは水分摂取できる
- 長毛種の猫には毛玉ケアで体調管理する
- カロリーコントロールで肥満防止
- 嗜好性に富んだものは食いつきがよい
- 缶詰やレトルトパウチは長期保存ができる
毎日の主食として与える総合栄養食のキャットフードには、必要な栄養素が全て含まれています。キャットフードと水さえあればそれだけで栄養摂取ができるので、手軽に与えられます。
猫はもともと砂漠地帯に住んでいたため、水分をあまり取らず泌尿器系の疾患にかかることがあります。ウェットフードには水分が多く含まれているため、猫に水分を摂取させることができます。
猫は毛繕いのたびに毛を飲み込んでいます。飲み込んだ毛は便や吐き戻しで排出されますが、長毛種では量が多く、体の中に残り体調を崩す心配もあります。毛玉ケアに配慮したキャットフードには食物繊維が多く、排出をサポートします。
避妊や去勢手術をした猫はホルモンバランスが変化し、太りやすくなります。肥満を防ぐため、カロリーコントロールに配慮されたキャットフードを与え、適切な体重を維持します。
猫は食餌に飽きることが多いですが、キャットフードには様々な種類があり、好みに合わせて選ぶことができます。嗜好性の高いキャットフードなら食いつきもよくなります。
キャットフードには缶詰やレトルトパウチなど、保存の効くウェットフードがあります。長期間保存ができるので、災害用の非常食として常備しておくことができます。
キャットフードのデメリット・注意点
- 価格が高い
- せっかく買っても食べない
- 食べ飽きてしまう
- 多頭飼いでは年齢別に買わなくてはならない
- 種類が多く選ぶのに苦労する
- 買いに行くのが面倒
キャットフードは品質のよい原材料を使用していることも多く、価格が高くなる傾向があります。毎日食べる主食なのである程度価格を安く抑えないと、家計の負担が気になります。
猫は好き嫌いも多く、購入したキャットフードを食べないことがあります。長く食べてくれるキャットフードを見つけるためには、味の好みを知る必要があります。
いつも食べていたキャットフードを、突然食べなくなることがあります。好きだったはずの味にも飽きてしまうのが猫の習性でもありますが、困ってしまいますね。
多頭飼いをしているご家庭では、猫の年齢が異なる場合も多いです。年齢に合わせたキャットフードを利用していると、何種類も揃えなくてはならず大変です。
販売されているキャットフードには種類が多く、何を選べば良いのか迷ってしまいます。愛猫がどのようなキャットフードが好きなのかわからず、無駄な出費をすることもあります。
猫専用のキャットフードを与えなければならず、毎回購入する手間がかかります。店舗に買いに行っても必ずあるとは限らないので、購入するのが面倒です。
キャットフード1kgあたりの価格相場:796円~4,604円【各社比較】
キャットフード1kgあたりの価格相場は、796円~4,604円となっています。
キャットフードは使用する原材料の品質や製造工程が異なるため、価格にも違いがあらわれます。袋入りドライフードや缶入りウェットフードなど形状も異なるので、比較するために1kgあたりの価格を割り出しました。
品質と価格が釣り合う、コスパのよいキャットフードを選びたい飼い主様の参考にしてくださいね。
成猫を対象にした、キャットフードで1kgあたりの価格を比較しました。
アイシア「黒缶3P かつお」:796円~
アイシア「黒缶3P かつお」は3パック(160g×3缶)からの販売なので、1kgあたりの価格は796円となっています。
(※チャームより引用)
ショップ名 | 1kgあたりの価格 | 通常販売価格(3個) |
Amazon | 1,160円 | 580円 |
楽天市場 | 1,000円 | 500円 |
チャーム | 796円 | 398円 |
(※通販サイトの料金一覧:2024年3月16日時点)
総合栄養食の缶入りウェットフードで、キャットフードの対象年齢は成猫向けです。
かつおの赤身を使用しているのでDHA、EPA、鉄分、タウリン、ビタミンEが豊富に含まれています。
長く親しまれたブランドで、販売経路も広く手軽に入手できます。
公式サイトでの通信販売はなくインターネット通販サイト、スーパーやコンビニでも購入できるキャットフードです。
ブランド名 | アイシア |
商品名 | 黒缶3P かつお |
1kgあたりの価格 | 796円〜 |
通常販売価格(3個) | 398円〜 |
対象年齢 | 成猫向け |
タイプ | ウェットフード(缶入り) |
内容量 | 480g(160g×3缶) |
原材料 | 魚介類(カツオ、フィッシュエキス)、オリゴ糖、ミネラル類(Ca、Mn、Zn)、ビタミン類(A、E、K、B1) |
特徴 | ウェットフードの形状はフレークになっています。水分が多く含まれるため、あまり水を飲まない猫の水分補給にも役立ちます。 |
公式HP | https://www.aixia.jp/ |
アニモンダ「フォムファインステン マイルドメニュー 七面鳥」:3,630円~
アニモンダ「フォムファインステン マイルドメニュー 七面鳥」キャットフード1kgあたりの価格は、3,630円(通常販売価格 363円/100g)となっています。
(※公式サイトより引用)
ショップ名 | 1kgあたりの価格 | 通常販売価格(1個) |
公式サイト | 3,630円 | 363円 |
アニモンダとハンターの専門店ジャーマンペット(アニモンダ公式通販サイト) | 3,630円 | 363円 |
楽天市場 | 3,560円 | 356円 |
ゴロにゃん | 3,630円 | 363円 |
(※通販サイトの料金一覧:2024年3月16日時点)
総合栄養食のウェットフードで、アルミトレイに入っています。
成猫を対象にしたキャットフードです。
ウェットフードはパテ状で、水分が多く含まれているのであまり水を飲まない猫に向いています。
避妊や去勢手術をした後の太りやすい猫に配慮され、ウェイトコントロールができるのが特徴です。
公式通販サイトでの販売のほか、インターネット通販サイトや取り扱い店舗でも購入できます。
ブランド名 | アニモンダ |
商品名 | フォムファインステン マイルドメニュー 七面鳥 |
1kgあたりの価格 | 3,630円〜 |
通常販売価格(1個) | 363円〜 |
対象年齢 | 成猫向け |
タイプ | ウェットフード(アルミトレイ) |
内容量 | 100g |
原材料 | 七面鳥、炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、ミネラル類、ビタミン類 |
特徴 | 動物性タンパク質には七面鳥を使用し、穀物や大豆は不使用で穀物アレルギーの心配も少なくなっています。 |
公式HP | https://animonda.co.jp/ |
グランツ「チキン&サーモン 全年齢」:4,000円~
(グランツ公式サイトより引用)
キャットフード1kgあたりの価格は、4,000円(通常販売価格 2,000円/500g)となっています。
(※公式サイトより引用)
ショップ名 | 1kgあたりの価格 | 通常販売価格(1個) |
公式サイト | 4,000円 | 2,000円 |
Amazon | 5,000円 | 2,500円 |
(※通販サイトの料金一覧:2024年3月16日時点)
総合栄養食のドライフードで、粒は小粒で食べやすいサイズになっています。
オールステージ対応のキャットフードです。
猫の健康に配慮した人工添加物を使用していない、プレミアムキャットフードです。グレインフリーなので穀物アレルギーの猫でも食べることができます。
動物性タンパク質にはチキン、サーモンを使用しています。
公式通販サイトやインターネット通販サイトから購入できます。公式通販サイトでは3袋からの注文になります。
ブランド名 | グランツ |
商品名 | チキン&サーモン 全年齢 |
1kgあたりの価格 | 4,000円〜 |
通常販売価格(1個) | 2,000円〜 |
対象年齢 | 全年齢対象 |
タイプ | ドライフード(小粒) |
内容量 | 500g |
原材料 | 脱水チキン30%、フレッシュチキン15%、脱水サーモン14%、チキンファット10%、チキンプロテイン2%、サーモンオイル0.8%、さつまいも、じゃがいも、エンドウ豆、チコリ、マンナンオリゴ糖、ビール酵母、ユッカエキス、クランベリー、ブロッコリー、ブルーベリー、グルコサミン、コンドロイチン、ビタミン類(A、D3、E)、アミノ酸類(タウリン、L-カルニチン)、ミネラル類(銅、ヨウ素、鉄、マンガン、セレン、亜鉛) |
特徴 | 1袋が500g入りのパッケージなので風味が落ちづらく、開けたての新鮮なキャットフードを味わえるのが特徴です。 |
公式HP | https://grands-pets.com/ |
レティシアン「カナガンキャットフード サーモン」:3,358円~
レティシアン「カナガンキャットフード サーモン」1kgあたりの価格は、3,358円(通常販売価格 5,038円/1.5kg)となっています。
(※公式サイトより引用)
ショップ名 | 1kgあたりの価格 | 通常販売価格(1個) |
公式サイト | 3,358円 | 5,038円 |
Amazon | 3,944円 | 5,918円 |
楽天市場 | 4,840円 | 7,260円 |
(※通販サイトの料金一覧:2024年3月16日時点)
総合栄養食のドライフードで着色料、人工香料は使用していません。
オールステージ対応のプレミアムキャットフードです。
穀物アレルギーに配慮したグレインフリーでキナ酸、オリゴ糖配合で健康維持に役立ちます。穀物の代わりに消化のよいサツマイモやジャガイモを使用しているので、満足感ある食べ応えです。
動物性タンパク質にサーモン、ニシン、白身魚を使用しています。動物性タンパク質には魚を60%も使用しているので、魚好きの猫の食欲を誘います。
公式通販サイトのほか、インターネット通販サイトからも購入できます。
ブランド名 | レティシアン |
商品名 | カナガンキャットフード サーモン |
1kgあたりの価格 | 3,358円〜 |
通常販売価格(1個) | 5,038円〜 |
対象年齢 | 全年齢対象 |
タイプ | ドライフード(小粒) |
内容量 | 1.5kg |
原材料 | 生サーモン31.5%、乾燥サーモン15%、乾燥ニシン15%、乾燥白身魚14%、サツマイモ、サーモンオイル5%、ジャガイモ、生マス2.5%、ジャガイモタンパク、サーモンスープ2%、 アルファルファ、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、 カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニス、コロハ、アミノ酸類(メチオニン、リシン)、タウリン、ビタミン類(A、D3、E)、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素) |
特徴 | イギリスの工場で生産され、FEDIAF基準をクリアしている品質のよさが特徴です。 |
公式HP | https://www.symplycatfood.jp/cart |
ナチュラルバランス「ウルトラプレミアム インドアキャットフォーミュラ 」:2,640円~
ナチュラルバランス「ウルトラプレミアム インドアキャットフォーミュラ 」のキャットフード1kgあたりの価格は2,640円となっています。
(※公式サイトより引用)
ショップ名 | 通常販売価格(1kg) |
公式サイト | 2,640円 |
Amazon | 2,640円 |
楽天市場 | 2,640円 |
(※通販サイトの料金一覧:2024年3月16日時点)
ナチュラルバランス「ウルトラプレミアム インドアキャットフォーミュラ」は室内猫用のドライフードです。
キャットフードの対応年齢はオールステージです。
ニンジンやセロリ、レタスなど繊維質が豊富な野菜を配合。毛玉ケアを行い、低脂質な食材で体重管理をサポートします。
また、クランベリーを配合し、泌尿器関連のケアにも配慮されています。
ブランド名 | ナチュラルバランス |
商品名 | ウルトラプレミアム インドアキャットフォーミュラ |
1kgあたりの価格 | 2,640円 |
通常販売価格(1個) | 2,640円 |
対象年齢 | 全年齢対象 |
タイプ | ドライフード |
内容量 | 1kg |
原材料 | チキンミール、玄米、オートミール、サーモンミール、オートファイバー、エンドウファイバー、自然風味、アルファルファミール、鶏脂肪(天然混合トコフェロールとクエン酸で酸化防止)、ドライエッグ、ポテト、ポテトプロテイン、サーモンオイル、亜麻仁、ドライビールイースト、ニンジン、セロリ、パセリ、レタス、クレソン、ほうれん草、塩化ナトリウム、塩化カリウム、フラクトオリゴ糖、タウリン、ユッカ、クランベリー、レシチン、ビタミンE、ナイアシン、D-カルシウムパントテン酸塩、ビタミンB12、ビタミンA、ビタミンD3、ビオチン、リボフラビン、一硝酸チアミン(ビタミンB1)、ピリドキシン塩酸塩、メナジオンナトリウム重亜硫酸塩(ビタミンK)、葉酸(ビタミンB)、塩化コリン、硫酸鉄、酸化亜鉛、酸化マンガン、硫酸銅、炭酸コバルト、エチレジアミンヨウ化ニ水酸塩、鉄アミノ酸、マンガンアミノ酸、亜鉛アミノ酸、銅アミノ酸、コバルトアミノ酸、L-カルニチン、天然混合トコフェロール、クエン酸、ケルプミール、パセリフレーク、リジン、ローズマリー |
特徴 | 尿路ケア、毛玉ケアに適した室内猫のためのドライフードです。 |
公式HP | https://prime-k9.jp/ |
ピュリナワン「避妊・去勢した猫の体重ケア」:870円~
ピュリナワン「避妊・去勢した猫の体重ケア」のキャットフード1kgあたりの価格は、1,090円(通常販売価格 2,180円/2kg)となっています。
(※チャームより引用)
ショップ名 | 1kgあたりの価格 | 通常販売価格(1個) |
Amazon | 1,090円 | 2,180円 |
楽天市場 | 1,090円 | 2,180円 |
チャーム | 1,090円 | 2,180円 |
(※通販サイトの料金一覧:2024年3月17日時点)
総合栄養食のドライフードで3種類の粒が入り、食感に変化があるので猫の食欲を誘います。
オールステージ対応のキャットフードです。
動物性タンパク質に新鮮なお肉やお魚を使用し、合成着色料や香料は使用していません。
避妊や去勢手術をした後の太りやすい猫を対象とした、ウェイトコントロールに最適なキャットフードです。ウェイトコントロールを目的としない同ブランドのキャットフードと比較すると約8%、カロリーを低く抑えているのが特徴です。
尿pHを弱酸性にする働きがありますので泌尿器疾患の予防が期待できます。
公式通販サイトのほか、インターネット通販や取り扱い店舗での購入ができます。
ブランド名 | ピュリナワン |
商品名 | 避妊・去勢した猫の体重ケア |
1kgあたりの価格 | 1,090円〜 |
通常販売価格(1個) | 2,180円〜 |
対象年齢 | 全年齢対象 |
タイプ | ドライフード(3種類の粒) |
内容量 | 2kg |
原材料 | チキン、コーングルテン、チキンミール、小麦、食物繊維(ビートパルプ、ライスファイバー、可溶性繊維、セルロース)、米、小麦たんぱく、脱脂大豆、フィッシュミール(オメガ3脂肪酸源)、ソルガム、大麦、鶏脂(オメガ6脂肪酸源)、たんぱく加水分解物、酵母(βグルカン源)、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、マグネシウム、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン)、カラメル色素、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、C)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン) |
特徴 | 毛玉ケアにも配慮され、スムーズに毛玉が排出されるように食物繊維が配合されています。 |
公式HP | https://nestle.jp/brand/one/cat/ |
ファインペッツ「キャットフード」:3,030円~
(ファインペッツ公式サイトより引用)
キャットフード1kgあたりの価格は、3,030円(通常販売価格 4,546円/1.5kg)となっています。
(※公式サイトより引用)
ショップ名 | 1kgあたりの価格 | 通常販売価格(1個) |
公式サイト | 3,030円 | 4,546円 |
(※通販サイトの料金一覧:2024年3月17日時点)
総合栄養食のドライフードです。ドライフードの粒サイズは小粒のY字型で、口の小さい猫でも噛み砕きやすく、食べやすいのが特徴です。
キャットフードの対応年齢はオールステージです。
動物性タンパク質には、人間が食べることができる品質のアヒル、ニシンを使用し、化学合成添加物の使用はしていません。
購入は公式通販サイトからのみとなっています。
ブランド名 | ファインペッツ |
商品名 | キャットフード |
1kgあたりの価格 | 3,030円 |
通常販売価格(1個) | 4,546円 |
対象年齢 | 全年齢対象 |
タイプ | ドライフード(小粒のY字型) |
内容量 | 1.5kg |
原材料 | アヒル肉(フランス産)、ニシン(オランダ産)、全粒米、ポテト、鶏脂、フレッシュサーモンオイル、鶏肉、チコリ、グリーンピース、鶏レバー、植物性繊維質(豆類由来)、ビタミン(ビタミンE、ビタミンC、ナイアシン、イノシトール、ビタミンA、チアミン、Dパントテン酸カルシウム、ピリドキシン、リボフラビン、ビタミンK、ベータカロチン、ビタミンD3、葉酸、ビオチン、ビタミンB12)、ミネラル(亜鉛、鉄、銅、マンガン、ヨウ素酸カルシウム)、ユッカシジゲラ、マンナンオリゴ糖、ボリジオイル、フラックスシード、Lカルニチン、イヌリン |
特徴 | 消化吸収率は87%あり、消化がよいので胃腸への負担があまりかからず、しっかりと栄養摂取できます。 |
公式HP | https://www.finepets.jp/ |
ブッチ「ブルー・レーベル」:2,062円~
ブッチ「ブルー・レーベル」のキャットフード1kgあたりの価格は、2,062円(通常販売価格 1,650円/800g)となっています。
(※公式サイトより引用)
ショップ名 | 1kgあたりの価格 | 通常販売価格(1個) |
公式サイト | 2,062円 | 1,650円 |
楽天市場 | 3,250円 | 2,600円 |
au PAYマーケット | 3,350円 | 2,680円 |
(※通販サイトの料金一覧:2024年3月17日時点)
総合栄養食のウェットフードで、嗜好性が高いキャットフードです。
オールステージ対応のキャットフードになっています。
パッケージはワンパックになっているので、猫の好みに合わせ切り分けて、食べやすい大きさにできるのが特徴です。
動物性タンパク質にヒューマングレードのニュージーランド産チキン、フィッシュを使用し、新鮮さを保つため冷蔵で保存します。
公式通販サイトのほか、インターネット通販での購入もできます。
ブランド名 | ブッチ |
商品名 | ブルー・レーベル |
1kgあたりの価格 | 2,062円〜 |
通常販売価格(1個) | 1,650円〜 |
対象年齢 | 全年齢対象 |
タイプ | ウェットフード(ワンパッケージ入り) |
内容量 | 800g |
原材料 | チキン67%、フィッシュ(サバand/or マグロ)25% 2%以上~10%未満【穀物(米、コーンを含む)、植物性繊維、ココナッツ】 1%~1%未満【パセリ、大豆、凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)、ケルプ、ユッカ、ビタミン・ミネラル類(ビタミンD、E、Ca、塩化コリン、タウリン、亜鉛、鉄、チアミン、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、葉酸)】 |
特徴 | 水分を多く含むので、普段あまり水を飲まない猫の水分補給もできます。 |
公式HP | https://www.butch-japan.jp/ |
犬猫生活「キャットフード オールステージ用」:4,604円~
犬猫生活のキャットフード1kgあたりの価格は、4,604円(通常販売価格 6,908円/1.5kg)となっています。
(※公式サイトより引用)
ショップ名 | 1kgあたりの価格 | 通常販売価格(1個) |
公式サイト | 4,604円 | 6,908円 |
(※通販サイトの料金一覧:2024年3月17日時点)
総合栄養食のドライフードで、オールステージに対応したキャットフードです。
穀物アレルギーに配慮したグレインフリーで、動物性タンパク質を31%以上使用しています。
ヒューマングレードの食材を使用し、原材料の産地も公開しているので安心できます。ドライフードの製造には低温加熱製法を用い、栄養素を壊さずおいしさを保っているのが特徴です。
「国産の生鶏肉」「金沢港の朝獲れ魚」の2種類を提供。室内猫向けの商品となっています。
公式通販サイトからのみ購入できます。
ブランド名 | 犬猫生活 |
商品名 | キャットフード オールステージ用 |
1kgあたりの価格 | 4,604円 |
通常販売価格(1個) | 6,908円 |
対象年齢 | 全年齢対象 |
タイプ | ドライフード |
内容量 | 1.5kg(750g×2袋) |
原材料 | 【国産の生鶏肉】 生肉(鶏肉(日本)、牛肉(ニュージーランド、オーストラリア、日本)、金沢港の朝獲れ魚(日本)、鶏レバー(日本))、イモ類(ジャガイモ(アメリカ)、サツマイモ(日本))、牛豚油かす(日本)、タピオカ澱粉(タイ)、ココヤシ粉末(マレーシア)、カツオとマグロの魚粉(日本)、ひよこ豆(アメリカ)、ひまわり油(日本)、アルファルファ(フランス)、ごま油(日本)、リンゴ(日本)、トマト(日本)、鶏油(日本)、マグロオイル(日本)、乳清(日本)、脱脂粉乳(日本)、ミネラル類(Ca、Zn、Cu)、アミノ酸(タウリン、メチオニン、リジン)、クランベリー(アメリカ)、海草(ノルウェー)、フラクトオリゴ糖(日本)、乳酸菌(日本)、ビタミン類(A、B1、B2、パントテン酸、B6、B12、ナイアシン、葉酸、E、K) |
特徴 | 750g入りのパッケージが2袋セットになっているので、新鮮な風味を楽しめます。 |
公式HP | https://inuneko-seikatsu.co.jp/ |
ロイヤルカナン「インテンス ビューティ ウェット」:2,071円~
(ロイヤルカナン公式サイトより引用)
キャットフード1kgあたりの価格は、3,325円(通常販売価格 3,392円/85gx12個)となっています。
(※公式サイトより引用)
ショップ名 | 1kgあたりの価格 | 通常販売価格 |
公式サイト | 3,325円 | 3,392円/85gx12個 |
Amazon | 3,157円 | 3,220円/85gx12個 |
楽天市場 | 2,333円 | 2,380円/85gx12個 |
チャーム | 2,370円 | 2,418円/85gx12個 |
(※通販サイトの料金一覧:2024年3月17日時点)
総合栄養食のウェットフードで、レトルトパウチに入っています。
キャットフードの対象年齢は成猫です。
ウェットフードには柔らかな粒と水分がたっぷりと含まれているので、普段あまり水を飲まない猫に向いています。
また、カロリーコントロールにも配慮されているので、室内飼いなど運動量の少ない猫にも適しています。泌尿器系をケアする成分配合で、健康をサポートしてくれます。
動物性タンパク質に鶏、豚、サーモンを使用しています。
公式通販サイトのほかインターネット通販、取り扱い店舗での購入ができます。
ブランド名 | ロイヤルカナン |
商品名 | インテンス ビューティ ウェット |
1kgあたりの価格 | 3,325円 |
通常販売価格(1個) | 3,392円 |
対象年齢 | 成猫向け |
タイプ | ウェットフード(レトルトパウチ) |
内容量 | 85gx12個 |
原材料 | 肉類(鶏、豚)、サーモン、ポークプロテイン、米粉、小麦粉、小麦グルテン、ひまわり油(オメガ6系不飽和脂肪酸源)、セルロース、コーンスターチ、加水分解鶏レバー、魚油(オメガ3系不飽和脂肪酸(EPA/DHA)源)、調味料(アミノ酸等)、糖類、アミノ酸類(グリシン、タウリン、メチオニン)、増粘安定剤(増粘多糖類)、ミネラル類(Ca、P、Na、K、Cl、Zn、Fe、Mg、Mn、Cu、I、キレートミネラル(Zn、Mn、Cu))、ビタミン類(コリン、ナイアシン、D3、パントテン酸カルシウム、E、B1、ビオチン、B2、葉酸、B6、B12) |
特徴 | 長毛種の猫の毛にツヤ感を与える、被毛維持のための成分を配合しているのが特徴です。 |
公式HP | https://shop.royalcanin.jp/cats |
キャットフード価格一覧・各社比較 まとめ
成猫を対象とした、キャットフード1kgあたりの価格相場を以下の表にまとめました。
商品名 | 1kgあたりの 価格 |
通常販売価格 円 /kg |
タイプ | 対象年齢 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
アイシア 「黒缶3P かつお」 |
796円 | 398円/160g×3缶 | ウェットフード (缶入り) |
成猫向け | ・原材料はカツオ ・スーパーやコンビニでも購入できる |
アニモンダ 「フォムファインステン マイルドメニュー 七面鳥」 |
3,630円 | 363円/100g | ウェットフード (アルミトレイ) |
成猫向け | ・原材料は七面鳥 ・避妊、去勢猫用のケア |
グランツ 「チキン&サーモン 全年齢」 |
4,000円 | 2,000円/500g(1袋) | ドライフード (小粒) |
全年齢 | ・原材料はチキン、サーモン ・グレインフリー(穀物不使用) |
レティシアン 「カナガンキャットフード サーモン」 |
3,358円 | 5,038円/1.5kg | ドライフード | 全年齢 | ・原材料はサーモン、ニシン、白身魚 ・グレインフリー(穀物不使用) |
ナチュラルバランス 「ウルトラプレミアム インドアキャットフォーミュラ」 |
2,640円 | 2,640円/1kg | ドライフード | 全年齢 | ・室内猫のための総合栄養食 ・尿路ケア、毛玉ケアができる |
ピュリナワン 「避妊・去勢した猫の体重ケア」 |
1,090円 | 2,180円/2kg | ドライフード (3種類の粒) |
全年齢 | ・原材料は新鮮なお肉やお魚 ・避妊、去勢猫用のケア |
ファインペッツ 「キャットフード」 |
3,030円 | 4,546円/1.5kg | ドライフード (小粒のY字型) |
全年齢 | ・原材料はアヒル、ニシン ・消化吸収率は87% |
ブッチ 「ブルー・レーベル」 |
2,062円 | 1,650円/800g | ウェットフード (ワンパッケージ入り) |
全年齢 | ・原材料はチキン、フィッシュ ・肉類が総量の92%を占めている |
犬猫生活 「キャットフード オールステージ用」 |
4,604円 | 6,908円/1.5kg | ドライフード (不揃い) |
全年齢 | ・「国産の生鶏肉」「金沢港の朝獲れ魚」の2種類の味がある ・グレインフリー(穀物不使用) |
ロイヤルカナン 「インテンス ビューティ ウェット 」 |
3,325円 | 3,392円/85gx12個 | ウェットフード (レトルトパウチ) |
成猫向け | ・原材料は鶏、豚、サーモン ・被毛維持ケア用 |
今回ご紹介したキャットフードでは、キャットフードの価格が一番安かったのはアイシア「黒缶3P かつお」で、1kgあたり796円(通常販売価格 398円/480g)、一番高かったのは犬猫生活「キャットフード オールステージ用」で、1kgあたり4,604円(通常販売価格 6,908円/1.5kg)でした。
毎日主食とする総合栄養食には、ドライフードやウェットフードなどの種類がありました。キャットフードは使用する原材料の違いもあり、価格が大きく異なります。特に、缶入りやレトルトパウチに入ったウェットフードを与える場合には、価格が高くなる印象を持ちました。
ウェットフードは嗜好性が高く、猫の水分補給ができるという特徴がありました。
嗜好性に富んだウェットフードはこちらです。
- アイシア「黒缶3P かつお」
- アニモンダ「フォムファインステン マイルドメニュー 七面鳥」
- ブッチ「ブルー・レーベル」
そのなかでも避妊や去勢手術をした猫用のキャットフードは、アニモンダ「フォムファインステン マイルドメニュー 七面鳥」で、太りやすい体質のウェイトコントロールをしてくれます。
ナチュラルバランス「ウルトラプレミアム インドアキャットフォーミュラ 」は尿路ケア、毛玉ケアができる成分を配合してしています。
長毛種の猫の被毛維持をケアする成分を配合しているのは、ロイヤルカナン「インテンス ビューティ ウェット」で、被毛にツヤ感がでます。
少量でも栄養価が高いドライフードは、手軽に与えられ歯石予防にもなるのが特徴です。
完全栄養食で毎日の主食に適しているドライフードは、以下になります。
- グランツ「チキン&サーモン 全年齢」
- レティシアン「カナガンキャットフード サーモン」
- ナチュラルバランス「ウルトラプレミアム インドアキャットフォーミュラ 」
- ピュリナワン「避妊・去勢した猫の体重ケア」
- ファインペッツ「キャットフード」
- 犬猫生活「キャットフード オールステージ用」
穀物を使用していないキャットフードには、
- グランツ「チキン&サーモン 全年齢」
- レティシアン「カナガンキャットフード サーモン」
- 犬猫生活「キャットフード オールステージ用」
があり、穀物アレルギーに配慮されています。
消化吸収率がよく胃腸への負担が少ないのは、ファインペッツ「キャットフード」です。
ピュリナワン「避妊・去勢した猫の体重ケア」は、避妊や去勢手術をして太りやすくなった猫の体重管理に配慮されています。
キャットフードの選び方
愛猫の毎日のごはんに、キャットフードを与えている飼い主様は多いですね。キャットフードを購入するときは、何を基準に選んでいるのでしょうか。
猫はきまぐれで、味の好みもよく変わりますね。飽きてしまうたびに、新しいキャットフードを探しているかも知れません。
キャットフードは食いつきのよさも必要ですが、健康管理に役立つことも大切です。キャットフードの選び方は、愛猫の年齢や体質に合わせて選ぶのが良い方法です。
猫は年齢ごとに、必要な栄養素やカロリーも異なります。また、体質により疾病予防に役立つキャットフードが必要な場合もあります。
愛猫の年齢や体質に合わせた、キャットフードの選び方をご紹介します。
年齢に合わせて選ぶ
猫の成長段階は大きく3つに分かれます。成長期に当たる子猫の時期、体が出来上がる成猫期、衰えが目立つ老猫期です。
それぞれの成長段階では必要な栄養素やカロリーが異なります。
ライフステージごとにそれぞれの体に合わせた、適切なキャットフードを選んであげましょう。
子猫
子猫の時期は体が大きくなる成長期にあたり、たくさんの栄養素とカロリーを必要とするのが特徴です。
母猫の母乳から卒業し、次第に成猫用のキャットフードに切り替えます。まだ胃袋が小さいので、一度にたくさんのキャットフードを食べ切ることができません。子猫には1日分を何回かに分けて与えるのがよいでしょう。
うまく噛めないことも多く、ドライフードを与えるのならミルクやお湯でふやかし柔らかくして与えます。水分が多く、柔らかで食べやすいウェットフードは子猫に向いています。
ブッチ「ブルー・レーベル 」は、水分を多く含んだウェットフードで、ヒューマングレードの原材料を使用しています。発育段階に合わせ好みの大きさに切り分けられるので、子猫のためのキャットフードに向いています。
(ブッチ公式サイトより引用)
成猫
成猫は体ができあがった大人の猫で、成長期の子猫の様にカロリーをあまり必要としません。生活習慣によっては運動不足で肥満になる猫がいるなど、個体差が大きいのも特徴です。
おやつの与えすぎは肥満につながるので、適正体重を維持できるように健康管理をしっかりとしてあげましょう。
また、キャットフードに飽きてしまい、食べなくなる猫もいます。カロリーを多く必要としなくても、健康を維持する栄養素は必要なので、食いつきのよいキャットフードを選びましょう。
アイシア「黒缶3P かつお」は、食いつきがよい成猫向きのキャットフードです。嗜好性の高いウェットフードで、原材料に猫の好むカツオを使用しています。DHA、EPA、鉄分、タウリン、ビタミンEが豊富に含まれ健康維持に役立ちます。
(アイシア公式サイトより引用)
猫はキャットフードの風味に敏感で、開封してから日数の経ったものには食いつきが悪くなる傾向があります。
グランツ「チキン&サーモン 全年齢」は、500gづつパックされ開けたての新鮮な風味が続きます。グレインフリーのプレミアムキャットフードで、小粒の食べやすいサイズ感も味に敏感な猫に向いています。
老猫
猫の品種により若干異なりますが、7歳ごろからシニア期に入る猫が多くいます。シニアになると代謝の衰えから、カロリーを多く必要としません。
食べる量も少なくなるので、少量でも必須栄養素が摂取できるキャットフードが必要です。
猫には泌尿器関連の疾患が多くみられます。腎臓に疾患を抱えることが多いのも、シニア猫の特徴です。キャットフードは少量でも栄養素を摂取できるものや、腎臓、泌尿器関連に配慮のあるものを選んであげましょう。
犬猫生活「キャットフード オールステージ用」は、タウリンなど必須アミノ酸を豊富に含む肉類を使用しています。低温加熱製法で栄養素を損なうことが少なく、少量でも栄養を摂取できるので、食の細くなった老猫にも向いています。
(犬猫生活公式サイトより引用)
猫種別で選ぶ
猫は犬のように品種によって体格が大きく変わることは少ないです。しかし、短毛種と長毛種では被毛の維持や毛玉など、必要なケアも少し変わります。
また、体重が6キロ以上になる大型猫では、必要とするカロリーも多くなります。
猫の品種別の特徴と、キャットフードの選び方をみていきましょう。
短毛種
短毛種の猫は比較的四肢が長く、引き締まった体をしているのが特徴です。
短毛種の猫は活動的なことが多く、カロリーを多く必要とします。猫の性格により運動をあまりしない場合には、おやつの与え過ぎなどに注意し、肥満にならないように気を付けましょう。
キャットフードには体重に合わせた適切な給与量があるので、こまめに体重を計り必要な量を与えるようにします。
主な短毛種の猫は、アメリカンショートヘア、アビシニアン、ベンガル、マンチカンです。
短毛種の猫に向いているのは、レティシアン「カナガンキャットフード サーモン」で動物性タンパク質を60%も使用し、活動的な猫の体を維持します。消化のよいサツマイモを使用し、満足感ある食べ応えで体重コントロールにも向いています。
(レティシアン公式サイトより引用)
長毛種
長毛種の猫はふわふわと長い被毛に覆われ、ずんぐりとした体型が特徴です。
長毛種の猫はツヤのある被毛を保つため良質な油分を必要とし、不足するとパサついてツヤがなくなります。短毛種の猫に比べ、被毛を保つ成分が配合されたキャットフードを選ぶとよいでしょう。
長毛種は長い被毛で体型が隠れてしまうため、太り過ぎていないか触って確認をします。
主な長毛種の猫は、ペルシャ、ヒマラヤン、サイベリアン、ソマリです。
ロイヤルカナン「インテンス ビューティ ウェット」は、長毛種の猫に向いています。長い被毛をケアする成分が入っているので、ツヤのある被毛を維持します。ウェットフードなので水分補給もでき、皮膚の健康維持にも役立ちます。
(ロイヤルカナン公式サイトより引用)
大型猫
体重がおよそ6キロ以上になる大型猫は、他の猫種に比べ成長が遅く子猫の時期が長いのが特徴です。大きい体を維持するために、栄養素やカロリーを多く必要とします。筋肉量も多いため動物性タンパク質がしっかりと摂取できる、キャットフードを選んであげましょう。
性格は比較的おっとりとしていることが多く、動作はゆっくりとしています。大型猫は被毛が長いことが多く、体型をチェックして肥満にならないように気を付けます。
主な大型猫はメインクーン、ラグドール、ノルウェージャンフォレストキャット、ラガマフィンです。
大型猫に向いているのは、ファインペッツ「キャットフード」です。筋肉量も多い大型猫の健康を維持する、栄養素やカロリーを豊富に含んでいます。消化吸収率がよく、少量でもしっかりと栄養が補えます。体重が10kgもある大型猫にも対応できるキャットフードです。
(ファインペッツ公式サイトより引用)
体質に合わせて選ぶ
キャットフードには猫の体質に合わせて、成分を調整しているものがあります。
避妊や去勢手術をした猫の場合では、ホルモンバランスが変化し太りやすい体質になります。代謝が悪いとカロリーを消費できず、肥満の原因にもなるのでそのような体質には、カロリーコントロールができるキャットフードが向いています。
毛玉ケアへの配慮や、泌尿器関連をケアする成分配合のキャットフードなど、愛猫の体質に合わせて選びましょう。
避妊や去勢手術をしている
繁殖を望まない猫では避妊や去勢手術をしていることが多いですが、ホルモンバランスの変化から太りやすい傾向にあります。
そのような体質の場合には、カロリーを抑えたキャットフードが向いています。低カロリーでも必要な栄養素を摂取でき、満足感があるキャットフードを選んであげましょう。
避妊や去勢手術をしている猫に向いているのは、ピュリナワン「避妊・去勢した猫の体重ケア」はオールステージ対応のドライフードです。カロリーコントロールが必要な猫向きで、同ブランドのキャットフードと比較すると約8%、カロリーが低くなっています。
アニモンダ「フォムファインステン マイルドメニュー 七面鳥」は、水分の多いウェットフードで避妊や去勢手術をしている猫に向いています。タンパク質やビタミン、ミネラルが豊富に含まれ、太りやすい猫のウェイトコントロールに配慮されています。
(アニモンダ公式サイトより引用)
毛玉ケア
猫の被毛は抜けやすいため、毛繕いのたびに毛を飲み込んでしまいます。多くは便で排出されたり吐き戻しますが、換毛期になると抜ける被毛の量が多いので、量が多いとお手入れして飲み込んでしまった被毛が量が多いと体内に残り消化器官などに悪影響を及ぼします。
特に毛が抜け変わる時期には飲み込んだ毛はヘアボールとなり、体内に残ってしまうため、排出を促すキャットフードが向いています。毛玉ケア用のキャットフードには食物繊維が配合されているので、溜まった毛玉は便と一緒に排出されやすくなります。
毛玉ケアに向いているキャットフードは、ピュリナワン「避妊・去勢した猫の体重ケア」です。天然の食物繊維がたっぷりと配合されているので、毛玉をスムーズに排出し健康維持をサポートしてくれます。
(ピュリナワン公式サイトより引用)
泌尿器ケア
猫は水をあまり飲まないため尿が濃くなる傾向があり、泌尿器関連の疾患が多くみられます。
膀胱炎や尿路結石などがおきやすくなるため、尿のpHを弱酸性に保つ必要があります。尿のpHを弱酸性に保つキャットフードを選び予防をしてあげましょう。また水分を補給することも大切になので、水をあまり飲まない猫にはウェットフードが向いています。
グランツ「チキン&サーモン 全年齢」はクランベリーとブルーベリー配合で尿路ケアに配慮されています。
ナチュラルバランス「ウルトラプレミアム インドアキャットフォーミュラ 」は室内猫のためのプレミアムキャットフードです。猫が必要とするタウリンやビタミン、クランベリーなどを配合し、下部尿路の健康維持をサポートします。
(ナチュラルバランス公式サイトより引用)
尿pHコントロールで尿pHを弱酸性にし、泌尿器疾患防止に配慮があるのはピュリナワン「避妊・去勢した猫の体重ケア」です。
選び方からは以下のキャットフードが向いていることがわかりました。
キャットフードの価格を安く抑える方法
愛猫の毎日のごはんには健康的なものをあげたい、と思う飼い主様は多くいますね。
キャットフードには高品質な原材料を使用したプレミアムキャットフードもあり、価格が高くなる傾向があります。できればキャットフードの価格を安く抑えたいですね。
しかし、安いキャットフードには粗悪な原材料が使用されていたり、危険な添加物が使われている可能性があります。安いだけのキャットフードは与えたくないものです。
品質と価格が釣り合う、コスパのよいキャットフードを安く購入したいですね。キャットフードの価格を安く抑える方法には、定期購入やまとめ買いなどがあります。
愛猫の健康を願う飼い主様のために、キャットフードの価格を安く抑える方法をご紹介します。
定期購入で価格を安く抑える
キャットフードの価格を安く抑えるには、定期購入するという方法があります。
定期購入では割引された価格で購入でき、決まった期間ごとにキャットフードが送られてきます。買い忘れや品切れになる心配がなく安心です。
(グランツ公式サイトより引用)
商品名 | 通常販売価格 | 定期購入価格 |
チキン&サーモン 全年齢 | 2,000円 | 3袋4,800円 |
カナガンキャットフード サーモン | 5,038円 | 4,030円〜 |
ブルー・レーベル | 1,650円 | 1,485円 |
キャットフード オールステージ用 | 6,908円 | 5,258円 |
定期購入割引があるのは、グランツ「チキン&サーモン 全年齢」です。定期便では初回が63%割引、2回目は毎月3袋セットで20%割引となります。
レティシアン「カナガンキャットフード サーモン」の定期購入割引は、毎月1袋購入で10%の割引、2袋以上で15%、5袋以上で20%の割引価格になります。
定期購入で10%割引になるブッチ「ブルー・レーベル」 は、通常販売価格1,650円が1,485円になります。1個あたり165円安く購入できます。
犬猫生活「キャットフード オールステージ用」の定期購入は、通常販売価格6,908円が5,258円になります。1個あたり1,650円安く購入できます。
数量をまとめて購入する
何個かまとめて購入することで、キャットフードの価格を安く抑えることができます。
多頭飼いの場合では消費するキャットフードの量も多く、まとめて購入すると価格が安くなります。また、まとめ買いをすることで送料が無料になる場合もあります。
6袋購入すると送料無料になるのは、グランツ「チキン&サーモン 全年齢」です。
レティシアン「カナガンキャットフード サーモン」の定期購入割引では、毎月5袋以上購入すると20%割引になります。1袋につき通常販売価格5,038円が4,030円で購入でき、1袋あたり1,008円安くなります。
(レティシアン公式サイトより引用)
ファインペッツ「キャットフード」は、3kg以上まとめて購入すると送料を無料にすることができます。
ブッチ「ブルー・レーベル」では、7,700円以上購入することで送料無料になります。
6,500円以上購入すると送料無料になるのは、犬猫生活「キャットフード オールステージ用」です。
初回限定お試しを利用する
初めてのキャットフードを購入するときは、食べてくれるか心配になりますね。購入してから食べてくれなかったら困ってしまいます。
そのようなときには愛猫が食べてくれるか試すために、初回限定お試しで購入するとよいでしょう。初回限定お試しでは、キャットフードの価格を安く抑えられます。
グランツ「チキン&サーモン 全年齢」の「初回セット(1袋+他の味サンプル)」が980円で購入できます。送料も無料になっています。
通常販売商品のキャットフードで初回限定お試しできるのは、ファインペッツ「キャットフード」です。「キャットフードお試し用」1.5kgが3,637円で購入できます。1.5kg入りの通常販売価格4,546円なので909円も安く購入できます。
(ファインペッツ公式サイトより引用)
商品名 | 初回限定お試し価格 |
チキン&サーモン 全年齢
(初回セット) |
980円 |
ファインペッツ「キャットフード」 お試し用1.5kg |
3,637円 |
会員ポイントを貯める
公式通販サイトでは会員になるとポイントを貯めることができ、次回以降の購入で利用できます。
貯まったポイントを利用すると、キャットフードの価格を安く抑えることができます。ポイントは購入金額に応じて増え、割増ポイントが付与されることもあります。
アニモンダ「フォムファインステン マイルドメニュー 七面鳥」の公式通販サイト「アニモンダとハンターの専門店ジャーマンペット」では購入金額に応じてポイントが貯まり、1ポイント1円として次回以降の購入に利用できます。
(ロイヤルカナン公式サイトより引用)
ロイヤルカナン「インテンス ビューティ ウェット」の公式通販サイト「マイ ロイヤルカナン」では購入金額に応じてポイントが貯まります。定期購入ではポイントが加算され、最大で10%の還元率があります。
当記事監修、ふくふく動物病院院長 平松育子様よりアドバイス
平松 育子様
キャットフード選びでお困りの方へアドバイスさせていただきます。
猫に必要な栄養とは
猫に必要な栄養素は「タンパク質」「炭水化物」「脂肪」「ミネラル」「ビタミン」の5大栄養素と新鮮な水です。必要な栄養素の種類は猫も犬もヒトも変わりませんが、必要量と割合が異なります。
猫は肉食動物ですが、脂肪20%、タンパク質35%、炭水化物45%の割合で栄養を必要とします。ヒトは脂肪14%、タンパク質18%、炭水化物68%の割合が理想的とされていますので、私たちに比較するとタンパク質必要量は約2倍です。
猫には猫用に特別に考えられたキャットフードをあげることが健康の秘訣です。
また、ライフステージによって必要な栄養バランスは異なります。ライフステージは一般的に「幼猫期」「成猫期」「高齢期」「妊娠・授乳期」に分類されますが、それぞれの時期によって必要とする栄養素の割合やエネルギーが異なります。そのため、ライフステージに合わせたキャットフードを選びましょう。
全年齢用のキャットフードもありますが、体重を測定したりBCS(ボディコンディションスコア)を確認しながらフードの量を調節してください。
理想的なフード選び
大切な猫ちゃんたちが健康で長生きしていく上でフード選びは非常に重要でしょう。
選択するポイントとしては以下のことが考えられます。
- 年齢に合っているもの
- 病気に合っているもの
- 品質がよいもの
- 続けることができる金額であること
尿路結石などの下部尿路疾患になった場合や、腎不全や食物アレルギーの診断が出た場合は、今まで通りに好みや食べやすさでキャットフードを選んであげることができなくなることもあります。
特にフード変更を必要とする状態でないのであれば、猫ちゃんに必要な栄養を満たしているもので、経済的に無理なく続けていくことができるものを選択するのがよいでしょう。
国内で販売されているキャットフードは成分や安全面でも基準を満たしているものですので安心して選んでいただいてもよいと思います。
しかしそうは言っても、添加物や含まれている成分はやはり気になります。
むやみやたらに着色されているものもありますが、私たちが認識できる色であっても猫ちゃんには認識できない色もあり、猫ちゃんが色を楽しむことはおおよそないと思われます。
カラフルな色がついているものは猫ちゃんにとって必要ないといえるでしょう。
どのようなキャットフードがよいのかを選ぶのは飼い主様ですし、飼い主様が選んだものを猫ちゃん達は食べて生活します。本記事を参考にしていただき、猫ちゃんのキャットフード選びにお役立てください。
平松 育子様
キャットフード選びのお役に立てれば幸いです。
犬・猫の皮膚科、内科なら、山口市のふくふく動物病院公式サイトはこちら
キャットフードでよくある質問・FAQ
猫のごはんの回数は?
離乳したての頃は頻回に与えるようにしましょう。その後は様子を見ながら減らしていき、半年過ぎたら3~4回程度にします。フードの種類によって与える量は異なるため、袋に記載されている推奨給与量やカロリーを参照するようにしましょう。成猫は2~4回が目安です。
(参考:アイシア|【獣医師監修】猫のごはんのあげかた│食事の選び方・回数・量、与えてはいけないものまですべてわかる)
キャットフードの保存方法は?
ドライフードは、ビタミンの破壊や脂質の酸敗を防ぐために湿気の少ない涼しい場所で保存しましょう。猫の手が届くと爪や歯で袋に穴を開けフードが劣化する可能性があるため、猫が触れない場所が最適です。冷蔵庫での保存は、温度が低くドライフードの油脂が固まり風味が落ちるのでおすすめしません。ウエットフードは基本的に開封した日に食べきるようにしましょう。
(参考:日本ペットフード|キャットフードの保存方法!おいしく安全に保つためのポイントとは?)
保存料などの添加物が入っていないものを選んだ方がいい?
ドライフードは保存することを前提としているため、ほとんどのフードで保存性を高める酸化防止剤が使用されています。酸化防止剤には化学合成のものと天然由来のものがあります。化学合成のものはペットフード安全法により使用量の上限が決められていて、基準値以下の使用であれば健康に影響はないとされています。それでも酸化防止剤が気になる場合は、天然由来のものを選ぶようにしましょう。
(参考:ヒマラヤン動物病院|ペットフードについて)
食物アレルギーがある場合はどんなキャットフードを選べばいいの?
発疹や嘔吐、下痢などの症状がある場合は食物アレルギーの可能性があります。動物病院を受診し、食物アレルギーを引き起こす食品を特定しましょう。アレルギー対策としてのフードは「療法食」と記載されているものを選ぶようにしてください。
(参考:サニメド|猫の療法食とは?目的や主な種類、与える際の注意点と食べないときの対処法)
どうやって猫の好みに合うフードを選べばいいの?
一般的に犬は好奇心旺盛で食べることが好きなため、あまり好みでないフードでも残さず食べることが多いです。一方、猫は食べ物に対して警戒する傾向があるため、少し嫌なだけでも食べないことがあります。そのため、猫がおいしそうに食べる場合は好みのフードであると判断して問題ありません。鶏肉、魚、牛肉、鹿肉など、さまざまな味を試してみましょう。猫は個々に好みが異なるため、いろいろな風味を与えてみるといいでしょう。少量パックが用意されているものだと無駄が少なくて済みます。
(参考:たまのおねだり|猫の好みを知って攻略!魚や肉、タイプ別おすすめのおやつ紹介)
猫におやつって必要なの?
猫におやつを与えることは必須ではありませんが、食事以外の楽しみやトレーニングの一環として役立ちます。おやつは主食ではないですし、カロリーが高いものもあるため量に注意しましょう。添加物の少ない自然素材を使用したおやつは健康リスクを減らすことができるためおすすめです。人間の食べ物はなるべく与えないようにしましょう。
(参考:ペティオ|【獣医師監修】子猫におやつを与えるのはOK?種類や与え方を解説)
まとめ
キャットフード1kgあたりの価格相場は、796円~4,604円でした。
キャットフードの価格が一番安かったのは、アイシア「黒缶3P かつお」で、1kgあたり796円(通常販売価格 398円/480g)、一番高かったのは犬猫生活「キャットフード オールステージ用」で、1kgあたり4,604円(通常販売価格 6,908円/1.5kg)でした。
キャットフードは毎日主食とする総合栄養食でも、ドライフードやウェットフードなど区分の違いがあり価格も異なりました。使用する原材料の品質にも差があり、単純に比較するのは難しいという印象を受けました。
キャットフードの選び方では猫の体質に合わせて選ぶこと、また猫の好みに合うことが食いつきよく食べてくれる秘訣でした。
子猫に向いているキャットフードはブッチ「ブルー・レーベル 」で、ヒューマングレードの原材料を使用し健康な体づくりをサポートします。水分を多く含んだウェットフードで、好みの大きさに切り分けられる特徴がありました。
成猫向きのキャットフードはアイシア「黒缶3P かつお」です。原材料に猫の好むカツオを使用し、食いつきがよくなっています。
老猫には少量でも栄養を摂取できる犬猫生活「キャットフード オールステージ用」が向いていました。タウリンなど必須アミノ酸を豊富に含む肉類を使用しています。
活動的な短毛種の猫向きなのは、レティシアン「カナガンキャットフード サーモン」で動物性タンパク質を多く使用し、活動的な猫のサポートをしてくれます。
長毛種の猫のツヤ感ある被毛を保つことができるのは、ロイヤルカナン「インテンス ビューティ ウェット」です。被毛ケア成分入りで皮膚や被毛を守ります。
大型猫の健康維持に向いていたのはファインペッツ「キャットフード」で、栄養素やカロリーを豊富に含み、少量でもしっかりと栄養を補えるのが特徴でした。
アニモンダ「フォムファインステン マイルドメニュー 七面鳥」は、太りやすい猫のウェイトコントロールに配慮があり、避妊や去勢手術をしている猫向きでした。
ピュリナワン「避妊・去勢した猫の体重ケア」は、毛玉ケアにも向いていました。
クランベリー配合で泌尿器関連のケアに向いていたのは、ナチュラルバランス「ウルトラプレミアム インドアキャットフォーミュラ」でした。
キャットフードには猫の年齢や体質に合わせて、健康をサポートする工夫がたくさんありました。猫が健康で、長生きしてくれることを願っている愛情が伝わってきますね。
猫は毎日食べるごはんから栄養をとり、健康な体を維持しています。飼い主様の愛情は、猫のごはん選びにあらわれていますね。
愛猫が元気で長生きしてくれる、キャットフード選びに役立ててくださいね。
キャットフードの料金比較表
画像 | ||||||||||
ブランド名 | アイシア | アニモンダ | グランツ | レティシアン | ナチュラルバランス | ピュリナワン | ファインペッツ | ブッチ | 犬猫生活 | ロイヤルカナン |
商品名 | 黒缶3P かつお | フォムファインステン マイルドメニュー 七面鳥 | チキン&サーモン 全年齢 | カナガンキャットフード サーモン | ウルトラプレミアム インドアキャットフォーミュラ | 避妊・去勢した猫の体重ケア | キャットフード | ブルー・レーベル | キャットフード オールステージ用 | インテンス ビューティ ウェット |
1kgあたりの価格 | 796円〜 | 3,630円〜 | 4,000円〜 | 3,358円〜 | 2,640円〜 | 1,090円〜 | 3,030円〜 | 2,062円〜 | 4,604円〜 | 3,325円〜 |
通常販売価格 | 398円〜 |
363円〜 | 2,000円〜 | 5,038円〜 | 2,640円〜 | 2,180円〜 | 4,546円〜 | 1,650円〜 | 6,908円〜 | 3,392円〜 |
タイプ | ウェットフード (缶入り) |
ウェットフード (アルミトレイ) |
ドライフード (小粒) |
ドライフード (小粒) |
ドライフード (小粒) |
ドライフード (3種類の粒) |
ドライフード (小粒) |
ウェットフード (ワンパッケージ入り) |
ドライフード (不揃い) |
ウェットフード (レトルトパウチ) |
特徴 | 原材料はカツオ。コンビニやスーパーでも購入することができます。 | 避妊や去勢手術をした後やあまり水を飲まない猫に最適です。 | 穀物アレルギーの猫でも食べることができるグレインフリーのフードです。 | グレインフリーで高品質タンパク質が60%も含まれているフードです。 | 消化吸収が良く、泌尿器関連のケアにも最適なフードです。 | 避妊や去勢手術をした後のウェイトコントロールに最適なフードです。 | 全ての猫種、年齢に合うように作られています。 | ニュージーランド産ラム、フィッシュ、チキンを使用した無添加フードです。 | 獣医師が監修したグレインフリー、国産無添加のフードです。 | 美しい被毛を維持したい猫専用のウェットフードです。 |
内容量 | 160g×3缶 | 100g | 500g | 1.5kg | 1kg | 2kg | 1.5kg | 800g | 1.5kg | 85gx12個 |
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